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BOE、ECB政策金利系まとめ

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2013年8月 2日

BOE、ECB政策金利まとめ 8月

2013/08/01 (木) 20:00

英中銀政策金利
結果 0.50% 何のサプライズも無い
予想 0.50%
現行 0.50%

英中銀資産購入枠 20:00
結果 3750億ポンド 何のサプライズも無い
予想 3750億ポンド
現行 3750億ポンド

  

2013/08/01 (木) 20:45

ECB政策金利
結果 0.50% 何のサプライズも無い
予想 0.50%
現行 0.50%

  

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

「最新の情報は、これまでの我々の評価を確認した。」
「ユーロ圏の基調物価の上昇圧力、引き続き抑制される見込み。」
長期にわたり金利は現水準かそれを下回る水準。」
「最近の統計は、さらなる改善を示した。」
「金融政策スタンスは、正当化される緩和の程度を維持する方向にある。」
「我々の金融政策スタンスは、年後半と2014年の回復を支援。」
経済は安定化し、緩慢なペースで回復するだろう。」
ユーロ圏の経済リスクは引き続き下向き。」
流動性は引き続き潤沢にする。」(貨幣ジャブジャブ)

「短期金融市場の利上げ期待は正当化できない。」
「ガイダンスを数値基準に結びつける議論はしなかった。」
「フォワードガイダンス、短期金利に関しては部分的に成功した。」
「全会一致でフォワードガイダンスを確認した。」
「ECBはこの日、フォワードガイダンスのみ討議した。」
「毎回、文言を繰り返すべきかどうかを討議した。」
「議事録に関する提案は秋に提示する。」

  

  

BOE金利、BOE資産買い入れ額は市場予想どおりの据え置き、

その後のECB金利も、市場予想どおりの据え置きで全くサプライズ無し。

  

その後のECB総裁ドラギ会見は、

金利に関しては、ほぼ全面的に悲観的な内容でした。

米経済が底を打った感じで上昇傾向なのとは対照的で、

欧州は深い問題を抱えている印象です。

  

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE金利では、材料織り込み済みで動かず

ECB金利では、材料織り込み済みで動かず

・ドラギ会見で、乱高下の後、ユーロ失望売り

となるのが自然に思えます。  

 

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

・NYダウ の値動き

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2013年7月 5日

BOE、ECB政策金利まとめ 7月

2013/07/04 (木) 20:00

英中銀政策金利
結果 0.50% 何のサプライズも無し
予想 0.50%
現行 0.50%

英中銀資産購入枠
結果 3750億ポンド 何のサプライズも無し
予想 3750億ポンド
現行 3750億ポンド

BOE声明 同時発表(異例)

英インフレ率は短期的には上昇する見込み」
市場金利の上昇は経済見通しに重石
「資産価格は乱高下している」

b0702138A[1].jpg
(7月からBOE新総裁Kearney、元々BOC総裁だった人)

  

2013/07/04 (木) 20:45

ECB政策金利
結果 0.50% 何のサプライズも無い
予想 0.50%
現行 0.50%

 

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

「中期的に基調物価圧力は抑制されている。」
「必要な限り金融政策を緩和的にとどめる。」
ECBの金利は長期にわたり低水準にとどまる
「ユーロ圏の成長リスクは引き続き下向き。」
「最近の市場金利の上昇は成長に重しの可能性。」
「長期の期間についての定義付けは控える。」
「理事会はフォワードガイダンスを示すという前例のない措置を取った。」
「ガイダンスについては複数の形式を議論した。」
国債買入れ計画はこれまで通り効果的な安全策、実施に移す準備は整っている」
利下げに関して幅広く協議。」
「理事会、予見可能な将来の金利へのバイアスは下向き。」
長期間とは6ヶ月や12ヶ月という期間ではない。」
出口は大変遠い。」
「他の中銀の政策決定に反応しているわけではない。」
「為替レートはECBの政策目標ではない。」
「為替相場は物価と成長にとって重要。」

  

  

BOE政策金利決定会合は、

7/1に新しく総裁に就任した、Kearney新総裁の下での初会合となりました。

政策金利、資産買い入れ(量的緩和)規模は、市場予想どおりの据え置きで、

何のサプライズもありませんでしたが、

今回は異例の声明同時発表となりました。

(通常は、金利を変更する場合だけ声明を発表する)

声明の内容自体は大してサプライズも無い内容でした。

 

その後のECB金利も、市場予想どおりの据え置きで全くサプライズ無し。

  

その後のECB総裁ドラギ会見は、

ほぼ全面的に悲観的な内容でした。

追加利下げについて踏み込んだ言及をするなど、

緊迫した状況が長期間続きそうな雰囲気でした。

 

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE金利では、材料織り込み済みで動かず

ECB金利では、材料織り込み済みで動かず

・ドラギ会見で、乱高下の後、ユーロ暴落

となるのが自然に思えます。

少なくとも、

ポンドが一方的に売買されるような材料には思えません。

 

 

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

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2013年6月 7日

BOE、ECB政策金利まとめ 6月

2013/06/06 (木) 20:00

英中銀政策金利
結果 0.50% 全くサプライズ無し
予想 0.50%
現行 0.50%

英中銀資産購入枠
結果 3750億ポンド 全くサプライズ無し
予想 3750億ポンド
現行 3750億ポンド

 

2013/06/06 (木) 20:45
ECB政策金利
結果 0.50% 全くサプライズ無し
予想 0.50%
現行 0.50%

 

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

「中期的に基調物価圧力はしっかり抑制されている。」
「必要な限り緩和姿勢を維持。」
「今年後半の段階的な回復見込む。」
「データはある程度の改善を示している。」
「あらゆる情報を非常に注意深く監視する。」
インフレへのリスクはおおむね均衡。」
「経済見通しには依然として下振れリスクがある。」
「昨夏以降の金融市場の大幅な改善、実体経済に波及する見込み。」
「非標準的な措置について多くの議論を行った。」
マイナスの中銀預金金利、技術的な準備は出来ているが直ちに行動する理由はない。」
信用動向に関するデータはそれほど良くない。
「行動する用意がある。」
「金利据え置きの決定は合意に基づくもの。」
「ECB内の見解の相違が誇張されている。」
「この日の協議は利下げすべきか否かではなかった。」
マイナス金利の技術的な準備は出来ている、事前にコミットしない。」

 

BOE金利、ECB金利、ともに市場予想どおりの据え置きで、

何のサプライズもありませんでした。

 

その後のECB総裁ドラギ会見は、 一部希望の持てる話もありましたが、

どちらかというと下向きの内容で、

ユーロについて 楽観・安心できる内容ではありませんでした。

追加利下げ、マイナス金利について踏み込んだ言及をするなど、

緊迫した状況がしばらく続きそうな雰囲気でした。

 

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利では、材料織り込み済みで動かず(どちらかというと下方向)

・ドラギ会見で、乱高下の後、ユーロ売り

となるのが自然に思えます。

少なくとも、

ユーロが一方的に上昇するような

材料には到底思えません。 

 

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

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2013年5月 3日

ECB(欧州中銀)政策金利まとめ 5月、遂にECBが利下げ!!!政策金利0.5%に引き下げ!!

