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BOE、ECB政策金利系まとめ

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2017年12月15日

ECB政策金利まとめ 12月

日本時間 2017年12月14日(木)21:45

■ECB政策金利
結果 0.00% サプライズなし
予想 0.00%
現行 0.00%

※上下限金利も据え置き、マイナス0.4%~プラス0.25%

■資産購入枠

300億ユーロ規模のQEを来年1月から9月まで実施(変更なし)

■声明(フォワードガイダンス)

見通し悪化すればQEの規模拡大や期間延長をする可能性
「300億ユーロ規模のQEを来年1月から9月まで実施」
金利は、QE終了後も相当期間にわたり現在の水準を維持
QE終了後も長期間、保有債券の償還元本を再投資する
QEはインフレが持続的に調整されるようになるまで続ける

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

現在の金利水準はQE終了後もしばらく継続
「極めて良好な金融環境が必要とされている」
「インフレ上昇のために引き続き大規模な緩和が必要」(さらにジャブジャブ)
来年のインフレ見通しを引き上げ
2019年までの成長見通し引き上げ
経済のモメンタムはしっかりと広範にわたっている」
2ヵ月前に比べ目標に到達できる公算高まった
300億ユーロから突然停止は議論したことない
「2020年のコアインフレの見通しは1.8%」

コメント

ECB政策金利は、市場予想どおりのゼロ金利据え置きでした。

量的緩和は、前回と同様の規模と期間でサプライズなし。

その後のドラギ会見は、希望が見える内容で、長い長いトンネルの向こう側の出口が見えてきたような印象です。

グローバル的な視点で見ると、

米国は経済環境順調でQE終了、利上げサイクルに乗りましたが、

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表(&フォワードガイダンス)で、多少の乱高下

・ドラギ会見で、欧州は最悪期を脱して底打ち期待でユーロ買い

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

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・金 の値動き

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2017年10月27日

ECB政策金利まとめ 10月

日本時間 2017年10月26日(木)20:45

■ECB政策金利 20:45
結果 0.00% 予想通りのゼロ金利据え置き

※上下限金利も据え置き、マイナス0.4%~プラス0.25%

予想 0.00%
現行 0.00%

■資産購入枠

債券購入を2018年9月まで延長(ユーロ売り材料)月額は、600億ユーロ→300億ユーロに減額(ユーロ買い材料)

■声明(フォワードガイダンス)

「必要ならばQEの規模や期間を拡大する選択肢を残す」

「QE終了後も長期間にわたり保有債券の償還元本を再投資」

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

QEは少なくとも来年9月まで継続
月間買い入れ額を300億ユーロに減額
大規模な刺激策が引き続き必要
成長は幅広い分野でしっかりしている」
国内の物価圧力は引き続き抑制されている
成長へのリスクはほぼ均衡している」
「成長への下方リスクには為替相場が含まれる」
コアインフレはまだ上昇トレンドを確信させず」
総合インフレ率は年末を挟んで低下する見込み」
コアインフレは中期的に上昇に向かう」
「他のQEシナリオについては議論しなかった」
「QEの調整は物価に関する自信を反映したもの」
インフレ目標の達成に向けて好位置にある」
「本日の決定は全会一致ではなかった」
「QE期限をオープンエンドにすること大多数が支持」

ECB政策金利は、市場予想どおりのゼロ金利据え置きでした。

量的緩和は、期間延長の一方で、規模は縮小となりました。

好材料と悪材料が混在しております。

その後のドラギ会見は、希望が見える内容で、長い長いトンネルの向こう側の出口が見えてきたような印象です。

グローバル的な視点で見ると、

米国は経済環境順調でQE終了、利上げサイクルに乗りましたが、

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表(&フォワードガイダンス)で、多少の乱高下

・ドラギ会見で、欧州は最悪期を脱して底打ち期待でユーロ買い

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

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2017年9月 8日

ECB政策金利まとめ 9月

日本時間 2017年9月7日(木)20:45

ECB政策金利 20:45
結果 0.00% 予想通りのゼロ金利据え置き

上下限金利も据え置き、マイナス0.4%~プラス0.25%

予想 0.00%
現行 0.00%

   

■資産購入枠

資産購入額は12月まで月額600億ユーロ、必要に応じ延長

  

■声明(フォワードガイダンス)

「見通し悪化の場合、QEの規模と期間を拡大する」
「QEはインフレ過程が持続的となるまで継続」
「金利はQEの終了後もかなりの期間現行水準に留まる」
「QEは12月以降も必要に応じて継続」

