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BOE、ECB政策金利系まとめ

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2015年6月 4日

ECB政策金利まとめ 6月

2015/06/03 (水) 20:45

ECB政策金利
結果 0.050% サプライズ無し
予想 0.050%
現行 0.050%

    

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「量的緩和は良く施行されている。」
「インフレ目標の安定的達成まで量的緩和は継続
「インフレのトレンドを注視。」
「すべての金融政策措置が金融状況の広範な緩和に寄与した。」
「15年成長率見通しは3月時点と同じ1.5%。」
「2016年は1.9%(前回と同じ)。」
「2017年は2%(前回は2.1%)。」(下方修正)

景気リスクは依然として下方向。」
「インフレは数ヶ月は引き続き低調。」
インフレ率は年初に底打ち、今後は上昇へ。」
「15年インフレ見通し0.3%(前回は0%)」(上方修正
「16年は1.5%(前回と同じ)。」
「17年は1.8%(前回と同じ)。」
「ギリシャ巡る提案についてはコメントしない。」
「ギリシャについては強い合意が必要。」
「ECBはギリシャのユーロ残留を望む。」
「市場ボラティリティに応じて金融政策スタンスを変更する計画はない。」
必要ならQEを拡大出来るも今は必要ない。」
「バブルリスクの兆候はみえない。」

 

 

ECB政策金利は、予想どおりの金利据え置き。

一切サプライズはありません。

   

その後のドラギ会見では、

基本的には経済状況の悪さを淡々と説明しながらも、

インフレについて前向きな発言がちらほら見られました。

   

ただし、ユーロをジャブジャブ供給し続けている現実は変わりません。

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利では動かず

・ドラギ会見で、乱高下の後ユーロ下落

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

   

グローバル的な視点で見ると、

米国はQE3終了で、ドルのジャブジャブ供給を終了(金融引き締め)

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けている(金融緩和、通貨の希薄化)。

となると、ファンダメンタル分析的に考えると、

対ユーロ、対ポンドで、ドルの価値が上昇するのが

自然な論理的帰結のように思えます。(=ユーロドル、ポンドドル下落)

    

少なくとも、ユーロ高になる材料では全くありません。

   

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

・NYダウ の値動き

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2015年4月16日

ECB政策金利まとめ 4月

2015/04/15 (水) 20:45

ECB政策金利
結果 0.050% 市場予想どおりの据え置き
予想 0.050%
現行 0.050%

    

                        

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

QEはインフレ率の持続的調整みられるまで続ける
経済の勢いは14年末から増したがリスクは下向きのまま
「ユーロ圏経済へのリスクはよりバランスが取れてきた
「インフレ率は向こう数ヶ月はマイナスも、年末にかけ上昇へ」
2016、17年はインフレは一層上向く見込み
「ECB措置が機能するには完全な実施が必要に」
「ECBはギリシャへの資金供給を継続
「ギリシャへのエクスポージャーは1100億ユーロ」
「支援問題に対する答えはギリシャ政府側に委ねられている」
「市場のQE早期終了の可能性への関心には驚き」
中銀預金金利の引き下げは考えていない
「為替レートは政策目標ではない」
「金融安定に大きな不均衡が生じている兆候みられず


   

   

ECB政策金利は、予想どおりの金利据え置き。

一切サプライズはありません。

    

その後のドラギ会見では、

前回までの暗鬱な雰囲気とは一転して、

前向きな発言が目立ちました。

  

ただし、ユーロをジャブジャブ供給し続けている現実は変わりません。

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE,ECB金利では動かず

・ドラギ会見で、乱高下の後ユーロ下落

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

   

グローバル的な視点で見ると、

米国はQE3終了で、ドルのジャブジャブ供給を終了(金融引き締め)

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けている(金融緩和、通貨の希薄化)。

となると、ファンダメンタル分析的に考えると、

対ユーロ、対ポンドで、ドルの価値が上昇するのが

自然な論理的帰結のように思えます。(=ユーロドル、ポンドドル下落)

    

少なくとも、ユーロ高になる材料では全くありません。

     

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

    

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

・NYダウ の値動き

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2015年3月 6日

ECB、BOE政策金利まとめ 3月

2015/03/05 (木) 21:00

英中銀政策金利
結果 0.50% サプライズ無し
予想 0.50%
現行 0.50%

英中銀資産購入枠
結果 3750億ポンド サプライズ無し
予想 3750億ポンド
現行 3750億ポンド

  

2015/03/05 (木) 21:45
ECB政策金利
結果 0.050% サプライズ無し
予想 0.050%
現行 0.050%

    

                      

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

月600億ユーロの資産を2016年9月まで購入」(前回から変更無し。毎月約8兆円のジャブジャブ通貨供給)
3月9日からソブリン債購入を開始」(追加緩和)
「ソブリン債購入の詳細は会見後に公表へ」
追加緩和は好ましい動向を促すだろう
インフレは目標に向かう
「最新の経済指標は、年初の活動が一段と改善したこと示す」
景気回復は広範で底堅い
「ユーロ圏の経済見通しには依然下振れリスクあるが、リスクは低下
原油安は家計所得と企業利益を支援
「一部セクターの調整と構造改革の遅れによる悪影響も」
「迅速な改革実施が最重要」
今後数ヶ月のインフレ率は非常に低い水準かマイナスに」
インフレ率は年内に段階的に上昇
「物価見通しへのリスクを注意深く監視」
インフレ軌道に持続的な変化がみられるまで買い入れを継続
必要なら2016年9月以後も継続
「今日の議論した金融政策決定は一連の措置の最後に」
「債券購入には複雑な問題も、ただ重要な問題ではないと考えている」
「どこまでマイナスになるかという問いへの答えは預金金利」
「現時点ではギリシャ国債は購入できず」
条件が整えばギリシャ経済への資金供給を再開
「ECBはギリシャ向け緊急流動性(ELA)を5日に5億ユーロ引き上げ。」

   

   

BOE、ECB政策金利は、予想どおりの金利据え置き。

一切サプライズはありません。

    

その後のドラギ会見では、

月600億ユーロの資産購入(毎月約8兆円)を2016年9月まで続けることが言及されました。

これは前回発表したのと同じ内容でサプライズもなかったのですが、

今回は追加緩和として、ソブリン債(政府系債券)購入が発表されました。

さらにユーロをジャブジャブ供給するということです。

また、必要であれば月600億ユーロの資産購入を2016年9月以降も継続すると発表しました。

   

これだけだとユーロジャブジャブ供給して終わりという感じですが、

ECBとしては、これで経済が持ち直すであろうという強気の姿勢なようです。

ドラギ会見では、「好ましい動向」「広範な景気回復」など、明るい言葉がちらほら散見されました。

欧州経済は大底を打ったと考えているような様子です。

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE,ECB金利では動かず

・ドラギ会見で、ユーロ暴落の後、ある程度持ち直し

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

   

グローバル的な視点で見ると、

米国はQE3終了で、ドルのジャブジャブ供給を終了(金融引き締め)