2013/05/02 (木) 20:45

ECB政策金利
結果 0.50% 予想どおりの利下げ!サプライズはないが悪材料
予想 0.50%
現行 0.75%

何のサプライズも無いが、悪材料。

 

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「流動性や信用強化を含め、多くの決定を下した。」
弱い経済センチメントが春にかけて続いた。」
年内には回復へ。」
「金融政策スタンスは、必要な限り緩和的とする。」
「経済・金融面での今後の情報を注視する。」
「マネーマーケットの状況や、金融政策スタンスへの影響の可能性を注視。」
「固定金利での全額供給を必要な限り、少なくとも2014年7月8日まで続ける。」
「中小企業向けABS市場支援のための諮問開始を決定。」
成長のリスクは引き続き下向き。」
今年下期に景気は徐々に回復する見込み。」
「成長見通しは、予想下回る内外需要や改革の遅れなどの下振れリスク次第。」
中期的なインフレリスクはおおむね均衡
「年内のインフレ率は引き続き振れが大きい可能性。」
「インフレ上振れリスクは商品価格、下振れリスクは景気鈍化。」
「融資状況の低迷は、現在の景気サイクル・信用リスク拡大・バランスシート調整を反映。」
タイトな信用状況、一部ユーロ圏諸国の中小企業で顕著。」
「単一の監督・整理メカニズムが不可欠。」
「ユーロ圏諸国、債務比率引き下げに向け財政健全化への努力を緩めるべきではない。」
「きょう下した金利以外の決定を過小評価すべきではない。」
「必要なら措置を講じる用意。」
実体経済と金融面での弱い状況を踏まえ行動した。」
「上下金利幅の縮小、EONIA金利を押し下げる見込み。」
分断状況が後退している兆候が見られる。」
経済活動の低迷が今や、中核経済にも影響している。」
金融政策は極めて緩和的。」
「資金調達状況が非常に緩和されている。」
「財政健全化でのこれまでの進展を緩めてはならない。」
「25BPの利下げ、かなりのコンセンサスで決定。」
「(追加利下げの可能性について、)あらゆるデータを検討する
技術的には用意ある(マイナスの預金金利についての質問に)」
マイナス金利には意図せざる影響あるが、決定した場合には対応する。」
「中小企業向け貸し出し支援については、結論にはほど遠い状況。」
「ECBは独立しており、これは独国民にとっても重要(メルケル独首相の金利発言について)」
「ユーロ圏への資本流入が見られる。」
「資金調達面に比べて、融資面での進展はあまり見られない。」

 

ECB金利は、市場予想どおりとはいえ利下げで、

悪材料が出ました。

 

その後のECB総裁ドラギ会見は、

どちらかというと下向きで、ユーロについて

楽観・安心できる内容ではありませんでした。

追加利下げ、マイナス金利についても言及するなど、

緊迫した状況がしばらく続きそうな雰囲気でした。

 

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利では、材料織り込み済みで動かず(どちらかというと下方向)

・ドラギ会見で、乱高下の後、ユーロ売り

となるのが自然に思えます。

少なくとも、

ユーロが一方的に上昇するような

材料には到底思えません。 

 

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

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・ポンドドル の値動き

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2013年4月 5日

BOE、ECB政策金利まとめ 4月

2013/04/05 (金)

20:00 英中銀政策金利
結果 0.50%  サプライズ無し
予想 0.50% 
現行 0.50%

20:00 英中銀資産購入枠
結果 3750億ポンド サプライズ無し
予想 3750億ポンド 
現行 3750億ポンド

     

20:45 ECB政策金利 
結果 0.75% サプライズ無し
予想 0.75% 
現行 0.75%

    

何のサプライズも無し

    

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

インフレ圧力は当面抑制される見通し。」
「ユーロ圏では下半期に段階的な回復が始まる見通し、下振れリスクはある。」
「ECBの金融政策スタンスは必要な期間、緩和的であり続ける。」
インフレを非常に注意深く監視する。」
物価安定に関するデータを評価する。」
「市場の状況を注意深く監視している。」
成長へのリスクは下向き。」
インフレリスクは概ね均衡。」
「インフレの上振れリスクは税金や原油価格。」
「インフレの下振れリスクは経済活動の弱まり。」
「据え置き決定はコンセンサスによる。」
「金利について広範な討議を行った。」
「銀行システムの資本不足や政府の行動不足を補うことはできない。」
「われわれの制度の範囲内で行動しなければならない。」
「政府やEIBのような機関は、中小企業の資金調達を支援できる。」
「中小企業の資金調達を支援する道を引き続き検討するが、ECBの制度や責務の範囲内で行う。」
インフレが2%を大幅に下回る水準に低下しているとの裏付けがある。」
「分断が問題になっていない国にも低迷が拡大している。」
「資金調達サイドの分断が縮小している兆候がある。」
「今後のデータをすべて評価する、行動する用意がある。」
「決してあらかじめコミットしない(利下げの可能性について)」
「為替レートはECBの政策目標ではない。」
「為替レートは成長や物価安定にとって重要。」
「あえて言えば、キプロス問題はECBのユーロ支援の決意を固くした。」
「キプロスへの対応は雛形ではない。」
キプロス、ユーロ離脱には大きなリスクをはらむ。」
「キプロスはユーロ圏にいようがいまいが改革必要。」
「ESMがアイルランドの銀行に直接資本注入するかは、ユーログループが決定する。」
「ECBは常にさまざまな措置を議論する。」
「標準的な措置と非標準的な措置の両方を検討している。」
G20声明は、日本を含むG20各国が合意した内容(日銀の政策転換の波及効果について)」
「ユーロ圏の分裂を予想している人はユーロに投じられた政治的資本をかなり過小評価している。」

       

BOE金利は、

市場予想どおりの据え置きで

サプライズは全くなし。

  

ECB金利も、

市場予想どおりの金利据え置きで、

サプライズはまったくありませんでした。

     

その後のECB総裁ドラギ会見は、

どちらかというと下向きで、ユーロについて

楽観・安心できる内容ではありませんでした。

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE金利では、材料織り込み済みで動かず、

ECB金利でも、材料織り込み済みで動かず、

・ドラギ会見で、乱高下の後、元の水準に(どちらかというとユーロ売り)

となるのが自然に思えます。

   

少なくとも、

ユーロが一方的に上昇するような

材料には到底思えません。 

   

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

   

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

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2013年3月 8日

BOE、ECB金利まとめ 3月

2013/03/07 (木)

21:00 英中銀政策金利
結果 0.50%  サプライズ無し
予想 0.50% 
現行 0.50%

21:00 英中銀資産購入枠
結果 3750億ポンド サプライズ無し
予想 3750億ポンド 
現行 3750億ポンド

     

21:45 ECB政策金利 
結果 0.75% サプライズ無し
予想 0.75% 
現行 0.75%

    

何のサプライズも無し

    