(前回のフォワードガイダンスとほぼ同内容)

    

■ECBスタッフ予測


2017年のインフレ見通しを1.5%に据え置き
2018年のインフレ見通しを1.3%から1.2%に引き下げ
2019年のインフレ見通しを1.6%から1.5%に引き下げ

2017年の成長見通しを1.9%から2.2%に引き上げ
2018年の成長見通しを1.8%に据え置き
2019年の成長見通しを1.7%に据え置き

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

600億ユーロ規模のQEは少なくとも12月まで実施
QEは持続的なインフレ上昇が見られるまで継続
「最近のユーロ相場のボラティリティーは不透明性の原因」
極めて大規模な金融緩和が必要」(=通貨ジャブジャブ希薄化)
「秋に政策調整について決定する」
「政策調整の決定は2017年を越える期間となろう」
「成長、インフレ、為替が今回のテーマだった」
「インフレには幅広く不満の声」
「インフレについては忍耐が必要」
「為替相場は成長とインフレにとって重要」
「為替相場を政策決定の判断に組み入れる必要」
「QEについて様々なシナリオについて議論した」
「QEの期間や規模について議論」
QEについての大筋は10月に決定
システミックなバブルのリスクはみられず」(まだ通貨ジャブジャブの余地あり)
「現在は高い水準の不透明感は広がっていない」
「QEのアセットクラスの拡大については議論せず」
「QEについての発表日を約束することには消極的」


 

     

ECB政策金利は、市場予想どおりのゼロ金利据え置きでした。

量的緩和は、前回発表した内容を踏襲で特にサプライズ無し。

    

その後のドラギ会見は、ほぼ全面的に悲観的で、まだトンネルの出口が見えずさまよっているような印象です。

       

グローバル的な視点で見ると、

米国は経済環境順調でQE終了、利上げサイクルに乗りましたが、

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表(&フォワードガイダンス)で、多少の乱高下

・ドラギ会見で、底打ち期待でユーロ買い

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

        

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

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・金 の値動き

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2017年7月21日

ECB政策金利まとめ 7月

日本時間  2017年7月20日(木)20:45

ECB政策金利 20:45
結果 0.00% 予想通りのゼロ金利据え置き

上下限金利も据え置き、マイナス0.4%~プラス0.25%

予想 0.00%
現行 0.00%

   

資産購入枠

資産購入額は12月まで月額600億ユーロ、必要に応じ延長

    

■声明(フォワードガイダンス)

「金利はQEの終了後もかなりの期間現行水準に留まる」

「見通し悪化の場合、QEの規模と期間を拡大する」

「QEはインフレ過程が持続的となるまで継続」

    

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「600億ユーロ規模のQEは少なくとも12月まで実施」
「成長へのリスクはほぼ均衡」
「QEは持続的なインフレ上昇が見られるまで継続」
「極めて大規模な金融緩和が必要」
「景気拡大はまだ物価に波及していない」
「ヘッドラインのインフレはエネルギー価格の影響受けている」
「基調インフレ圧力は引き続き抑制されている」
「コアインフレは中期的には緩やかに上昇」
「景気の一層の上振れに向けた勢いは増している」
「グローバルな回復が貿易輸出を下支え」
「回復は広範にわたっている」

「ECB理事会は秋に決定を下す」
「QE変更時期を設定しないことで全員一致」
「テーパリング(量的金融緩和の縮小)のシナリオは議論されていない」

 

     

ECB政策金利は、市場予想どおりのゼロ金利据え置きでした。

量的緩和は、前回発表した内容を踏襲で特にサプライズ無し。

    

その後のドラギ会見は、

ちらほら明るい内容が見られました。

最悪期を脱したのか?と少しは希望が持てる内容でした。

       

グローバル的な視点で見ると、

米国は経済環境順調でQE終了、利上げサイクルに乗りましたが、

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表(&フォワードガイダンス)で、多少の乱高下

・ドラギ会見で、底打ち期待でユーロ買い

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

        

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

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2017年6月11日

ECB政策金利まとめ 6月

日本時間   2017年6月8日(木)20:45

ECB政策金利 20:45
結果 0.00% 予想通りのゼロ金利据え置き

上下限金利も据え置き、マイナス0.4%~プラス0.25%

予想 0.00%
現行 0.00%

   

資産購入枠

資産購入額は12月まで月額600億ユーロ、必要に応じ延長

    