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けている(金融緩和、通貨の希薄化)。

となると、ファンダメンタル分析的に考えると、

対ユーロ、対ポンドで、ドルの価値が上昇するのが

自然な論理的帰結のように思えます。(=ユーロドル、ポンドドル下落)

    

少なくとも、ユーロ高になる材料では全くありません。

     

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

    

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

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・金 の値動き

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2015年1月23日

ECB政策金利まとめ、月間600億ユーロの資産買い入れを決定、マーケットの反応

2015/01/22 (木) 21:45

ECB政策金利
結果 0.050% 予想どおりでサプライズ無し
予想 0.050%
現行 0.050%

    

                    

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

「資産買い入れプログラム拡大で合意」
月間600億ユーロの資産買い入れを決定」(日本円にして毎月8兆1000億円のジャブジャブ通貨供給)
買い入れは2016年9月末まで継続」
「ECBへの資本比率に基づき実施」
「2015年3月にユーロシステムが投資適格級ソブリン債の買い入れをはじめる」
「インフレ動向の持続的調整が確認できるまで継続」
「資産買い入れで生じる損失は共有の対象」
「EU/IMFプログラムの下にある国については、追加的な条件も」
「ECB金利は下限制約に達している」
インフレ率は向こう数カ月、非常に低くマイナスも
「原油価格が賃金に波及する可能性高まった、物価にも影響及ぼす可能性」
原油価格下落は家計や企業収益を支援
ユーロ圏のリスクは下向きだが、今回の措置と原油安で和らぐ見込み
追加措置はインフレ期待を下支えする」

   

   

ECB政策金利は、予想どおりの金利据え置き。

一切サプライズはありません。

    

その後のECB総裁ドラギ会見は、

事前の噂どおり、

追加の金融緩和(月間600億ユーロの資産買い入れ)が発表されました。

スイスショックの原因は、コレが先週スイス中銀に伝えられたということのようです。(壮大なインサイダー取引という気がしますが・・・。)

毎月8兆円規模の追加緩和(通貨のジャブジャブ供給)が1年半以上続くということですが、

金融緩和自体はすでに情報としてはマーケットに流れており、

ファンダメンタル分析的に考えると、

材料織り込み済みになってもよさそうです。

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE,ECB金利では動かず

・ドラギ会見で、乱高下の後、元の水準に戻る(材料織り込み済み)

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

   

また、グローバル的な視点で見ると、

米国はQE3終了で、ドルのジャブジャブ供給を終了(金融引き締め)

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けている(金融緩和、通貨の希薄化)。

となると、ファンダメンタル分析的に考えると、

対ユーロ、対ポンドで、ドルの価値が上昇するのが

自然な論理的帰結のように思えます。(=ユーロドル、ポンドドル下落)

    

少なくとも、ユーロ高になる材料では全くありません。

     

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

    

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

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2014年12月 5日

BOE、ECB政策金利まとめ 12月

2014/12/04 (木) 21:00

英中銀政策金利
結果 0.50% 何のサプライズも無し
予想 0.50%
現行 0.50%

英中銀資産購入枠
結果 3750億ポンド サプライズ無し
予想 3750億ポンド
現行 3750億ポンド

     

21:45 ECB政策金利
結果 0.050% サプライズ無し
予想 0.050%
現行 0.050%

 

  

                  

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

資産購入は少なくとも2年は継続。」
「バランスシートは2012年始めの水準に戻る。」
最近の経済指標はインフレや成長を押し下げることを示唆。」
1-3月期に現在の刺激策を再評価する。」
新たな措置は必要であれば迅速に実施できる。」
必要であれば追加刺激の実施でECB理事は全員一致。」
2015年成長率見通しを9月時点の1.6%から1.0%に引き下げ。」
「ECBは原油価格による影響に特に警戒する。」
「最新のインフレ見通しには原油価格動向を含めていない。」
「ECBが1月に新たな措置を決定するとは限らない。」
「バランスシートのメドは方針であり目標ではない。」
「バランスシートの文言は全会一致ではない。」
「きょう行動を決定しなかったのは原油価格を再評価するため。」
追加緩和は金以外のあらゆる資産の購入を協議。」


   

   

BOE政策金利、ECB政策金利は、予想どおりの金利据え置き。

一切サプライズはありません。

    

その後のECB総裁ドラギ会見は、

経済見通しの下方修正、

また、追加緩和(さらに通貨を希薄化)を臭わせる

など、ほぼ全面的に悲観論一色。

いずれにせよ、利上げは相当先のことになりそうです。

    

ECBは依然として金融緩和の方向を向いており、

金融引き締めの方向に舵を切った米FRBとは完全に方向が逆です。

ファンダメンタル分析的にユーロ高になる材料では全くありません。

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE,ECB金利では動かず

・ドラギ会見で、ユーロさらに暴落

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

   

また、グローバル的な視点で見ると、

米国はQE3終了で、ドルのジャブジャブ供給を終了(金融引き締め)

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けている(金融緩和、通貨の希薄化)。

となると、ファンダメンタル分析的に考えると、

対ユーロ、対ポンドで、ドルの価値が上昇するのが

自然な論理的帰結のように思えます。(=ユーロドル、ポンドドル下落)

     

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

    

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

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2014年11月 7日

BOE、ECB政策金利まとめ 11月

2014/11/06 (木) 21:00

英中銀政策金利
結果 0.50% サプライズ無し
予想 0.50%
現行 0.50%

英中銀資産購入枠
結果 3750億ポンド サプライズ無し
予想 3750億ポンド
現行 3750億ポンド

     

2014/11/06 (木) 21:45

ECB政策金利
結果 0.05% サプライズ無し
予想 0.05%
現行 0.05%

 

 

                

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

ECBはまもなくABSを買い始める。」
購入計画は少なくとも2年は続く。」
「資産購入やTLTROはバランスシートを増やす。」
「バランスシートは2012年始めの水準に戻っていく。」
必要なら追加行動にコミットは全員一致。」
見通しが下向きに修正される兆候。」
経済見通しへのリスクは引き続き下向き。」
「主要国間の金融政策サイクルの違いが拡大している。」
「インフレ率、今後数カ月は低水準2015年・16年に緩やかに上昇へ。」
「この声明文は理事全員の承認を得ている。」
「金融政策は低インフレ見通しに既に対応している。」
追加措置を講じるケースは、現行の措置が不十分あるいは物価見通しが悪化した場合。」
「他中銀が経験してきたことをこの日の会合で話し合った。」
「ECBの措置によるバランスシートへの影響は十分と確信している」
他の主要中銀が縮小への道を歩む中、バランスシートは今後数ヶ月で拡大していく
「新たな措置(追加緩和)を準備する際のデッドラインは与えていない。」
「(今後の資産規模拡大の目処として掲げる)2012年初めとは2012年3月時点。」
「ECBの措置がインフレ期待に影響を与えると自信」
「1兆ユーロの購入可能枠については適格なもの、ただしそのまま買うというわけではない。」
「カバードボンドやABSの市場は買い入れによって拡大していく」

   

   

BOE政策金利、ECB政策金利は、予想どおりの金利据え置き。

一切サプライズはありません。

    