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「ユーロ圏のインフレ圧力は引き続き抑制される見通し。」
金融政策は緩和的。」
「最近の調査では、低位での安定が確認されている。」
「経済は2013年中に徐々に回復へ。」
「LTRO早期返済、金融市場の信頼改善を反映。」
「ECBの金融政策スタンス、流動性全額供給により引き続き緩和的。」
「指標は、経済が13年上期に安定し始めることを示唆。」
成長へのリスクは下向き。」
「域内・輸出需要と改革の遅れが成長の主なリスク。」
「14年のユーロ圏GDP伸び率見通しは0.0─2.0%、12月予想は0.2─2.2%
「14年のユーロ圏インフレ率見通しは0.6─2.0%、12月予想は0.6─2.2%
「インフレに関する数値はおそらくややムラがある。」
実質的な物価上昇圧力は引き続き抑制される見込み。」
インフレのリスクは概ね均衡。」
「物価の上振れリスクは税金と石油価格、下振れリスクは経済活動の弱まり。」
中小企業向け融資は引き続き厳しい状況。」
「財政健全化は改革の一環であるべき。」
「市場は、イタリア総選挙前の状況に戻った。」
「イタリア、財政調整の多くは今後も継続へ。」
ユーロ圏金融市場の信頼が回復している。」
「OMTのルールは明確。」
「ボールは政府の側にある。」
「特別なことは何も計画していない。」
利下げを協議した。」
「金利決定はコンセンサスによる。」
「インフレ予想は、基本的にECBの目標に一致。」
振るわないハードデータと明るいソフトデータとの間に開きがある。」
調査データはほぼ一貫して明るい内容。」
「大企業は自力での資金調達に支障ないが、中小企業には問題ある。」
「ECBの金融政策スタンス、必要な限り緩和的であり続ける。」
デフレはみられない。」
「物価の全体的な下落兆候はない。」
「トロイカは非常によく機能している。」
「欧州首脳の団結はまったく揺らいでいない。」
ユーロ相場は長期的な平均に沿っている。」
為替レートは政策目標ではない。」
「G20の声明を踏襲。為替レートは成長と物価安定にとって重要な要素、今後も注視する。」
「イタリアは他国同様に構造改革を進展させるべき。成功改革の唯一の方法。」
マイナス金利は検討したが、措置をとることにはコミットしない。マイナス金利の意図しない結果は深刻になる可能性ある。」

       

BOE金利は、

市場予想どおりの据え置きで

サプライズは全くなし。

  

ECB金利も、

市場予想どおりの金利据え置きで、

サプライズはまったくありませんでした。

     

その後のECB総裁ドラギ会見は、

好悪入り交じった内容となりましたが、

利下げ協議の話が飛び出てくるなど、

決して楽観・安心できる内容ではありませんでした。

    

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE金利では、材料織り込み済みで動かず、

ECB金利でも、材料織り込み済みで動かず、

・ドラギ会見で、乱高下の後、利下げの話あたりで絶望投げ、

となるのが自然に思えます。

   

少なくとも、

ユーロが一方的に上昇するような

材料には到底思えません。 

   

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

   

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

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2013年2月 8日

BOE、ECB政策金利まとめ 2月

2013/02/07 (木)

21:00 英中銀政策金利
結果 0.50%  サプライズ無し
予想 0.50% 
現行 0.50%

21:00 英中銀資産購入枠
結果 3750億ポンド サプライズ無し
予想 3750億ポンド 
現行 3750億ポンド

     

21:45 ECB政策金利 
結果 0.75% サプライズ無し
予想 0.75% 
現行 0.75%

    

何のサプライズも無し

    

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「インフレは今後数ヶ月2%を下回る見通し。」
インフレ圧力は引き続き抑制される見通し。」
「金融政策は緩和的。」
「ユーロ圏の景気低迷、2013年初めも続く見通し。」
「経済活動はその後、年内緩やかに回復する見通し。」
「期間3年の長期オペの早期返済は金融市場の自信回復を反映。」
「早期返済は銀行の判断によるもの。」
金融市場のセンチメントは改善している。」
成長見通しのリスクは引き続き下向き。」
「改革の遅れと地政学的問題が成長の主なリスク。」
インフレのリスクは概ね均衡。」
「物価の上振れリスクは税金と石油、下振れリスクは通貨高。」
「融資伸び悩み、現在のビジネスサイクル・信用リスクの高まり・バランスシート調整を反映。」
「過去の政策行動が実を結びつつある。」
「金融市場の状況と金融政策への潜在的影響を注意深く見守る。」
ユーロ高、ユーロ圏への信認のあらわれ。」
「為替レートはファンダメンタルズを反映すべき。」
ユーロの実質実効レートは長期的平均に近い。」
「為替レートは政策目標ではない。」
「為替レートは、成長の物価安定における重要な要素。」
「上昇が続くか見極める必要。」
「イタリア中銀はモンテ・バスキに関する全てのことを実施した。」
「EONIAの上昇に過度に神経質にはならない。構造的な要因も含めさまざまな要因が関連している可能性。」
中銀預金金利をマイナスにすることについて、理事会の立場は変わっていない。」
「ユーロに関して、ECBは他の国のような事はしていないが、政策は緩和的。」
「金利決定は全会一致。」
「金融状況の改善方法について討議。」
「独連銀総裁が中銀の独立性を懸念しているのは極めて正しい。政策がG20のコンセンサスを反映しない影響を為替に及ぼすのであれば、協議する必要。」

       

BOE金利は、

市場予想どおりの据え置きで

サプライズは全くなし。

  

ECB金利も、

市場予想どおりの金利据え置きで、

サプライズはまったくありませんでした。

     

その後のECB総裁ドラギ会見は、

好悪入り交じった内容となりました。

一方的に好材料とも、悪材料とも言えない内容です。

特にサプライズ的な発言もまったくありませんでした。

    

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE金利では、材料織り込み済みで動かず、

ECB金利でも、材料織り込み済みで動かず、

・ドラギ会見で、乱高下の後、結局元の水準に戻る

となるのが自然に思えます。

   

少なくとも、

ユーロが一方的に上昇・下落するような

材料には思えません。 

   

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

   

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

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2013年1月11日

BOE、ECB政策金利まとめ 1月

2013/01/10 (木)

21:00 英中銀政策金利
結果 0.50%
予想 0.50% 
現行 0.50%

21:00 資産購入枠
結果 3750億ポンド サプライズ無し
予想 3750億ポンド 
現行 3750億ポンド

     

21:45 ECB政策金利 
結果 0.75% サプライズ無し
予想 0.75% 
現行 0.75%

    