■声明(フォワードガイダンス)

「金利は長期にわたり現行水準を維持する見込み」(前回「金利は長期にわたり現行あるいはそれ以下の水準に留まる」)

「見通し悪化の場合、QEは規模や期間の拡大が可能」(今回削除)

    

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「現行の金利水準はQE終了まで続ける」
「600億ユーロ規模のQEは少なくとも12月まで実施」
成長へのリスク評価をほぼ均衡に上方修正
基調インフレ圧力は依然として低調
極めて大規模な緩和が必要
「今回の決定で反対はなかった」
「インフレ見通しの改定は主にエネルギー価格によるもの」
今後のテーパリング(量的金融緩和の縮小)の方針について議論しなかった
「ガイダンスの変更はデフレリスクが無くなったこと背景」
「2名の委員が正常化について意見表明した」

 

     

ECB政策金利は、市場予想どおりのゼロ金利据え置きでした。

量的緩和は、前回発表した内容を踏襲で特にサプライズ無し。

    

その後のドラギ会見は、

ちらほら明るい内容が見られました。

最悪期を脱したのか?と少しは希望が持てる内容でした。

       

グローバル的な視点で見ると、

米国は経済環境順調でQE終了、利上げサイクルに乗りましたが、

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表(&フォワードガイダンス)で、多少の乱高下

・ドラギ会見で、底打ち期待でユーロ買い

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

        

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

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2017年4月28日

ECB政策金利まとめ 4月

日本時間   2017年4月27日(木)20:45

ECB政策金利 20:45
結果 0.00%
予想 0.00%
現行 0.00%

   

資産購入枠

資産購入額は12月まで月額600億ユーロ

(前回と同じでサプライズも無い)

    

■声明(フォワードガイダンス)

「金利は長期にわたり現行あるいはそれ以下の水準に留まる」

「見通し悪化の場合、QEは規模や期間の拡大が可能」

   

    

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「経済への下振れリスクはさらに軽減した」
QEはインフレが持続的に上昇するまで継続
「景気見通しに対するリスクは引き続き下振れ方向
「中期的にはコアインフレが緩やかに上昇
「基調インフレ指標は依然として低い
リスクはほぼバランスがとれてきている
「リスクバランスに関する文言は全会一致」
一部メンバーはより楽観的な見方示す」
一部メンバーは評価に変更の必要なしと確信
「現時点では出口戦略についての継続的議論は必要ない
「この日は出口戦略の議論なかった」
「6月会合の選択肢について議論しなかった」
「フォワードガイダンス変更について議論しなかった」


     

ECB政策金利は、市場予想どおりのゼロ金利据え置きでした。

量的緩和は、前回発表した内容を踏襲で特にサプライズ無し。

    

その後のドラギ会見は、

前回までは基本的に暗く悲観的な内容でしたが、

今回はちらほら明るい内容が見られました。

最悪期を脱したのか?と少しは希望が持てる内容でした。

       

グローバル的な視点で見ると、

米国は経済環境順調でQE終了、利上げサイクルに乗りましたが、

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表(&フォワードガイダンス)で、だめだこりゃとなってユーロ安

・ドラギ会見で、底打ち期待でユーロ買い

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

        

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

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2017年3月10日

ECB政策金利まとめ 3月

日本時間  2017年3月9日(木)21:45発表

ECB政策金利 21:45
結果 0.00% 予想どおりのゼロ金利維持
予想 0.00%
現行 0.00%

   

資産購入枠

資産購入額は3月末まで月額800億ユーロを維持し、4月から12月まで月額600億ユーロ

(前回と同じでサプライズも無い)

    

■声明(フォワードガイダンス)

「金利は長期にわたり現行あるいはそれ以下の水準に留まる」

   

    

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「金利は長期にわたり現行あるいはそれ以下の水準に留まる」
「QEはインフレが持続的に上昇するまで継続」
「基調インフレ圧力は引き続き弱い」
「大規模な刺激策の水準は依然として必要に」
「インフレ上昇はエネルギー価格の効果」
「世界経済に幾分かの回復の兆し」
「成長へのリスクバランスは改善」
「現在の政策姿勢は適切」
「新規のTLTROに関する議論なかった」
「量的緩和(QE)の拡大も出口も議論しなかった。」
「為替に関するG20の声明や自由貿易は非常に重要。」
「QEは時間的にも量的にも賢明。」

      

     

ECB政策金利は、市場予想どおりのゼロ金利据え置きでした。

量的緩和は、前回発表した内容を踏襲で特にサプライズ無し。

    