その後のECB総裁ドラギ会見は、

経済見通しの下方修正、

また、追加緩和を臭わせる

など、ほぼ全面的に悲観論一色。

いずれにせよ、利上げは相当先のことになりそうです。

    

ECBは依然として金融緩和の方向を向いており、

金融引き締めの方向に舵を切った米FRBとは完全に方向が逆です。

ファンダメンタル分析的にユーロ高になる材料では全くありません。

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・ECB金利では動かず

・ドラギ会見で、ユーロさらに暴落

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

   

また、グローバル的な視点で見ると、

米国はQE3終了で、ドルのジャブジャブ供給を終了(金融引き締め)

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けている(金融緩和、通貨の希薄化)。

となると、ファンダメンタル分析的に考えると、

対ユーロ、対ポンドで、ドルの価値が上昇するのが

自然な論理的帰結のように思えます。(=ユーロドル、ポンドドル下落)

     

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

    

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

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2014年10月 3日

ECB政策金利まとめ 10月

2014/10/02 (木) 20:45

ECB政策金利 20:45
結果 0.05% 予想どおりの据え置き
予想 0.05%
現行 0.05%

上限金利の限界貸出金利を0.30%に据え置き
下限金利の中銀預金金利をマイナス0.20%に据え置き

              

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

カバード債を10月中旬から購入する」
ABS債の購入は第4四半期から
資産購入プログラムは少なくとも2年間は続く」(2年間、ユーロを刷って刷って刷りまくる)
必要なら追加措置を講じることで全会一致」
「資産購入はバランスシートにかなりの影響与える」
2015年の緩やかな回復見通し継続」
経済見通しへのリスクは下向き
インフレ見通しは全般に抑制されている」
インフレ率は向こう数カ月は低い15・16年には上昇する」
「資産購入は金融政策のスタンスを緩和」
「金利のフォワードガイダンスを強化」
主要国間の金融政策のスタンスの差が拡大している」
「購入プログラムで数字を挙げることは困難」
「ECBバランスシートは2012年初頭の水準に向かう」
「単純で透明性の高いABSを購入する」
「為替相場は政策の目標ではない」
「為替相場は成長にとって重要な要素」
「ユーロ相場の下落は、景気サイクルの差異を反映」
格付けBBB-を下回る国のABSを慎重に購入する」
インフレへのリスクは増した
中期的なインフレ見通しは悪化
回復は弱い、脆弱かつまだら模様
経済の基調は弱い
購入規模、1兆ユーロ可能だが全額実施の保証ない」
「資産購入に加え、TLTROによる影響も」
これ以上の利下げは不可能

   

   

ECB政策金利は、予想どおりの金利据え置き。

サプライズはありません。

    

その後のECB総裁ドラギ会見は、

追加緩和を臭わせる一方で、

これでデフレに突入することは防げる!これで安心だ!というような自信のようなものも垣間見えました。(実際には、ECBの希望にすぎない)

いずれにせよ、利上げは相当先のことになりそうです。

    

ECBは依然として金融緩和の方向を向いており、

金融引き締めの方向に舵を切った米FRBとは完全に方向が逆です。

ファンダメンタル分析的にユーロ高になる材料では全くありません。

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・ECB金利では動かず

・ドラギ会見で、ユーロさらに暴落

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

   

また、グローバル的な視点で見ると、

米国はQE3縮小で、ドルのジャブジャブ供給を絞りつつある(金融引き締め、次回FOMCで量的緩和終了)

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けている(金融緩和、通貨の希薄化)。

となると、ファンダメンタル分析的に考えると、

対ユーロ、対ポンドで、ドルの価値が上昇するのが

自然な論理的帰結のように思えます。(=ユーロドル、ポンドドル下落)

     

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

    

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

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2014年9月 5日

BOE、ECB政策金利まとめ 9月 ECB利下げ断行に、マーケットの反応は?

2014/09/04 (木) 20:00

英中銀政策金利
結果 0.50% 予想どおりの据え置き
予想 0.50%
現行 0.50%

資産買入枠 3750億ポンドに据え置き

    

2014/09/04 (木) 20:45

ECB政策金利
結果 0.05% サプライズの利下げ!青天の霹靂
予想 0.15%
現行 0.15%

上限金利の限界貸出金利を0.30%に引き下げ
下限金利の中銀預金金利をマイナス0.20%に引き下げ

                

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

広範囲なABSポートフォリオの購入を開始する」(量的緩和スタート)
カバードボンドの買い入れも10月から実施
「新たな措置はTLROとともにバランスシートにかなりの影響与える」
「必要に応じた他の措置活用の決意で全会一致」
4-6月の経済動向は予想より弱かった
「主要国間には金融政策サイクルにかなりの違い」
一連の措置が寄与しインフレ率は2%近くへ」(希望)
「インフレへのリスクを注意深く監視」
「物価への地政学的、為替による影響を注視」
EU基準インフレ率、今後数カ月間は前年比で低水準にとどまる見通し」
2015、16年はインフレが緩やかに上昇する見通し
利下げの決定は全会一致ではなかった
ECBの金利は下限制約に達した
「構造改革への取り組みの勢いを強める必要」
「財政再建の進展を後退させるべきではない」
「量的緩和について議論した」
一部委員は一段の行動望んだ
「この日決定の措置の主な目的は信用緩和」
今回の決定以上、もしくは以下の措置求める意見あった
「現段階でABS購入の規模を試算するのは困難」
「金利に非常に低水準、テクニカル的な追加措置は不可能」
量的緩和は民間資産あるいは公的資産、もしくは両方で可能
「全般的にインフレ期待が下振れ」
中期インフレ見通しは8月に悪化した
8月の指標の多くが景気回復の勢い鈍化示す
「ABS購入はTLTRO強化と判断されるべき」
新規・既存・不動産ABSなどが対象
インフレ率は景気回復と為替、世界成長、金融政策により上昇へ」(希望)
下向きのインフレトレンドは一時的
「構造改革について真剣な討議を」
デフレは見られない

   

   

BOE政策金利は、予想どおりの据え置きで何のサプライズも無し。

   

その後のECB政策金利は、予想どおりの据え置き、、、、かと思いきや、

突然、利下げを断行しました。

サプライズの悪材料です。

    

その後のECB総裁ドラギ会見は、

追加緩和を臭わせる一方で、

これでデフレに突入することは防げる!これで安心だ!というような自信のようなものも垣間見えました。(実際には、ECBの希望にすぎない)

いずれにせよ、利上げは相当先のことになりそうです。

    

ECBは依然として金融緩和の方向を向いており、

金融引き締めの方向に舵を切った米FRBとは完全に方向が逆です。

ファンダメンタル分析的にユーロ高になる材料では全くありません。

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE金利では、材料織り込み済みで動かず、

・ECB金利で、ユーロ暴落

・ドラギ会見で、ユーロ暴落、

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

   

また、グローバル的な視点で見ると、

米国はQE3縮小で、ドルのジャブジャブ供給を絞りつつある(金融引き締め)

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けている(金融緩和、通貨の希薄化)。

となると、ファンダメンタル分析的に考えると、

対ユーロ、対ポンドで、ドルの価値が上昇するのが

自然な論理的帰結のように思えます。(=ユーロドル、ポンドドル下落)