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

インフレは今年2%を下回る見通し。」
物価圧力は引き続き抑制される見通し。」
ユーロ圏の景気低迷は2013年も続く見通し。」
経済は年内に段階的に回復する見通し。」
バランスシートの調整と根強い不透明感が引き続き経済活動を圧迫する見通し。」
「ECBの金融政策スタンスは緩和的。」
「政府が財政・構造不均衡を是正することが必要不可欠。」
「複数の経済指標が概ね低水準で安定している。」
金融市場の信認は一段と改善している。」
経済見通しに下振れリスク。」
景気の下振れリスク、改革の遅れと地政学的問題に関連。」
インフレリスクはおおむね均衡。」
「インフレの下触れリスクは予想下回る経済。」
「インフレの上振れリスクは税金と原油価格。」
融資の伸び低迷は概ね現在のビジネスサイクルを反映。」
「金利決定は全会一致。」
「金利据え置き、債券利回りとCDSが大幅低下、株価も上昇が理由。」
ユーロ圏に力強い資本流入がみられる。」
「ECBのバランスシートは引き続き縮小、分断化は段階的に修復へ。」
実体経済は依然として弱い。」
「出口戦略は検討していない。」
「出口の前に景気回復の兆しを確認する必要がある。」
「アイルランドのOMT認可基準について、具体的にコメントせず。」
「全会一致の決定、きょうは利下げ要請はなかった。」
「今年は信用状況の改善が見られる見通し。」
「銀行の資本不足は大幅に改善した。」
ユーロ圏のテールリスクが取り除かれつつあることを歓迎。」
資本調達状況は満足できる状態(ECBの追加長期オペ実施への質問で)。」
「熱狂のリスクはみられない。」
早期の力強い回復は予想していない。」
一部で正常化がみられる。」
各国の銀行監督当局は大幅に積極的になっている。」
「バーゼルIIIの流動性規制緩和に関する最近の合意を歓迎。」
「失業と景気はECBの物価安定の判断で重要。」
「為替レートに関してコメントしないが、物価安定の非常に重要な要素。」
ユーロの実質実効為替レートは長期的平均水準にある。」
「LTROと担保ルールの緩和、英中銀の政策と非常に似ている。」
現状は不透明感が高い。」
すべてのユーロ圏諸国で大幅な進展がみられる。」
「自身の政策が成功したと断言するには時期尚早。」

       

BOE金利は、

市場予想どおりの据え置きで

サプライズは全くなし。

  

ECB金利も、

市場予想どおりの金利据え置きで、

サプライズはまったくありませんでした。

     

その後のECB総裁ドラギ会見は、

好悪入り交じった内容となりました。

一方的に好材料とも、悪材料とも言えない内容です。

    

 

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE金利では、材料織り込み済みで動かず、

ECB金利でも、材料織り込み済みで動かず、

・ドラギ会見で、乱高下の後、結局元の水準に戻る

となるのが自然に思えます。

   

少なくとも、

ユーロが上昇する材料には思えません。

   

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

   

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

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2012年12月 7日

BOE、ECB政策金利まとめ 12月

2012/12/06 (木)

21:00 英中銀政策金利
結果 0.50% サプライズ無し
予想 0.50% 
現行 0.50%

21:00 資産購入枠
結果 3750億ポンド サプライズ無し
予想 3750億ポンド 
現行 3750億ポンド

     

21:45 ECB政策金利 
結果 0.75% サプライズ無し
予想 0.75% 
現行 0.75%

    

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「インフレ率はしばらくは高止まったままだが来年中に2%下回る見通し。」
「ユーロ圏の景気低迷は来年も続くが来年に段階的に回復。」
金融市場の信認は目に見えて改善した。」
「データは第4四半期のさらなる経済の弱さを示唆。」
「オペの全額供給、最低でも2013年7月まで継続。」
「金利について幅広く協議した」
中銀預金金利のマイナス金利についても協議した」
「各国中銀保有のギリシャ国債のロールオーバーについて深い議論はしなかった」

       

BOE金利は、

市場予想どおりの据え置きで

サプライズは全くなし。

  

ECB金利も、

市場予想どおりの金利据え置きで、

サプライズはまったくありませんでした。

     

その後のECB総裁ドラギ会見は、

一部希望の光が見えてきたとはいえ、

基本的には悲観的な内容となりました。

また、マイナス金利の話が飛び出てくるサプライズもありました。

悪材料と言ってよいでしょう。

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE金利では、材料織り込み済みで動かず、

ECB金利でも、材料織り込み済みで動かず、

・ドラギ会見で、乱高下の後、徐々にユーロ下落

となるのが自然に思えます。

   

少なくとも、ユーロが上昇する材料には思えません。

   

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

   

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

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2012年11月 9日

BOE、ECB政策金利まとめ 11月

2012/11/08 (木)

21:00 英中銀政策金利 
結果 0.50% 全くサプライズなし
予想 0.50% 
現行 0.50%

21:00 英中銀資産購入枠 
結果 3750億ポンド 全くサプライズなし
予想 3750億ポンド 
現行 3750億ポンド

   

ECB政策金利 21:45
結果 0.75% 全くサプライズなし
予想 0.75% 
現行 0.75%

    

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「インフレ率は年内2%上回るだろう。」
「インフレ率は2013年は2%下回る見込み。」
「ユーロ圏の経済成長は引き続き弱い見通し。」
「ECBは今年の景気改善を見込んでいない。」
国債購入計画を実施する用意は出来ている。」
「ユーロ圏の成長リスクは引き続き下向き。」
インフレリスクは引き続きおおむね均衡。」
「ECBは常に金融政策のあらゆる手段を討議。」
「来年についてどうするかは討議していない。」
「マイナスの預金金利について討議していない。」
「国債購入の条件は明らかで行動する用意ある。」
「決断を下すのはスペイン。」
「ボールは政府の側にありECBの側ではない。」

       

BOE金利は、

市場予想どおりの据え置きで

サプライズは全くなし。

  

ECB金利も、

市場予想どおりの金利据え置きで、

サプライズはまったくありませんでした。

     

その後のECB総裁ドラギ会見は、

基本的には悲観的な内容となりました。

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE金利では、材料織り込み済みで動かず、

ECB金利でも、材料織り込み済みで動かず、

・ドラギ会見で、乱高下の後、元の水準に

となるのが自然に思えます。

   

少なくとも、ユーロが上昇する材料には思えません。

   

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

   

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

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2012年10月 5日

BOE、ECB政策金利まとめ 10月

2012/10/04 (木)

20:00 英中銀政策金利
結果 0.50% 何のサプライズも無い
予想 0.50% 
現行 0.50%

20:00 資産購入枠
結果 3750億ポンド 何のサプライズも無い
予想 3750億ポンド 
現行 3750億ポンド

   

20:45 ECB政策金利 
結果 0.75% 予想どおりの据え置きでサプライズ無し
予想 0.75% 
現行 0.75%

        