その後のドラギ会見も、基本的に暗く悲観的な内容でした。

   

今回のECB金利発表も、ほとんど良いところが無く、ほぼ総悲観の内容でした。

EUは、まだ底は脱していない印象です。

出口の無いトンネルをさまよっているようです。

   

グローバル的な視点で見ると、

米国は経済環境順調でQE終了、利上げサイクルに乗りましたが、

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表(&フォワードガイダンス)で、だめだこりゃとなってユーロ安

・ドラギ会見で、やっぱダメだコリャ、となりさらにユーロ安

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

            

少なくとも、ユーロ高になる材料とは思えません

        

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

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2017年1月20日

ECB政策金利まとめ 1月

日本時間  2017年1月19日(木)21:45発表

ECB政策金利 21:45
結果 0.00% 予想どおりのゼロ金利維持
予想 0.00%
現行 0.00%

   

資産購入枠

前回 月額800億→600億ユーロに減額

今回 資産購入額は3月末まで月額800億ユーロを維持し、4月から12月まで月額600億ユーロ

(ユーロのジャブジャブ供給を増額→ユーロ安材料

   

    

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

景気見通しのリスクは依然下向き
「基調インフレには確たる上昇トレンドみられない
「大規模な刺激策は依然として必要」
「ECBは刺激策の縮小について議論しなかった
「今回の決定は全会一致、前回12月の決定を反映」

      

     

ECB政策金利は、市場予想どおりのゼロ金利据え置きでした。

量的緩和は、前回は規模縮小を発表しましたが、今回は3月末まで規模再拡大することを発表しました。

ユーロをジャブジャブ供給するのを拡大するわけですから、ユーロ希薄化→ユーロ安材料です。

  

その後のドラギ会見も、基本的に暗く悲観的な内容でした。

   

今回のECB金利発表は、良いところが無く、総悲観の内容でした。

EUは、まだ底は脱していない印象です。

というか、出口の無いトンネルをさまよっているようです。

   

グローバル的な視点で見ると、

米国は経済環境順調でQE終了、利上げサイクルに乗りましたが、

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表で、こりゃダメだとなりユーロ安

・ドラギ会見で、やっぱダメだとなりさらにユーロ安

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

                

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

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2016年12月11日

ECB政策金利まとめ 12月

日本時間  2016年12月8日(木)21:45発表

ECB政策金利 21:45
結果 0.00%
予想 0.00% 予想どおりのゼロ金利据え置き
現行 0.00%

資産購入枠 月額800億→600億ユーロに減額

(ユーロのジャブジャブ供給を絞った→ユーロ高材料)

債券購入を2017年12月まで延長(ユーロ安材料)

   

    

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

利回りが預金金利を下回る資産も購入へ
緩やかで着実なペースの成長を見込む
「第4四半期も成長は続く見込み」
「QEはインフレが継続的に上昇軌道となるまで継続」
「ユーロ圏の成長は依然として下振れに傾く」
コアインフレの上昇過程に確信持てる兆候みられず
「QEの期間延長・減額に関して非常に幅広い同意が得られた」
デフレリスクはほとんど解消された
「本日はテーパリングは議論されず」
メンバーの誰もテーパリング(=量的緩和の縮小)を支持しなかった。」
「量的緩和はある意味でオープンエンド型。」


 


      

     

ECB政策金利は、市場予想どおりのゼロ金利据え置きでした。

一方で、QEは規模縮小期間延長が同時に発表されました。

好材料と悪材料を意図的に混ぜており、

これに対してマーケットがどのように反応したか、非常に興味深いです。

  

その後のドラギ会見は、

基本的には厳しい経済情勢にあることをふまえつつ、

デフレリスクからの脱却宣言など、希望の見える明るい話も見られました。

欧州は大底を脱したように思える会見内容でした。

   

グローバル的な視点で見ると、

米国は経済環境順調でQE終了、利上げサイクルに乗りましたが、

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表で激しく乱高下

・ドラギ会見で、ユーロは大底を脱したということでユーロ高

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

                

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

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2016年10月21日

ECB政策金利まとめ 10月

日本時間  2016年10月20日(木)20:45 発表

ECB政策金利 20:45
結果 0.00% 予想どおりでサプライズ無し
予想 0.00%
現行 0.00%

資産購入枠 月額800億ユーロで据え置き(ユーロジャブジャブ供給)

   

    