     

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

    

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

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2014年8月 8日

ECB政策金利まとめ 8月

2014/08/07 (木) 20:45

ECB政策金利
結果 0.15% 予想どおりの据え置き
予想 0.15%
前回 0.15%

             

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

政策金利は長期にわたり現行水準に」
非伝統的な手段のコミットメントで委員会は全会一致
ユーロ圏は緩やかな景気回復が続く
高まる地政学的リスクが成長損ねる可能性
インフレ率は向こう数ヶ月は低い
インフレは2015年、2016年と緩やかに上昇
インフレはおおむね均衡、リスクは限定的」
地政学リスクと為替の影響を注視」
ウクライナ、ロシア、イラク、シリア、ガザなどに地政学リスク
地政学リスクが高まっていることは疑う余地なし」
「ECBは制裁措置の影響を精査し始めたばかり」
選択肢にはABS購入と量的緩和含まれる
「ABS購入実施の最終決定はまだ」
「インフレ率低下の大部分はエネルギー価格低下によるもの」
景気回復の動きは弱く、脆弱で、不均衡
「平均的にソフトデータがハードデータよりも改善している」
「データは成長のモメンタムが弱まっていること示す」
ユーロ圏の民間投資は他の地域よりも低い
低投資は、需要が期待ほどではなく、改革が遅れているため
「ファンダメンタルズにとっては、ユーロ相場の低下が望ましい
ユーロのショートポジションが大幅に増加
「インフレ目標達成からは程遠い」
「一部の国ではインフレ率が2%超に上昇する公算も」
ECBの金融政策は長期にわたり米国とは乖離したものに

   

   

ECB政策金利は、予想どおりの据え置き。

     

その後のECB総裁ドラギ会見は、

終始どんよりとした感じで、

先行きの暗さが漂っていました。

金利引き上げどころか、追加緩和の用意(ユーロの希薄化)すら臭わせており、

利上げは相当先のことになりそうです。

さらになんと、ユーロ安が望ましいと明言(笑)

こんなこと言っちゃっていいのかというレベルまで踏み込んできました。

何が何でもユーロ安に持って行きたいようです。

    

ECBは依然として金融緩和の方向を向いており、

金融引き締めの方向に舵を切った米FRBとは完全に方向が逆です。

ファンダメンタル分析的にユーロ高になる材料では全くありません。

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・ECB金利でも、材料織り込み済みで動かず

・ドラギ会見で、ドル爆騰 ユーロ爆安、

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

   

また、グローバル的な視点で見ると、

米国はQE3縮小で、ドルのジャブジャブ供給を絞りつつある(金融引き締め)

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けている(金融緩和、通貨の希薄化)。

となると、ファンダメンタル分析的に考えると、

対ユーロ、対ポンドで、ドルの価値が上昇するのが

自然な論理的帰結のように思えます。(=ユーロドル、ポンドドル下落)

     

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

    

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

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2014年7月 4日

ECB政策金利&米雇用統計まとめ 7月、サプライズの好結果に、マーケットの反応は?

2014/07/03 (木) 20:45

ECB政策金利
結果 0.15% 予想どおりの据え置き
予想 0.15%
現行 0.15%

    

2014/07/03 (木) 21:30

非農業部門雇用者数(6月)
結果 288千人 サプライズの好結果!!!
予想 215千人
前回 224千人(217千人から修正) 上方修正!!

失業率(6月)
結果 6.1% サプライズの好結果!凄い!
予想 6.3%
前回 6.3%

       

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

「ユーロ圏の中長期インフレ期待、目標の2%を下回る水準で依然しっかり抑制。」
「政策金利は長期にわたり現行水準に。」
「段階的な景気回復は続いている。」
「ユーロ圏経済へのリスクは引き続き下向き。」
「6月の一連の措置、スタンスの一段の緩和につながった。」
「長期資金供給オペの詳細について決定、この後発表する。」
「低インフレの期間が長すぎるリスクに対処するため必要なら非伝統的措置を講じる用意。」(さらなる金融緩和を示唆)
「理事会は手段講じるコミットメントについて全員一致。」
「ABS買入の準備作業を加速した。」
「理事会を来年から6週間ごとに開催。」
「低金利の期間はインフレ見通しによる。」
「長期供給オペ総額1兆ユーロに到達する可能性。」
「インフレ率を目標に戻すことに有用。」
「2014年は9月18日と12月11日に、15年3月-16年6月には6回実施。」
「毎月行動を起こせないし起こすべきでもない。」
「政策金利の技術的な調整は排除しない。」
「為替相場は目標ではない。」
「為替相場はインフレ見通しにとって重要。」
「為替相場は大きく注目している。」
「インフレ評価が変われば資産買入も。」(さらなるジャブジャブ緩和)
「政策は金利が低水準にあるときほとんど効果はない。」

   

   

ECB政策金利は、予想どおりの据え置き。

  

その後の米雇用統計は、

非農業部門雇用者数、失業率、

ともに予想を上回るサプライズの好結果!となりました。

誰がどう見てもサプライズの好材料です。

  

その一方で、ECB総裁ドラギ会見は、

終始どんよりとした感じで、

先行きの暗さが漂っていました。

金利引き上げどころか、追加緩和の用意(ユーロの希薄化)すら臭わせており、

利上げは相当先のことになりそうです。

    

ECBは依然として金融緩和の方向を向いており、

金融引き締めの方向に舵を切った米FRBとは完全に方向が逆です。

ファンダメンタル分析的にユーロ高になる材料では全くありません。

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・ECB金利でも、材料織り込み済みで動かず

・米雇用統計発表&ドラギ会見で、ドル爆騰 ユーロ爆安、

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

   

また、グローバル的な視点で見ると、

米国はQE3縮小で、ドルのジャブジャブ供給を絞りつつある(金融引き締め)

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けている(金融緩和、通貨の希薄化)。

となると、ファンダメンタル分析的に考えると、

対ユーロ、対ポンドで、ドルの価値が上昇するのが

自然な論理的帰結のように思えます。(=ユーロドル、ポンドドル下落)

     

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

    

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2014年6月 6日

BOE、ECB政策金利まとめ 6月、ECBが利下げ&マイナス金利導入の衝撃

2014/06/05 (木) 20:00

英中銀政策金利
結果 0.50% サプライズ無し!
予想 0.50%
現行 0.50%

英中銀資産購入枠
結果 3750億ポンド サプライズ無し!
予想 3750億ポンド
現行 3750億ポンド

   

2014/06/05 (木) 20:45

ECB政策金利
結果 0.15% 予想よりも緩やかな利下げ!(想定の範囲内でサプライズは無い)
予想 0.10%
現行 0.25%

※中銀預金金利 市場予想通りに-0.1% 予想どおりのマイナス金利!