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「ユーロ圏の経済成長は引き続き弱い見通し。」
「インフレ率は2012年中は2%を引き続き上回り2013年には2%を下回る見通し。」
金融市場の緊張継続と高い不透明性が信頼感とセンチメントを圧迫。」
「新債券買い入れプログラムの決定がここ数週間、緊張を和らげた。」
「新国債買入れプログラム、十分に効果的な措置となる。」
「理事会は、金融政策の「単一性」保持に向け引き続き強くコミット。」
「われわれは厳格に責務の範囲内で独立して行動。」
「ユーロは後戻りできない。」
「条件が整えば、新債券買い入れプログラムを実施する用意。」
成長へのリスクは下向き。」
「第3四半期も経済活動の弱さが続く見込み。」
回復は非常に緩やかに。」
「成長の勢いは引き続きバランスシート調整により圧迫される見通し。」
「成長へのリスクは特に金融市場の緊張が原因。」
「リスクは政策当局者の効果的な行動により抑制されるはず。」
インフレリスクはおおむね均衡。」
「基調的な物価圧力は引き続き緩やかになる見通し。」
「金融政策の観点から正当であり適切なコンディショナリティがある場合には、新債券買い入れプログラムを実行できる。」
目的が達成されたり、諸国が条件を順守できない場合は、新債券買い入れプログラムを停止する。」
「予想を下回る成長・金融市場の緊張・間接税が物価に対するリスク。」
現在のインフレ水準は一時的、2次的影響にはつながらない。」
「政策当局者の効果的な行動なければ、経済のリスクバランスは下向きになる可能性。」
「金利据え置きは全会一致で決定。」
「スペイン債利回りについてコメント控える。」
「保有ギリシャ債の再編は中銀による財政支援に当たる。」
「財政協定の早急な導入、信頼感の底上げで大きな役割果たす。」
「再編の面で進展がみられる。」
「必要に応じて銀行の状態を引き続き強化することが大切。」
融資動向の低迷は、弱い経済とバランスシート調整を反映。」
「欧州の単一監督機関設立に向けた委員会提案を歓迎。」
「監督と金融政策は明確に分離されるべき。」
「議事録公表に関しては賛否両論ある。」
「議事録公表についてはオープンマインドだが、複雑な手続き伴う。」
各国政府は多くの点でかなり前進した。」
新債券買い入れプログラムの準備は整っている。」
「今や決定は各国政府次第に。」
利下げの議論はなかった。」
「(今後数ヶ月の利下げの可能性について議論したかとの質問に対して、)ノー」
「コンディショナリティには、モラルハザード回避などいくつかの役割ある。」
「新債券買い入れのコンディショナリティは、ECBの独立性を守る。」
「若年層の失業問題への対応必要。」
「労働市場の改革によって可能。」
「物価の変動率は、中期的な物価安定に沿っている。」
「金融政策の波及経路を修復できるかどうか見極める必要。」
「理事会の議論は非常に建設的だった。」
「EBAが提示した銀行の資本水準に関するリポートは心強い。」
「スペインはかなり前進したが、課題は残っている。」
「銀行セクターについて短期間で多くの措置を取ったことは、非常に評価できる。」
「物価安定においては完全に一致している(独連銀と見解が一致しているかとの質問)。」
「コンディショナリティは懲罰的である必要はない。」
「支援要請するかどうかはスペインが決定すること。」
「支援要請があれば、IMFの関与を積極的に模索する。」
「要請があれば、体制は整っている。」
「ポルトガルは非常に大きな前進を遂げた。」
「ポルトガルによる債券発行は心強いニュース。」
「新債券買い入れプログラムがユーロ圏諸国の信用状況を緩和させた兆候があるかとの質問に、「イエス」と回答。」
金融市場全般に大きな改善がみられる。」
「金利スプレッドは7月の水準を大幅に下回っている。」
「ターゲット2の不均衡は安定した。」
「ボラティリティーは引き続き比較的高い。」
「各国政府は全ての面で改革の取り組みを継続する必要。」
「新債券買い入れプログラムは、短期債発行を促すことを意図していない。」
「新債券買い入れプログラムの対象国が、国債の償還期限を変える可能性はきわめて低い。」

       

BOE金利は、

市場予想どおりの据え置きで

サプライズは全くなし。

  

ECB金利も、

市場予想どおりの金利据え置きで、

サプライズはまったくありませんでした。

     

その後のECB総裁ドラギ会見は、

所々前向きな発言が見られたものの、

基本的には悲観的な内容となりました。

また、追加の債券購入プログラムの準備があることを明かしましたが、

これは要するにもっとユーロを刷って刷って刷りまくります!

ということで、

短期的にはユーロ崩壊を食い止める策にはなるかもしれませんが、

長期的に見れば、ユーロの希薄化を招くことになります。

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE金利では、材料織り込み済みで動かず、

ECB金利でも、材料織り込み済みで動かず、

・ドラギ会見で、乱高下の後、結局方向感を失い元の水準に、

となるのが自然に思えます。

   

少なくとも、ユーロが上昇する材料には思えません。

   

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

   

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2012年9月 7日

BOE、ECB政策金利まとめ 9月

2012/09/06 (木)

20:00 英中銀政策金利
結果 0.50% 何のサプライズも無い
予想 0.50% 
現行 0.50%

20:00 資産購入枠
結果 3750億ポンド 何のサプライズも無い
予想 3750億ポンド 
現行 3750億ポンド

   

20:45 ECB政策金利 
結果 0.75% 利下げ予想に対して据え置きなので好材料
予想 0.50% 
現行 0.75%

    

21:15 米国 ADP雇用者数(8月)
結果 201千人 予想を上回る好結果
予想 140千人 
前回 173千人(163千人から修正)(前月比)

   

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「ECBは国債購入プログラムを決定した。」
「ユーロ圏の経済成長は引き続き弱い見込み。」
インフレ率は2013年に再び2%以下に低下する見通し。」
「ECBの新たな国債購入プログラム、流通市場で買い入れ実施。」
「厳格に責務の範囲内で独立して実施。」
「ユーロは後戻りできない。」
「新プログラムの詳細は別途発表文で明らかにする。」
金融市場の緊張と高い不透明性が経済的信認とセンチメントに影響。」
成長のリスクは下向き。」
「ユーロ圏経済、非常にゆっくりとしたペースで回復へ。」
「インフレ率は石油価格により数ヶ月前より上振れる可能性。」
インフレリスクは概ね均衡。」
「ECBの国債購入は条件付きで実施へ。」
「買い入れの条件、EFSF/ESMプログラムに付随したもの。」
ECB国債購入は無制限。」
「期間1-3年の短期物に焦点。」
「ECBは民間債権者と同等の扱い、完全に不胎化へ。」
「証券買い入れプログラム(SMP)は終了、満期まで保有。」
「新プログラムの買い入れ額を毎週公表、国別内訳は月次で公表。」
「対象諸国の国債が政府保証債なら最低格付け要件設けず。」
決定は全会一致では無かった、委員1名が反対。」
「あらゆる通貨建ての市場性証券を担保として受け入れ。」
「今回の決定は物価安定目標を追求するために必要。」
「IMFの関与を模索、参加する意向なら歓迎する。」
「追加的措置については憶測せず(スペイン銀行の債券購入は可能かとの質問)。」
「長期オペ(LTRO)について協議しなかった。」
特定の利回り目標はない。」
ユーロ圏の債券市場、あらゆる方向性で歪みがみられる。」
「これまでの国債購入プログラムが機能しなかったとは思わない。」
「新プログラム、条件付与が最も重要な違い。」
「新プログラム、これまでのプログラムより透明性がかなり高い。」
「無制限としたことは目標の達成が目的。」
「新プログラム、ユーロ圏のテールリスクを排除するうえで効果的措置と認識されるよう望む。」
「物価安定を維持すれば信頼回復に(ドイツ国民の支持低いことについて)。」
「ECB債券債入れ、ソフトな救済となるリスクはない。」
「不胎化しないことについては協議せず。」
「新プログラム「OMT」、信用面で良い結果につながる見込み。」
「SMPでの保有残高、ユーロ圏GDPの3%程度。」
「可能性はある(新プログラムが各国の短期債発行の誘引にならないかとの質問に)。」
「各国がバランスとれた国債発行を維持すると想定。」