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

経済見通しは引き続き下方リスクにさらされている」
QEは2017年3月まで継続、必要ならそれを延長
金利は現在のあるいはそれを下回る水準に長期的に留まる見込み」
「QEはインフレが目標を継続的に達成するまで続ける」
緩やかな経済成長が定着するものとみている」
インフレは緩やかに上昇する見込み
「本日の会合でQE延長の議論はなかった
「ユーロ圏の各諸国は構造改革を推進すべき」
「本日の会合ではテーパリング(量的金融緩和の縮小)も議論しなかった
QEの突然の終了の可能性は低い
「マイナス金利についての議論には簡単に触れた」
「低金利は機能してきている」
「QEについての委員会の作業結果を12月に検証する」



      

     

ECB政策金利は、市場予想どおりのゼロ金利据え置きでした。

QEの規模も変更なし。

サプライズはありません。

  

その後のドラギ会見は、

最初の方は絶望に満ちていましたが、

その一方で、これで経済成長に乗るだろう、インフレ方向に行くだろう、

という若干明るい希望的観測も示しました。

   

グローバル的な視点で見ると、

米国は経済環境順調でQE終了、利上げサイクルに乗りましたが、

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。→「金利を現在の水準もしくはより低い水準で長期間維持する」byドラギ

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表で多少乱高下

・ドラギ会見で、特に目新しい材料もなく乱高下して終わり

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

                

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

・NYダウ の値動き

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2016年9月11日

ECB政策金利まとめ 9月

日本時間 2016年9月8日(木)20:45 発表

ECB政策金利 20:45
結果 0.00% 予想どおりでサプライズ無し
予想 0.00%
現行 0.00%

資産購入枠 月額800億ユーロで据え置き(ユーロジャブジャブ供給)

   

    

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「現時点で不透明感に対しユーロ圏経済は底堅さを示唆
「ECBは刺激策の選択評価を委員会に委託」
金利を現在の水準もしくはより低い水準で長期間維持する
インフレは徐々に上向く
資産買い入れプログラムの延長を議論せず
当面は追加刺激策必要ない


      

     

ECB政策金利は、市場予想どおりの据え置きでした。

サプライズはありません。

  

その後のドラギ会見は、前回までとは違い、

前向きな発言が連発。

ユーロ経済は大底、最悪期を脱したのか?と思えるような、

希望の兆しが見える内容でした。

 

   

グローバル的な視点で見ると、

米国は経済環境順調で利上げサイクルに乗りましたが、

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。→「金利を現在の水準もしくはより低い水準で長期間維持する」byドラギ

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表で多少乱高下

・ドラギ会見で、ユーロ経済は大底を打ったのか!?となってユーロ急騰

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

                

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

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・金 の値動き

・NYダウ の値動き

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2016年7月22日

ECB政策金利まとめ 7月

2016年7月21日(木)20:45 発表

ECB政策金利 20:45
結果 0.00% 予想どおりのゼロ金利据え置き
予想 0.00%
現行 0.00%

資産購入枠 月額800億ユーロ(ユーロジャブジャブ供給、据え置き

   

    

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

英国のEU離脱は回復への逆風
「成長へのリスクは下振れ方向
「回復は緩やかなペース、第2四半期は第1四半期よりも低調
「インフレは当面数ヶ月間は低水準
「インフレは年末にかけては持ち直す、2017-18年には一段と上昇
「構造改革が必要」
「新たな経済予測が状況の把握の助けになろう」
「ECBは量的緩和の縮小は議論していない

      

     

ECB政策金利は、市場予想どおりの据え置きでした。

サプライズはありません。

  

その後のドラギ会見は、やはり暗い内容でした。   

欧州経済は、まだまだ底を脱していないようです。

それどころか、中国を筆頭とする新興国の景気減速の影響で、

再び下降モメンタムに舞い戻ってしまいそうな様相です。

   

グローバル的な視点で見ると、

米国は経済環境順調で利上げサイクルに乗りましたが、

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。→「量的緩和の縮小は議論していない」byドラギ

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表で多少乱高下

・ドラギ会見で、やっぱりユーロだめだよね、となってユーロ暴落

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

   

少なくとも、ユーロ高になる材料では全くありません。

            

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

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2016年6月 3日

ECB政策金利まとめ 6月

日本時間 2016年6月2日(木)20:45 発表

ECB政策金利
結果 0.00% 予想どおりのゼロ金利据え置き
予想 0.00%
現行 0.00%

資産購入枠 月額800億ユーロ(ユーロジャブジャブ供給、据え置き

   