  

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

「ABS購入を準備」
「理事は行動で全員一致。」
「証券市場プログラムの不胎化は終了へ。」
政策金利は長期にわたり現行水準かそれ以下。」
「オペ全額供給は継続を決定。」
「一連の措置でインフレ率は目標に戻るだろう。」
「一段の措置必要なら迅速に講じる。」
「マイナス預金金利、超過準備にも適用。」
「的を絞るLTRO計画の当初規模は4000億ユーロ。」
「2回のLTROは9月と12月に実施。」
「ECBは為替動向を注視している。」
「政策委員会は物価安定を守る強い決意。」
「ECBの措置はまだ終わっていない。」
「以前の予測よりも金利は長い期間、低く留まる可能性。」

   

   

BOE金利は全くサプライズ無し。

その後のECB金利は、市場予想どおりとはいえ、

利下げ&マイナス金利発動。

たしかにメガトン級の悪材料ですが、

一応、市場予想の範囲内でサプライズは無いはずです。

材料織り込み済み・・・・となるはずですが、実際はどうなったのでしょうか。

  

その後のECB総裁ドラギ会見は、

基本的に悲観的な内容でした。

追加の措置を臭わせる発言も飛び出しました。

低インフレの長期化を懸念しているということで、

ユーロ安誘導方向の措置と思われます。

    

ECBは依然として金融緩和の方向を向いており、

金融引き締めの方向に舵を切った米FRBとは完全に方向が逆です。

ファンダメンタル分析的にユーロ高になる材料では全くありません。

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE金利では、材料織り込み済みで動かず

・ECB金利でも、材料織り込み済みで動かず

・ドラギ会見で、ユーロ爆安に

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

   

また、グローバル的な視点で見ると、

米国はQE3縮小で、ドルのジャブジャブ供給を絞りつつある(金融引き締め)

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けている(金融緩和、通貨の希薄化)。

となると、ファンダメンタル分析的に考えると、

対ユーロ、対ポンドで、ドルの価値が上昇するのが

自然な論理的帰結のように思えます。(=ユーロドル、ポンドドル下落)

     

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

    

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2014年5月11日

BOE、ECB政策金利まとめ 5月

2014/05/08 (木) 20:00

英中銀政策金利
結果 0.50% 据え置き 何のサプライズもない
予想 0.50%
現行 0.50%

英中銀資産購入枠
結果 3750億ポンド 据え置き 何のサプライズもない
予想 3750億ポンド
現行 3750億ポンド

   

2014/05/08 (木) 20:45

ECB政策金利
結果 0.25% 据え置き 何のサプライズもない
予想 0.25%
現行 0.25%

    

一切サプライズ無し!

  

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

「ECBは必要ならば迅速に行動する用意。」
穏やかな回復は予想通り。」
政策金利は長期にわたり現行かそれ以下の水準。」
「ECBは非伝統的手段も。」
経済見通しへのリスクは引き続き下方向。」
インフレ率は低水準に留まるものの15年に段階的に上昇へ。」
「為替リスクを注視。」
為替について話し合い、介入についても。」
「為替レートは物価安定にとって非常に重要。」


  

ECB金利は

市場予想どおりの据え置きで全くサプライズ無し。

  

その後のECB総裁ドラギ会見は、

基本的に悲観的な内容で、

なんと為替介入についても言及が飛び出してきました。

  

介入するとしたらユーロ売りか、ユーロ買いか。

ドラギ会見では方向性についての言及はなかったのですが、

低インフレの長期化を懸念しているということで、

ユーロ安に持って行きたいということと思われます。

    

ECBは依然として金融緩和の方向を向いており、

金融引き締めの方向に舵を切った米FRBとは完全に方向が逆です。

ファンダメンタル分析的にユーロ高になる材料では全くありません。

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE、ECB金利では、材料織り込み済みで動かず

・ドラギ会見で、ユーロ安に

となるのが自然に思えます。

   

また、グローバル的な視点で見ると、

米国はQE3縮小で、ドルのジャブジャブ供給を絞りつつある(金融引き締め)

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けている(金融緩和、通貨の希薄化)。

となると、ファンダメンタル分析的に考えると、

対ユーロ、対ポンドで、ドルの価値が上昇するのが

自然な論理的帰結のように思えます。(=ユーロドル、ポンドドル下落)

 

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

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2014年4月 4日

ECB政策金利まとめ 4月

2014/04/03 (木)20:45

ECB政策金利 20:45 
結果 0.25% 予想どおりの据え置き
予想 0.25%
現行 0.25%

    

一切サプライズ無し!

  

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

「これまでの予測に沿った緩やかな景気回復が進んでいる」
「ECBはさらなる金融緩和を排除しない」
「最近のデータによると、低インフレが長期化するとの予想と一致」
「理事会では非伝統的措置の活用について全会一致」
「中長期的なインフレ期待は依然としてかなり抑制
「状況を非常に注意深く監視」
インフレは4月には若干上昇する」
インフレは2015年には徐々に水準を上げる
「需給ギャップは大きい」
金融緩和を維持するとの決意を堅持する」
長期間にわたり金利を現行水準かそれ以下に維持すると予想
「インフレ見通しは経済の弱さと高水準の緩みに基づいたもの」
「理事会では量的緩和を協議した
「量的緩和は利用可能な手段の一つ」
利下げやマイナス預金金利について協議した」
為替レートはますます重要な要素になっている」
「デフレリスクが拡大したとはみていない」
経済見通しのリスクは依然として下向き
「景気回復は内需拡大に支えられている」
ユーロ圏の輸出に対する需要は次第に強まる見込み」
世界の金融市場動向や地政学リスクが景気回復へのマイナス要因
ユーロ圏HICPは今後数ヶ月は低水準に留まるだろう」
「インフレ見通しに対するリスクは中期的に概ね均衡」
「インフレ見通しの上振れ・下振れリスクは限定的」
「4月のインフレ上昇はイースターが一因に」
「量的緩和を含めて、あらゆる措置がECBの使命の範囲内にある」
きょうの理事会で量的緩和について協議した」
「地政学リスクと為替リスクを注視している」
「為替相場は物価安定にとって極めて重要」
為替相場の重要性は増大してきている」
「中期的な評価に、為替の具体的な水準を結び付けているわけではない」
「最新のインフレ動向が中期見通しをどの程度変えたかについて意見分かれた」
「現在の状況は11月とは異なる」
「フォワードガイダンスは大きな成功を収めている」
「低インフレが長期化するとインフレ期待へのリスク高まる」
先月は量的緩和について特段議論しなかった
「前年比のインフレ率変化の70%は、食品・エネルギー価格下落で説明できる」
ユーロ圏で量的緩和をどのように構築するのか検討
「ユーロ圏経済に大きな緩みがみられる」
ユーロ圏の長期的失業が最大の懸念材料
マイナス預金金利の可能性を議論した
マイナス預金金利は本日の議論で関心が高かった
金利コリドー縮小も議論
LTROや不胎化打ち切りについても少し議論した」

  

ECB金利は

市場予想どおりの据え置きで全くサプライズ無し。

  

その後のECB総裁ドラギ会見は、

基本的に悲観的な内容で、

利下げ、マイナス金利などの言葉が飛び交いました。

また、為替が重要だと何度も言及し、

この人は要するにユーロ安に持って行きたいのかな、という印象を受けました。

    