       

BOE金利は、

市場予想どおりの据え置きで

サプライズは全くなし。

  

ECB金利は、

利下げ予想に対して、結果は金利据え置きでした。

サプライズの好材料です。

   

その後のECB総裁ドラギ会見は、

前回の会見よりはマシではあるものの、

基本的には悲観的な内容となりました。

特に注目すべき、国債無制限購入プログラムというのは、

要は通貨を刷って刷って刷まくるということにつながり、

通貨価値の希薄化につながります。

それとのバランスを取って、今回の金利据え置きということなんでしょうが、

ファンダメンタル的には、ユーロ売りの材料と思われます。

    

    

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE金利では、材料織り込み済みで動かず、

ECB金利では、サプライズの好材料でユーロ上昇

・ドラギ会見で、乱高下の後、ユーロ暴落して元の水準に、

となるのが自然に思えます。

   

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

   

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2012年8月 3日

BOE、ECB政策金利まとめ 8月

2012/08/02 (木)

20:00 英中銀政策金利 
結果 0.50% 予想どおりの金利据え置き
予想 0.50% 
現行 0.50%

20:00 資産購入枠 
結果 3750億ポンド 予想どおりの据え置き
予想 3750億ポンド 
現行 3750億ポンド

   

20:45 ECB政策金利
結果 0.75% 予想どおりの据え置き サプライズ一切なし
予想 0.75% 
現行 0.75%

    

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

インフレ率は今年、一段と低下へ。」
「ユーロ圏の成長は引き続き弱い。」
「高まる不確実性がユーロ圏の信頼感に重し。」
高い利回りは受け入れられない。」
ECBはさらなる非標準的措置取るかもしれない。」
「ECBは買い切り公開市場操作を実施する可能性。」
「経済見通しへのリスクは引き続き下向き。」
インフレ見通しへのリスクはおおむね均衡。」
ECBは利下げを協議した。」
「非標準的措置を講じる可能性、今後数週間で手順策定へ。」
「公開市場操作で買い切りを実施する可能性。」
「公開市場操作、適切な規模で行う。」
「ECBは政府の代わりはできない。」
「ECBが介入するには救済基金の措置も必要。」
マイナス預金金利はわれわれにとってはかなり未踏の領域。」
「ECBは短期のイールドカーブを重視する。」
「現在のESMの枠組みでは銀行免許を与えるわけにはいかない。」
「銀行免許付与は政府次第。」
「独連銀総裁は債券購入に関して態度保留。」
「新たなECBプログラムはこれまでのとは違う、前提条件が必要。」
「取り組みはイールドカーブの短期部分に焦点、SMPとはかなり違う。」
「ECBが不胎化するかしないかを語るのは時期尚早。」

       

BOE金利は、

市場予想どおりの据え置きで

サプライズは全くなし。

  

ECB金利も、

市場予想どおりの据え置きで、

サプライズは皆無。

   

その後のECB総裁ドラギ会見は、

まさに総悲観という感じで、

なんと、さらなる利下げの示唆、

そしてなんと、マイナス金利などというメチャクチャな話が飛び出してきました。

ホンマでっか!!??と言いたくなるような衝撃的な内容でした。

         

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE金利では、材料織り込み済みで動かず、

ECB金利でも、材料織り込み済みで反応無く、

・ドラギ会見で、ダメダコリャとなって暴落!

となるのが自然に思えます。

   

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

   

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2012年7月 6日

BOE,ECB金利まとめ 7月、ECB利下げ!!

2012/07/05 (木)

20:00 英中銀政策金利 
結果 0.50% 予想どおりの金利据え置き
予想 0.50% 
現行 0.50%

20:00 資産購入枠 
結果 3750億ポンド 予想どおりの購入枠拡大(お金をジャブジャブ放出)
予想 3750億ポンド 
現行 3250億ポンド

   

20:45 ECB政策金利  
結果 0.75% 予想どおりとはいえ、利下げ!悪材料!!
予想 0.75% 
現行 1.00%

    

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

インフレ圧力は沈静化している。」
「ユーロ圏の経済成長は引き続き弱い。」
「すべての非標準的措置は一時的なもの。」
「ECBは必要なら断固かつ時宜を得て行動できる。」
「物価安定を達成するためのすべての能力を維持する。」
「不透明感の高まりが信頼感とセンチメントを圧迫している。」
「景気見通しへのリスクは依然として下方向。」
ユーロ圏経済は穏やかに回復すると予想。」
インフレリスクは中期的に概ね均衡。」
インフレ率は年内に一段と低下する。」
「金融市場・商品相場が成長の下振れリスク。」
「ECBは市場操作実施でEFSF/ESMのエージェントとして機能する用意がある。」
「2回の長期資金オペの効果伝達には時間がかかる、信用フローは依然弱い。」
「ECBが特定セクターに資金を注入できるという考えは誤り。」
ユーロ圏にデフレは存在せず。」
「利下げ決定は英中銀、中国中銀との協調行動ではない。」
「今回の決定は全会一致。」
「金融環境、1か月前より緊張が若干緩和。」
「アイルランドの市場復帰は成功。」
「追加長期資金オペやその他の非伝統的措置に関する協議はなかった。」
「ユーロ圏からの資金流出の兆候はみられていない。」
現在の状況はまちがいなく2008年ほど悪くはない。」
中銀預金金利をマイナスにするという討議はなかった。」

       

BOE金利は、

市場予想どおりの据え置きで

サプライズは全くなし。

  

ECB金利は、

市場予想どおりとはいえ、利下げということで

一応悪材料です。サプライズは皆無。

   

その後のECB総裁ドラギ会見は、

前回の総悲観という感じの内容とは異なり、

いくらかは希望が見える内容でした。

(前回は、例のギリシャ再選挙の前でした。)

         

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE金利では、材料織り込み済みで動かず、

ECB金利でも、材料織り込み済みで反応無く、

・ドラギ会見でも、特に反応無し

となるのが自然に思えます。

(要は、明日米国の雇用統計を控えていることもあり、さほど動かない展開になりそう)

   

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

   

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2012年6月 7日

ECB金利まとめ 6月、ドラギの利下げ発言にマーケットはどう反応したのか?

2012/06/06 (水) 20:45

ECB政策金利
結果 1.00% 予想どおりで何のサプライズもない
予想 1.00% 
現行 1.00%

   

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「インフレ率は年内2%を上回る水準に留まる見込み。」
ユーロ経済は引き続き弱い。」
「経済見通しに下振れリスク高まる。」
「オペでの応札額全額供給は少なくとも2013年1月15日まで継続。」
「1ヶ月物オペの無制限供給を必要な限り継続。」
「ECBは3ヶ月物オペ実施へ。」
「ECBは断固かつ時宜を得て行動することが可能。」
「名目金利は依然として非常に低い。」
「銀行間市場は依然として機能不全。」
インフレ期待はしっかり抑制されている。」
「ECBとユーロ圏政府の間で駆け引きはない。」
「スペインがEFSFを利用するかどうかは、銀行のニーズに関する現実的な評価に基づくべき。」
「政府のEFSF利用の是非を決めるのはECBの仕事ではない。」
本日の理事会で利下げを協議した。多くはないが一部のメンバーは利下げを支持した。」

   

ECB金利は、

市場予想どおりの据え置きで

サプライズは全くなし。

   

その後のECB総裁ドラギ会見は、

前回と同様、悲観的な内容が散見されました。

そして、なんと利下げの話が飛び出してきました。

もの凄いサプライズです。

         

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表では材料織り込み済みで動きようがなく、

・ドラギ会見で、利下げの話あたりからユーロ暴落!!