    

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

QEは17年3月まで 必要なら延長。」
金利はしばらくは現行かさらに低下。」
「世界経済や英国のEU離脱問題を背景に下方リスク。」
インフレ率は依然として低く、数ヶ月はマイナスも。」
「為替レートは物価安定には重要。」
「ECBは為替の目標はもっていない。」
「ユーロ相場は政策の違いを反映している。」
利下げ余地は限定的
「ECBの手法によってインフレ率を2%に引き上げる
「必要とあればあらゆる手段をとる」
「ECBの政策によって非対称的に安定した物価を実現できる。」
「異例の手法によるゆがみを限定するべき」
「ECBは正しい道筋にあり、何かをしなければいけないわけではない。」
「ECBはインフレ見通しについて注視している。」

      

     

ECB政策金利は、市場予想どおりの据え置きでした。

サプライズはありません。

  

その後のドラギ会見は、やはり暗い内容でした。   

欧州経済は、まだまだ底を脱していないようです。

それどころか、中国を筆頭とする新興国の景気減速の影響で、

再び下降モメンタムに舞い戻ってしまいそうな様相です。

   

グローバル的な視点で見ると、

米国は経済環境順調で利上げサイクルに乗りましたが、

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。→「しばらくこの状況が続く」byドラギ

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表で多少乱高下

・ドラギ会見で、やっぱりユーロだめだよね、となってユーロ暴落

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

   

少なくとも、ユーロ高になる材料では全くありません。

           

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

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2016年4月22日

ECB政策金利まとめ 4月

日本時間 2016年4月21日(木)20:45 発表

ECB政策金利
結果 0.00% (下限金利を-0.4%、上限金利0.25%)据え置き、サプライズなし
予想 0.00% (下限金利を-0.4%、上限金利0.25%)
現行 0.00% (下限金利を-0.4%、上限金利0.25%)

資産購入枠 800億ユーロ(ユーロジャブジャブ供給、据え置き)

   

    

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「しばらくは現状か更なる低金利。」
「QE(量的緩和)は少なくとも2017年3月まで。」
「責務に則りあらゆる手段を用いる。」
「ユーロ圏の景気見通しに対するリスクは下振れに傾く。」
「ヘリコプターマネー(ヘリコプターからお金をバラ蒔く)の協議なし。」

      

     

ECB政策金利は、市場予想どおりの据え置きでした。

サプライズはありません。

  

その後のドラギ会見は、やはり暗い内容で、

どちらかというと後ろ向きな内容でした。

   

欧州経済は、まだまだ底を脱していないようです。

それどころか、中国を筆頭とする新興国の景気減速の影響で、

再び下降モメンタムに舞い戻ってしまいそうな様相です。

   

グローバル的な視点で見ると、

米国は経済環境順調で利上げサイクルに乗りましたが、

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。→「しばらくこの状況が続く」byドラギ

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表で多少乱高下

・ドラギ会見で、やっぱりユーロだめだよね、となってユーロ暴落

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

   

少なくとも、ユーロ高になる材料では全くありません。

          

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

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2016年3月11日

ECB金利まとめ 3月 サプライズの0.00%ガチゼロ金利へ利下げにマーケットの反応は?ドラギ砲発射!!

2016/03/10 (木) 21:45

ECB政策金利
結果 0.000% サプライズの利下げ!!!
予想 0.050%
現行 0.050%

さらに、資産購入枠を月額600億ユーロから800億ユーロに拡大(ユーロジャブジャブ供給)

金融以外の社債も購入対象に含め、新たな長期資金供給オペも計画

 

    

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

刺激策は回復の勢いを強める。」
QEは少なくとも2017年3月末まで。」
QEの限度を発行の50%まで引き上げる。」
金利はしばらくの間、現状かそれ以下。」
「ユーロ圏経済成長見通しへのリスクは引き続き下向き。」
「世界の不確実性に左右される。」
「現在の見通しに基づくと追加利下げは見込まない。」
「政策措置の一部は為替市場への波及あり得る。」(為替の変動を容認ということ?)

      

     

ECB政策金利は、サプライズの利下げ!!   