ECBは依然として金融緩和の方向を向いており、

金融引き締めの方向に舵を切った米FRBとは完全に方向が逆です。

ファンダメンタル分析的にユーロ高になる材料では全くありません。

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利では、材料織り込み済みで動かず

・ドラギ会見で、ユーロ安に

となるのが自然に思えます。

   

また、グローバル的な視点で見ると、

米国はQE3縮小で、ドルのジャブジャブ供給を絞りつつある(金融引き締め)

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けている(金融緩和、通貨の希薄化)。

となると、ファンダメンタル分析的に考えると、

対ユーロ、対ポンドで、ドルの価値が上昇するのが

自然な論理的帰結のように思えます。(=ユーロドル、ポンドドル下落)

 

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

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2014年3月 7日

BOE、ECB政策金利まとめ 3月

2014/03/06 (木) 21:00

英中銀政策金利
結果 0.50% 予想どおりの据え置き
予想 0.50%
現行 0.50%
      

英中銀資産購入枠(量的緩和)
結果 3750億ポンド 予想どおりの据え置き
予想 3750億ポンド
現行 3750億ポンド

   

2014/03/06 (木)21:45

ECB政策金利 21:45
結果 0.25% 予想どおりの据え置き
予想 0.25%
現行 0.25%

    

以上、一切サプライズ無し!

  

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

ユーロ圏では緩やかな景気回復が進んでいる
「スタッフ予想は低インフレの長期化を示している」
信用の勢いは抑制されている」
「中長期的なインフレ期待は引き続きかなり抑制されている」
「必要な限り緩和的な金融政策スタンスを維持
「フォワードガイダンスを強く再確認」
金利が現行水準かそれを下回る水準に長期間とどまると予想
インフレの見通しは中期的に抑制されている」
「短期金融市場の動向を注意深く監視、利用可能なあらゆる手段を検討する用意」
高度な金融緩和を維持すると固く決意、必要なら一段の断固とした措置講じる」
「ゆっくりとしたペースながら景気回復が進む
「成長の見通しに依然として下振れリスク
「EU基準インフレ率は今後数カ月は現行の水準、中期的に2%に戻る見通し」
「インフレの上振れリスクと下振れリスクは限定的、中期的にはほぼ均衡」
「本日の決定は基調シナリオの確認に基づく」
最新データも概ね良好
「SMP不胎化停止は選択肢だが、活用を正当化できる状況ではない。不胎化停止のメリットは限られている。引き続き状況を注視し、不胎化停止を選択肢として検討する。」
「ユーロ圏の状況は1990年代の日本とは異なる。」
「金利変更など政策手段について幅広く討議した。」
国債購入プログラム(OMT)は発動の用意ができている。OMTはECBの責務の範囲内。」
「一段の政策(追加緩和)を求めるIMFとは見解が異なる。」

  

BOE金利、ECB金利、ともに

市場予想どおりの据え置きで全くサプライズ無し。

  

その後のECB総裁ドラギ会見は、

前回までと同様に基本的に悲観的な基調でしたが、

景気回復についての言及がチョコチョコあり、

欧州経済は底を打ったのか?

という印象です。

前回までと違い、若干上向きな感がありました。

  

ただ、依然として「高度な金融緩和を維持すると固く決意」とあるわけですから、

金融引き締めの方向に舵を切った米FRBとは完全に方向が逆です。

ファンダメンタル分析的にユーロ高になる材料では全くありません。

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE、ECB金利では、材料織り込み済みで動かず

・ドラギ会見で、乱高下の後、元の水準に

となるのが自然に思えます。

   

また、グローバル的な視点で見ると、

米国はQE3縮小で、ドルのジャブジャブ供給を絞りつつある(金融引き締め)

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けている(金融緩和、通貨の希薄化)。

となると、ファンダメンタル分析的に考えると、

対ユーロ、対ポンドで、ドルの価値が上昇するのが

自然な論理的帰結のように思えます。(=ユーロドル、ポンドドル下落)

 

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

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2014年2月 7日

BOE、ECB政策金利まとめ 2月

2014/02/06 (木) 21:00

英中銀政策金利
結果 0.50% 予想どおりの据え置き
予想 0.50%
現行 0.50%
      

英中銀資産購入枠(量的緩和)
結果 3750億ポンド 予想どおりの据え置き
予想 3750億ポンド
現行 3750億ポンド

   

2014/02/06 (木)21:45

ECB政策金利 21:45
結果 0.25% 予想どおりの据え置き
予想 0.25%
現行 0.25%

    

以上、一切サプライズ無し!

  

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

「基調的な物価圧力は引き続き弱い見通し、与信の勢いも鈍い
中・長期的なインフレ期待はしっかり抑制されている」
低インフレが長期化しているその後緩やかに上昇へ」
「必要な期間、緩和的な金融政策スタンスを維持」(緩和=低金利)
「フォワードガイダンスを強く再確認」
主要金利が長期間にわたり現行水準かそれを下回る水準に維持されると引き続き予想」
「短期金融市場の動向を注視、あらゆる選択肢を検討する用意」
「必要ならばさらに断固たる行動をとる強い決意」
経済見通しに関するリスクは引き続き下向き
新興国市場の不透明感、経済情勢にマイナスの影響を及ぼす可能性」
「インフレ率は今後数カ月は現在の水準付近にとどまる見通し」
ユーロ圏の物価圧力は中期的に抑制されると予想」
「物価動向の上振れリスクと下振れリスクは依然限られている」
インフレの見通しに関するリスクは中期的に概ね均衡
「今日はECBの政策行動の条件について重点的に討議した」
「討議内容は幅広かった」
「ユーロ圏経済と市場は、今のところ新興国市場の状況に対して底堅さをみせている」
状況が複雑なので今月は行動することを控えた。」
流通市場で国債を購入することは可能、条約で認められている。」(ユーロ安方向の材料)

  

BOE金利、ECB金利、ともに

市場予想どおりの据え置きで全くサプライズ無し。

  

その後のECB総裁ドラギ会見は、

ほぼ全面的に悲観的な内容でした。

米経済が底を打って上昇傾向なのとは対照的で、

欧州は深い問題を抱えている印象です。

  

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE、ECB金利では、材料織り込み済みで動かず

・ドラギ会見で、乱高下の後、「あーやっぱユーロだめか」で失望売り

となるのが自然に思えます。

   

また、グローバル的な視点で見ると、

米国はQE3縮小で、ドルのジャブジャブ供給を絞りつつある(金融引き締め)

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けている(金融緩和、通貨の希薄化)。

となると、ファンダメンタル分析的に考えると、

対ユーロ、対ポンドで、ドルの価値が上昇するのが

自然な論理的帰結のように思えます。(=ユーロドル、ポンドドル下落)

 

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

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2014年1月10日

BOE、ECB政策金利まとめ 1月

2014/01/09 (木) 21:00

英中銀政策金利
結果 0.50% 予想どおりの据え置き
予想 0.50%
現行 0.50%
      

英中銀資産購入枠(量的緩和)
結果 3750億ポンド 予想どおりの据え置き
予想 3750億ポンド
現行 3750億ポンド

   

2014/01/09 (木)21:45

ECB政策金利 21:45
結果 0.25% 予想どおりの据え置き
予想 0.25%
現行 0.25%

    

以上、一切サプライズ無し!