となるのが自然に思えます。

   

では、この材料を受けて、

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2012年5月 4日

ECB政策金利まとめ 5月

2012/05/03 (木)

20:45 ECB政策金利 
結果 1.00% 市場予想どおりで何のサプライズもない
予想 1.00% 
現行 1.00%

   

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

経済見通しに下向きリスク。」
「インフレ率、2012年は2%を上回る水準に留まる見通し。」
「最近のデータは、不透明感の広がりを裏付けている。」
「2012年は緩やかな回復が予想される。」
「経済見通しへの下振れリスクは、債務危機や実態経済への波及に関連。」
「エネルギー価格の上昇が賃金・企業利益・物価全般に及ぼす影響の兆候を特に注意。」
インフレリスクはおおむね均衡。」
「原油・税からの短期的なインフレ上振れリスクが存在。」
「予想より弱い経済情勢によるインフレ下振れリスクが存在。」
「異例の措置はまだ100%の影響をもたらしていない。」
「マネー・信用データ、金融状況の全般的な安定化を確認。」
「この日の会合では利下げを討議しなかった。」
「物価動向は、引き続き物価安定に合致すると予想。」
「ECBの政策は緩和的。」
「数カ国はさらに野心的になる必要がある。」
「ユーロ圏内の格差是正の役割は各国政府にある。」
「LTROは大きな信用逼迫を回避するのに役立った。」
「スペインは多大な努力をした。」
「成長協定と財政協定に間に矛盾はない。」
「基調的な物価圧力は引き続き限定的となる見通し。」
インフレ率は2013年に2%を下回る水準に低下する見通し。」
「1月以降、銀行の預金ベースの改善を確認。」
「いかなる出口戦略も時期尚早。」
経済見通しは一段と不透明になった。」
「ECBは事前にコミットしない。」
「ECBの債券買い入れプログラムは永続的でも無制限でもない。」
流動性は潤沢。」
「金融政策スタンスについて幅広く討議した。」
イタリアは良い軌道に乗っている。」
「ECBの基本シナリオは段階的な景気回復。」
「4月の指標は基本シナリオを変更するのに十分な兆候は見られず。」
「LTROの効果が薄れているとするのは時期尚早。」
「政治関連にはコメント控える。」
出口戦略は時期尚早であるとの見解で全会一致。」
「EFSFの機能、期待と必要性を満たしていない。」
「経済評価について来月、より明確にする。」

   

ECB金利は、

市場予想どおりの据え置きで

サプライズは全くなし。

   

その後のECB総裁ドラギ会見は、

前回と同様、悲観的な内容が散見されました。

         

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表では材料織り込み済みで動きようがなく、

・ドラギ会見で、じわじわとユーロ売り

となるのが自然に思えます。

   

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

   

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

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2012年4月 5日

ECB政策金利まとめ 4月

2012/04/04 (水)

20:45 ECB政策金利 
結果 1.00% 市場予想どおりで何のサプライズもない
予想 1.00% 
現行 1.00%

   

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「景気判断は前月からほとんど変わらず。」
2012年のインフレ率は2%以上の水準に留まる見込み。」
上振れリスクもある。」
「物価動向は、引き続き物価安定に合致すると予想。」
「情報はおおむねユーロ圏経済の安定化の兆候を示している。」
「ユーロ圏の経済見通しは下振れリスクにさらされている。」
「年末までは経済活動の緩やかな回復が予想される。」
「物価安定への上振れリスクに機動的に対処するすべての手段が利用可能。」
債券市場の緊張、高失業率が引き続き成長の勢いを抑制する見通し。」
「成長への下振れリスク、債務危機と商品価格に関連。」
「ユーロ圏のインフレ率、2013年初めに2%未満に低下へ。」
「二次的影響の兆候に注意をはらう。」
「今後数年のEU基準CPIへのリスクは概ね均衡。」
原油価格と増税が短期的なインフレ上振れリスク。」
「インフレの下振れリスクは予想より弱い経済成長。」
「3年物資金供給の全面的影響を把握するには時間が必要。」
「出口戦略の議論は時期尚早。」
「ECBの資金供給が銀行を人為的に存続させているとの懸念はあたらない。」
「銀行は強化に向けて利益を留保すべき。」
「二次的影響が顕在化すれば、機動的に対応。」
「どのギリシャの銀行が存続可能か評価中。」
「ドイツの賃金交渉についてはノーコメント。」
インフレに関する表現を強めてはいない。(ECBはインフレをより懸念しているか、との質問に)」
「銀行がECB依存症になっている兆候はみられない。」
「3年物資金供給オペ、銀行に機動的なレバレッジ解消の時間を与えていることが最大の成果。」
「ECBの資金供給を受けられないギリシャの銀行は、緊急流動性支援の活用も。」
「歴史的にみて、インフレと失業率との間に長期間維持されるトレードオフ関係はない。」
ユーロ圏内の不均衡が構造的なものであれば、金融政策に可能なことは多くない。」
「きょうの理事会で金利変更については討議しなかった。」
「カバードボンド買い入れ、現在の状況で適切かどうか判断するため注視する。」
「3年資金供給オペは古典的な非常時の金融政策。」
「本日の金利決定は全会一致。」
若者の高失業率解消には労働市場の改革が不可欠。」
スペイン債入札の不調は政府に改革求める声のあらわれ。」
「救済国保証の銀行債、各国中銀が担保不適格とできるようにしたのは、リスク拡大防止が目的。」

   

ECB金利は、

市場予想どおりの据え置きで

サプライズは全くなし。

   

その後のECB総裁ドラギ会見は、

前回が希望あふれる内容だったのに対して、

やや悲観的な内容が散見されました。

特に「インフレ率が2013年初めに2%未満に低下」 

というのは前回の会見では無かったもので、

やはりどちらかと言うと全体的に弱気の雰囲気ただよう会見となりました。

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表では材料織り込み済みで動きようがなく、

・ドラギ会見で、じわじわとユーロ売り

となるのが自然に思えます。

   

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

   

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

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・金 の値動き

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2012年3月 9日

BOE、ECB政策金利まとめ 3月

2012/03/08 (木)

21:00 英中銀政策金利 
結果 0.50%  市場予想どおり
予想 0.50% 
現行 0.50%

資産買入枠を3250億ポンドに据え置き。

   

21:45 ECB政策金利 
結果 1.00% 市場予想どおり
予想 1.00% 
現行 1.00%

   