その後のドラギ会見は、やはり暗い内容で、

どちらかというと後ろ向きな内容でした。

   

欧州経済は、まだまだ底を脱していないようです。

それどころか、中国を筆頭とする新興国の景気減速の影響で、

再び下降モメンタムに舞い戻ってしまいそうな様相です。

   

また、大戦争の足音が確実に近づいており、

欧州全体が暗いムードに覆われています。

   

グローバル的な視点で見ると、

米国は経済環境順調で利上げサイクルに乗りましたが、

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。→「しばらくこの状況が続く」byドラギ

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表でユーロ暴落

・ドラギ会見で、やっぱりユーロだめだよね、となってユーロ暴落

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

   

少なくとも、ユーロ高になる材料では全くありません。

         

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

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2016年1月22日

ECB政策金利まとめ 1月

2016/01/21 (木) 21:45

ECB政策金利
結果 0.050% サプライズ一切無し
予想 0.050%
現行 0.050%

    

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

金利はしばらく同じかこれより低い水準
下振れリスクは年初から増した
3月に政策を再検討する可能性」
2016年のインフレ見通し、大幅に低下
「今日の決定は全会一致」
「状況変化に応じて政策措置を調整する必要」


      

     

ECB政策金利は、予想どおりの金利据え置き。

一切サプライズはありません。

   

その後のドラギ会見は、総悲観という感じで、

明るい話は全くありませんでした。

   

欧州経済は、まだまだ底を脱していないようです。

それどころか、中国を筆頭とする新興国の景気減速の影響で、

再び下降モメンタムに舞い戻ってしまいそうな様相です。

   

また、大戦争の足音が確実に近づいており、

欧州全体が暗いムードに覆われています。

   

グローバル的な視点で見ると、

米国は経済環境順調で利上げサイクルに乗りましたが、

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。→「しばらくこの状況が続く」byドラギ

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表では動かず

・ドラギ会見で、やっぱりユーロだめじゃんとなってユーロ暴落

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

   

少なくとも、ユーロ高になる材料では全くありません。

        

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

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2015年12月 4日

ECB政策金利まとめ 12月

2015/12/03 (木) 21:45

ECB政策金利
結果 0.050% サプライズ無し
予想 0.050%
現行 0.050%

    

22:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「緩和の度合いを再検証した。」
「QEを2017年3月まで延長。」
「インフレ率が目標に沿うまでQE実行。」
「資産購入の対象拡大、地方債含む。」
「必要ならすべての手段を実施。」
「QEは規模、構成、期間に関して十分に柔軟性をもつ。」
「購入債券はしばらくはバランスシート上。」
「元本支払い額を再投資する。」
「決定は全員一致ではない。」

      

     

ECB政策金利は、予想どおりの金利据え置き。

一切サプライズはありません。

   

その後のドラギ会見では、

・QE3の2017年3月までの延長

・資産購入の拡大

が発表されました。

   

要は、ユーロを刷って刷って刷りまくるのを拡大する、ということです。

ユーロの希薄化がさらに加速するということです。

    

欧州経済は、まだまだ底を脱していないようです。

それどころか、中国を筆頭とする新興国の景気減速の影響で、

再び下降モメンタムに舞い戻ってしまいそうな様相です。

   

また、大戦争の足音が確実に近づいており、

欧州全体が暗いムードに覆われています。

   

グローバル的な視点で見ると、

米国はQE3終了で、ドルのジャブジャブ供給を終了、2015年内利上げの可能性が高い(金融引き締め)

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。→今回、さらに加速

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利発表では動かず

・ドラギ会見で、ユーロ暴落

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

       

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

・NYダウ の値動き

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2015年10月23日

ECB政策金利まとめ 10月

2015/10/22 (木) 20:45

ECB政策金利
結果 0.050% 予想どおりの据え置き
予想 0.050%
現行 0.050%

    

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

成長とインフレ見通しに下方リスク。」
「ECBは金融刺激の度合いについて12月に再検証。」
QEは2016年9月まで継続、必要ならそれ以降も実施。」
「ECBは責務に則ってすべての手段を使う準備がある。」
「QEは調整するのに十分な柔軟性がある。」
物価回復は予想より緩やかな可能性。」
「コアインフレ率は基本的に安定している。」
景気回復は第2四半期と同様のペースで続いている。」
預金金利引き下げを話し合った」
「インフレへの下向きリスクの一つは為替レート。」
「為替レートは政策目標ではない。」
「為替レートは物価安定に重要。」
「本日の協議は広くオープン。」
数人はさらなる刺激策決定の希望を示唆。」


      

     

ECB政策金利は、予想どおりの金利据え置き。

一切サプライズはありません。

   

その後のドラギ会見では、

淡々と、いかに経済状況が悪いかの説明が続きました。

    