  

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

「ユーロ圏の基調的な物価圧力は引き続き抑制される見通し」
「現在の情報や分析は、われわれの判断を裏付けている」
インフレ期待はしっかり抑制されている」
低インフレが長期化し、その後2%弱に向けて緩やかに上昇する可能性」
金融政策スタンスは必要な限り緩和的であり続ける
「理事会はフォワードガイダンスを確認」
緩和的な政策が続く
「短期金融市場の動向を注視、あらゆる可能な手段を検討する用意」
引き続き強力な金融緩和を維持する決意
「ユーロ圏の成長リスクは引き続き下向き
インフレリスクは概ね均衡
「インフレ率は向こう数ヶ月、現在の水準に留まる公算」
最近の指標はさらに改善、段階的な回復を示す
生産は2014、15年に鈍いペースで回復する見通し」
「ユーロ圏の経済活動、輸出需要拡大の恩恵を受ける見通し」
「フォワードガイダンスの文言をECBはきょうさらに強めた」
「インフレ見通しが悪化すればECBは行動する」
「短期金融市場が逼迫すればECBは行動する」
「政策手段をめぐる討議は続く」
「どの手段を選ぶかは不測の事態の状況による」
「活用できる複数の手段がある」
「条約が許す全ての手段が可能」
「将来の決定に関して憶測するのは意味がない」
「両方向で物価を安定させる責務がある」
「12月のインフレ率の鈍化は想定されたこと、ドイツのデータが影響」
「銀行システムは査定後に強くなる」
「銀行の査定で、短期的なデレバレッジにつながる可能性も」
インフレ率は今後少なくとも2年間は低水準にとどまるだろう

  

  

BOE金利、ECB金利、ともに

市場予想どおりの据え置きで全くサプライズ無し。

  

その後のECB総裁ドラギ会見は、

ほぼ全面的に悲観的な内容でした。

米経済が底を打った感じで上昇傾向なのとは対照的で、

欧州は深い問題を抱えている印象です。

  

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE、ECB金利では、材料織り込み済みで動かず

・ドラギ会見で、乱高下の後、「あーやっぱユーロだめか」で失望売り

となるのが自然に思えます。  

 

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

・NYダウ の値動き

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2013年12月 6日

BOE、ECB政策金利まとめ 12月

2013/12/05 (木) 21:00

英中銀政策金利
結果 0.50% 予想どおりの据え置き
予想 0.50%
現行 0.50%
      

英中銀資産購入枠(量的緩和)
結果 3750億ポンド 予想どおりの据え置き
予想 3750億ポンド
現行 3750億ポンド

   

2013/12/05 (木) 21:45

ECB政策金利 21:45
結果 0.25% 予想どおりの据え置き
予想 0.25%
現行 0.25%

    

  

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

「経済指標は先月の決定を正当化した。」
ユーロ圏は長期にわたり低インフレに直面も。」
マネーと信用の状況は引き続き抑制されている。」
必要な限り政策は緩和的に留まる。」※緩和=利下げ方向
政策金利は長期にわたり現行水準かそれ以下に。」
ユーロ圏成長へのリスクは引き続き下方向。」
ユーロ圏インフレリスクは概ね均衡。」
今後数ヶ月間のインフレ率、現在の水準付近にとどまる見通し。」
先月の利下げ以降、プラスの展開が見受けられる。」
「議事録めぐる議論は続いている。」
「為替相場は政策目標ではない。」
「為替相場は物価安定や成長にとって重要。」
「理事会はガイダンスの枠内で、行動の準備は出来ており、可能。」
マイナス預金金利の準備は技術的にできている。」
「少しだけ話し合った。」
「いかなる手段についても特定した話し合いはなかった。」
「あらゆる政策の選択肢の準備は十分できている。」
きょうは利下げの提案はなかった。」
「政策の選択肢について、これ以上の分析は必要ない。」
「状況を注意深く監視する、長期にわたる低インフレの下振れリスクを十分認識。」

  

  

BOE金利、ECB金利、ともに

市場予想どおりの据え置きで全くサプライズ無し。

  

その後のECB総裁ドラギ会見は、

ほぼ全面的に悲観的な内容でした。

米経済が底を打った感じで上昇傾向なのとは対照的で、

欧州は深い問題を抱えている印象です。

  

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE、ECB金利では、材料織り込み済みで動かず

・ドラギ会見で、乱高下の後、「あーやっぱユーロだめか」で失望売り

となるのが自然に思えます。  

 

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

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2013年11月 8日

BOE政策金利、ECB政策金利まとめ 11月 予想外のECB利下げに、マーケットはどう反応したのか?

2013/11/07 (木) 21:00

英中銀政策金利
結果 0.50% 予想どおりの据え置き
予想 0.50%
現行 0.50%
      

英中銀資産購入枠(量的緩和)
結果 3750億ポンド 予想どおりの据え置き
予想 3750億ポンド
現行 3750億ポンド

   

2013/11/07 (木) 21:45

ECB政策金利
結果 0.25% サプライズ!!!利下げ!!!
予想 0.50%
現行 0.50%

    

  

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

「金利決定は7月のフォワードガイダンスに沿ったもの。」
「基調となる物価圧力は一段と下がっている。」
「インフレ期待はしっかり抑制。」
「政策金利は長期にわたり低水準に留まるだろう。」
「低インフレ局面が長期化する可能性。」
「ECBはあらゆる手段を検討する準備がある。」
「固定金利での応札額全額供給措置を2015年半ばまで延長。」
「失業率は依然として高い。」
「成長リスクは引き続き下方向。」
「インフレ率の低下は予想より激しい。」

「ECBはデフレとはみていない。」
「本日の理事会で預金金利について討議。」
「マイナス預金金利やLTROなどの手段がわれわれにはある。」
「新たなLTROについては特段討議しなかった緩和バイアスに変更はない。」
「本日の理事会では行動の必要性で一致した。」
「理事会では、利下げする十分は根拠あるとの意見が大勢だった。」
「来月の指標がさらなる情報もたらすとの意見もあった。」
「フォワードガイダンスに関する見解は全員一致だった。」
「まだ下限には達していない、原則的にはさらなる引き下げもあり得る。」
「利下げは効果的と信じている。」
「現時点では実質金利が低いことが重要。」
「インフレの動向に変化がみられた。」
「ECBのフォワードガイダンスの信頼性、本日の決定によって強められた。」
「インフレ動向にかなりの変化があったと判断。」
「為替相場は政策目標ではない。」
「ユーロ圏の状況が日本と同様とは思わない。」

 

  

  

ECB金利は、市場予想どおりの据え置きで全くサプライズ無し。

  

その後のECB総裁ドラギ会見は、

ほぼ全面的に悲観的な内容でした。

米経済が底を打った感じで上昇傾向なのとは対照的で、

欧州は深い問題を抱えている印象です。

  

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利では、材料織り込み済みで動かず

・ドラギ会見で、乱高下の後、ユーロ失望売り

となるのが自然に思えます。  

 