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

経済に安定化の兆しがみられる。」
「経済見通しには下振れリスクがある。」
インフレには上振れリスクがある。」
2012年のインフレ率は引き続き2%を上回る可能性、上振れリスクが増している。」
「2回の長期流動性オペの初期的な影響はプラス。」
「長期流動性オペは今後もユーロ圏を支援する。」
景気は段階的に回復する。」
インフレへのリスクは引き続き概ね均衡。」
物価安定の上振れリスクを回避するすべての手段が完全に利用可能。」
「各国政府が財政健全化・改革をさらに進める緊急な必要性。」
「全ての異例の措置は一時的なもの。」
リスク環境は改善した、市場は長期流動性オペ後に再開。」
ユーロ圏への信頼が戻りつつある兆し。」
「長期流動性オペはテールリスク除去に多大な効果あった。」
「次は政府と銀行が行動する番だ。」
「バイトマン独連銀総裁との関係は良好(独連銀の書簡について)。」
「独連銀はじめ、理事会内では誰も孤立していない。」
「8日の理事会では金利変更を協議しなかった。」
「銀行間市場が機能していない時にTARGET2の不均衡は正常、ただ構造面の弱さを露呈。」
「調査では銀行融資の穏やかな回復がみられる。」
「バランスシートへのリスクが高いというのは誤り。」
外需と低金利が景気を支援。」
非常に緩やかな回復がみられる。」

   

BOE金利、 その後のECB金利も

市場予想どおりの据え置きで

サプライズは全くなし。

その後のECB総裁ドラギ会見は、

今までとは打って変わってかなり前向きな、希望の見える内容でした。

あたかも、リーマンショック以来の経済危機はすでに大底を打って、

欧州経済が回復軌道に乗ったような印象を受ける内容でした。

      

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE金利、ECB金利発表では材料織り込み済みで動きようがなく、

・ドラギ会見でユーロ爆買い、クロス円爆上げ

となるのが自然に思えます。

   

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

   

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

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2012年2月10日

BOE、ECB政策金利まとめ 2月

2012/02/09 (木)

21:00 英中銀政策金利 
結果 0.50%  市場予想どおり
予想 0.50% 
現行 0.50%

資産買入枠を500億ポンド拡大し3250億ポンドに(悪材料)

   

21:45 ECB政策金利 
結果 1.00% 市場予想どおり
予想 1.00% 
現行 1.00%

   

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

インフレは今後数ヶ月2%上回るがその後2%下回る公算。」
経済安定化の一時的な兆候がみられる。」
「経済見通しは先行き不透明感強く、下振れリスクある。」
「ユーロ圏経済、2012年を通して非常に緩やかに回復する見通し。」
「マネー拡大の基調的ペースは依然として控えめ。」
インフレリスクは概ね均衡。」
「成長への下振れリスクは、債務危機・予想下回る世界経済成長・保護主義・商品価格動向。」
「インフレ下振れリスクは、ユーロ圏と世界経済の弱い成長。」
「インフレ上振れリスクは、税金や商品価格など。」
「3年物オペの効果はまだ明らかになりつつある状態。」
「ギリシャ債の扱いについてはコメント控える。」
ギリシャ党首らは合意に達した。」
「ECBは担保で一段のリスクをとる。」
「ECBのリスク管理はうまくいく。」
「ECBは担保状況を6ヶ月ごとに見直す。」
「ECBは信用の減速を懸念。」
「銀行融資の調査、長期資金供給オペを完全に反映していない。」
「一部の銀行は長期オペの資金を自行借り換えに利用している。」
「ECB理事会は9日は金利変更を協議せず。」
「3年物オペの第2回目の規模は初回と同様だろう。」
「ECBが損失負担するとの話には法的根拠がない。」
「財務相会合後までECBの対応策は言えない。」
非標準的措置が永久に続いてはならない。」

   

BOE金利は市場予想通りでしたが、

資産買い入れ枠は500億ポンド(約6兆1000億円)の拡大で悪材料。

その後のECB金利も市場予想どおりの据え置きで

サプライズは全くなし。

その後のECB総裁ドラギ発言は、

若干の希望がチラホラ見える内容となりましたが、

楽観できる内容ではなく、さほどの好材料と言うほどのものではありませんでした。

      

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOEの資産買い入れ枠拡大発表でポンド急落
(少なくともこれでポンドが買われることはないだろう)、

・ECB金利発表では材料織り込み済みで動きようがなく、

・ドラギ会見で若干ユーロ買いがでるもののほとんど動かず、

となるのが自然に思えます。

   

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

   

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

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2012年1月13日

BOE、ECB政策金利まとめ 1月

2012/01/12 (木) 21:00

21:00 英中銀政策金利
結果 0.5% 予想どおりの据え置き、何のサプライズもない
予想 0.5% 
現行 0.5%

21:00 資産買い入れ枠 
結果 2750億ポンド 現行と変化なし
予想 2750億ポンド 
現行 2750億ポンド

21:45 ECB政策金利 
結果 1.00% 予想どおりの据え置き、何のサプライズもない
予想 1.00% 
現行 1.00%

   

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

インフレは今後数ヶ月2%上回る水準、その後2%下回る公算」
経済活動が低水準で安定化する一時的な兆しみられる」
経済見通しは先行き不透明感強く、下振れリスク高い
ユーロ圏の物価上昇圧力は引き続き緩やかな見通し」
「経済指標の徹底的な分析必要」
「すべての非標準的措置は一時的なもの」
内需は金融市場の緊張の影響受ける見通し」
「ユーロ圏経済は今年、きわめて緩やかながらも回復する見通し」
経済見通しへの大きな下振れリスクが引き続き存在」
「各国政府は過剰な赤字の是正する必要」
不透明感が非常に強い
成長への大きな下振れリスクは債務危機・予想下回る世界経済成長・保護主義
インフレリスクはおおむね均衡
「新たな財政協定は重要な貢献」
「各国政府は大胆な構造改革を」
「この日の金融政策決定は全会一致だった」
「ユーロの対ドル相場についてはコメントせず」
「長期リファイナンスオペは効果的な政策措置」
「銀行に流動性を保証できた」
「オペの資金が経済に回っているとみている」
「財務改善に向けた銀行の措置が経済全体への貸し出しに影響すべきではない」
「貸し出しデータでは緊張がユーロ圏の与信に大きな影響及ぼしていると示されていないが、警戒は必要」
「3年物資金供給は適切な時期に実施」
高債務国の一部、かなりの前進を示している」
「財政健全化は避けられない」
「新財政協定は1月末に署名されるべきだ」
「ECBはEFSFのエージェントとしての責務果たす」
「EFSFは債券購入についてECBとは異なった責務を負っている」
一部に明るい兆候もあるが経済への自信を表明することはできない
「われわれは金利について事前にコミットしない」
「ギリシャ財政立て直しが必要」
「ECBは状況を注視し行動する用意。ECBの金融政策は今後も引き続き緩和的だろう。」

   

BOE金利、ECB金利、ともに市場予想どおりの据え置きで

まったくサプライズはありませんでした。

その後のECB総裁ドラギ発言は、前回の総悲観の内容とは変わって、

若干の希望が見える内容となりました。

      

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・金利発表では材料織り込み済みで動きようがなく、

・ドラギ会見でユーロ買い

となるのが自然に思えます。

   

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

   

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

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