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

・NYダウ の値動き

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2013年10月 3日

ECB、BOE政策金利まとめ 10月

2013/10/02 (水) 20:45

ECB政策金利  
結果 0.50% 予想どおりで何のサプライズも無い
予想 0.50%
現行 0.50%

  

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

「ユーロ圏の基調的な物価圧力は引き続き抑制される見通し。」
「信頼感の指標、経済の段階的改善見通しを確認。」
「ECBの金融政策スタンス、金融緩和の程度維持に傾いている。」
「 金融政策スタンス、必要な限り緩和的であり続ける。」
「ECBは主要政策金利が長期にわたり現在もしくは現在を下回る水準にとどまると予想。」
「 ユーロ圏経済見通しへのリスクは下向き。」
「短期金融市場に対してあらゆる利用可能な手段を検討する用意がある。」
「 金融政策スタンスへの影響に特に引き続き注意を払う。」
「ユーロ圏の生産は緩慢なペースで回復する見通し。」
「 金融市場の改善は実体経済に浸透しているようだ。」
「ユーロの為替相場はECBの政策上の目標ではない。」
「 ECBは為替動向に注意を払う、成長に為替レートは重要。」
「 マネーと金融市場の状況、経済に悪影響を及ぼす可能性。」
インフレ率、今後数カ月は低水準にとどまる見通し。」
「インフレリスクは概ね均衡。」
「 商品価格・税金がインフレの上振れリスク、予想下回る経済成長が下振れリスク。」
利下げを討議した。」
「 LTROを含むあらゆる利用可能な手段を活用する用意がある。」
「 多様な手段を保有している、何も排除しない。」
「インフレの軌道は予想通りに進んでいる。」
「 中期的なインフレ率を見通し、金利や他の手段について決定する必要がある。」
「 米政府機関の閉鎖は長引けばリスク。」
「米国のデフォルトは予想せず。」
「 短期金融市場の必要に応じて行動する用意がある。」
固定金利・全額供給は少なくとも2014年7月まで維持。」
「流動性の事故を起こしたくないというのが流動性に関する理事会の見解。」
「新たなLTROは利用可能な手段のひとつにすぎない。」
回復は弱く、ぜい弱かつ一様でない。」
「政策を市場動向に適応させる(担保不足を予想しているかとの質問に)」
信用のフローは非常に弱い。」
「 銀行の貸し出し面での改善はわずか。」
「 現在のインフレ率は予想外ではない。」
「危機が小国から大国へシフトするとはみていない。」
「 スペインの銀行は資産の質の審査とストレステストに十分備えができている。」


  

  

ECB金利は、市場予想どおりの据え置きで全くサプライズ無し。

  

その後のECB総裁ドラギ会見は、

ほぼ全面的に悲観的な内容でした。

米経済が底を打った感じで上昇傾向なのとは対照的で、

欧州は深い問題を抱えている印象です。

  

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利では、材料織り込み済みで動かず

・ドラギ会見で、乱高下の後、ユーロ失望売り

となるのが自然に思えます。  

 

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

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2013年9月 6日

ECB、BOE政策金利まとめ 9月

2013/09/05 (木) 20:00

英中銀政策金利
結果 0.50% サプライズなし
予想 0.50%
現行 0.50%

  

英中銀資産購入枠
結果 3750億ポンド サプライズなし
予想 3750億ポンド
現行 3750億ポンド

  

20:45 ECB政策金利
結果 0.50% 何のサプライズも無い
予想 0.50%
現行 0.50%

  

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg 

「ユーロ圏の基調的な物価圧力は引き続き抑制される見通し。」
「最近の信頼感指標、経済の段階的改善見通しを確認。」
「ECBの金融政策スタンス、金融緩和の程度維持に傾いている。」
「金融政策スタンス、必要な限り緩和的であり続ける。」
「理事会はECBの政策金利が長期にわたり現在または現在を下回る水準にとどまると予想。」
「金融政策は、7月に公表したフォワードガイダンスと一致し続ける。」
「インフレ見通しは中期的には変わっていない。」
「あらゆる情報を監視する。」
「ユーロ圏の段階的な回復を予想。」
「LTROの早期返済、金融市場の状況改善を反映。」
「金融政策に関し、引き続き短期金融市場の動向に特に注意を払う。」
生産は緩慢なペースで回復する見通し。」
金融市場の改善が徐々に実体経済に浸透している。」
成長リスクは下向き。」
マネー・金融市場の最近の動向、経済状況に悪影響を及ぼす可能性。」
インフレ率、今後数カ月は低水準にとどまる見通し。」
「 インフレリスクは概ね均衡。」
「 商品価格・税金がインフレの上方リスク、予想下回る経済成長が下方リスク。」
利下げをめぐる協議はいつも通りあった。」
「 一部委員は経済状況は利下げを正当化しないと主張。」
経済は弱すぎるので利下げ協議の排除はできない。」
市場金利が不当水準となれば、利下げを検討するだろう。」
「現在の過剰流動性は適切とみているが、行動する用意もある(どの時点で過剰流動性が懸念要因になるかとの質問に)」
「 過剰流動性の減少は分断が解消しつつあることを意味する。」
市場金利が上昇し始めるきっかけとなる具体的な過剰流動性の水準はない。」
節目は分断化の状況次第。」
「 これまでのLTRO返済を深読みすべきでない。」
「 必要に応じて適切な行動をとる用意がある。」
「 必要な限り、固定金利・全額供給を続ける。」
われわれは総合インフレ率を見ている。」
「フォワードガイダンスはボラティリティの低減が目的だった、その目的は果たされた。」
「 フォワードガイダンス、景気改善に対する市場金利の過剰反動を防ぐことも目的。」
「 それに関してはまあまあ成功している。」
「対ギリシャプログラム、延長が必要なら一段の条件も付与すべき。」
「 ECBはギリシャ債務軽減化には参加しない。」
「責務は物価安定(フォワードガイダンスと失業を連動させられるかとの質問に)」
回復について非常に慎重に見ている、芽はまだとても青い。」
「 依然として行動する用意がある。」
「 米金融当局と協調行動についてはまだ協議していない。」
「 週末にバーゼルで各国中銀当局者が地政学的情勢について協議する機会がある。」
「 理事会は全会一致でガイダンスの維持を望んでいる。」
「フォワードガイダンスの性質を熟考した。」
「 われわれが使っている質的ガイダンスがECBにとっては最適。」
「 量的なフォワードガイダンスは計画していない。」
金利については、長期にわたりバイアスは下向き。」

  

  

BOE金利、BOE資産買い入れ額は市場予想どおりの据え置き、

その後のECB金利も、市場予想どおりの据え置きで全くサプライズ無し。

  

その後のECB総裁ドラギ会見は、

金利に関しては、ほぼ全面的に悲観的な内容でした。

米経済が底を打った感じで上昇傾向なのとは対照的で、

欧州は深い問題を抱えている印象です。

  

  

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・BOE金利では、材料織り込み済みで動かず

ECB金利では、材料織り込み済みで動かず

・ドラギ会見で、乱高下の後、ユーロ失望売り

となるのが自然に思えます。  

 

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

・NYダウ の値動き

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