7月までの会見では、インフレについては、かなり強気な発言が見られましたが、

それも完全になくなってしまいました。

過去のECB金利まとめ

      

欧州経済は、まだまだ底を脱していないようです。

それどころか、中国を筆頭とする新興国の景気減速の影響で、

再び下降モメンタムに舞い戻ってしまいそうな様相です。

また、大戦争の足音が確実に近づいており、

欧州全体が暗いムードに覆われています。

   

また、ユーロをジャブジャブ供給し続けている現実も継続中です。

   

グローバル的な視点で見ると、

米国はQE3終了で、ドルのジャブジャブ供給を終了、2015年内利上げの可能性が高い(金融引き締め)

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利では動かず

・ドラギ会見で、ユーロ暴落

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

       

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

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・金 の値動き

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2015年9月 4日

ECB政策金利まとめ 9月

2015/09/03 (木) 20:45

ECB政策金利
結果 0.050% サプライズ無し
予想 0.050%
現行 0.050%

    

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「QEはスムーズに実行されている」
QE購入の上限、銘柄発行高の25%から33%に上げ
「必要なら責務の範囲内で全ての措置活用する」
成長とインフレ見通しに下向きリスクがある
インフレ率は向こう数カ月マイナスの可能性」
新興国経済が世界経済成長の重し
新興国市場低迷が景気鈍化に反映」
成長にさらに悪影響及ぼす可能性も」
景気回復は緩やかながらも続く見通し」
「ECBは必要なら行動する準備」
「ユーロ相場は政策目標ではないが成長・インフレに重要」
「インフレ見通し変更は、原油安が主因」
「インフレ2%目標の変更は協議せず、ECBの信認に影響」
「ギリシャ国債購入には債務持続性の検証必要」
QEを現時点で拡大するとの話し合いはなかった

      

     

ECB政策金利は、予想どおりの金利据え置き。

一切サプライズはありません。

   

その後のドラギ会見では、

淡々と、いかに経済状況が悪いかの説明が続きました。

    

前回の会見では、インフレについては、かなり強気な発言が見られましたが、

それも完全になくなってしまいました。

過去のECB金利まとめ

      

欧州経済は、まだまだ底を脱していないようです。

それどころか、中国を筆頭とする新興国の景気減速の影響で、

再び下降モメンタムに舞い戻ってしまいそうな様相です。

   

また、ユーロをジャブジャブ供給し続けている現実も継続中です。

   

グローバル的な視点で見ると、

米国はQE3終了で、ドルのジャブジャブ供給を終了、2015年内利上げの可能性が高い(金融引き締め)

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利では動かず

・ドラギ会見で、ユーロ暴落

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

      

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

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2015年7月17日

ECB政策金利まとめ 7月

2015/07/16 (木) 20:45

ECB政策金利
結果 0.050% 一切サプライズ無し
予想 0.050%
現行 0.050%

    

21:30ごろから ECB総裁ドラギ会見

ドラギ.jpg

「QEの実行はうまく進んでいる。」
QEはインフレ率が維持可能な状態になるまで。」(お金をジャブジャブ刷りますよ)
「ECBは中期的なインフレ動向に焦点。」
「最近の市場の不透明感は経済見通しを変えない。」
「必要ならあらゆる手段を。」
物価安定見通しが悪化すれば行動。」
インフレ率は年初に底入れ、年末に向けて上昇へ。」
2016年、17年にはさらに加速。」
資産購入をしっかり行う。」
緊急流動性支援を増やした。」
「ギリシャがユーロ圏に留まるよう責務内で行動。」
「ECBのギリシャへのエクスポージャーは1300億ユーロ。」
「ギリシャの銀行預金は6月に81億ユーロ流出。」
「緊急流動性支援の決定は支払い能力と担保力の両予測を基に。」
「20日にギリシャから支払いうけると信じている」
「担保率引き下げの決定はない」
「市場のボラティリティーはかなり上昇した。」
「ボラティリティーは中期的インフレ見通しを変えていない。」

      

     

 

ECB政策金利は、予想どおりの金利据え置き。

一切サプライズはありません。

   

その後のドラギ会見では、

基本的には経済状況の悪さを淡々と説明しながらも、

インフレについては、かなり強気な発言が見られました。

欧州経済は、一番危ない峠は越えたような印象の会見でした。

   

ただし、ユーロをジャブジャブ供給し続けている現実は変わりません。

   

グローバル的な視点で見ると、

米国はQE3終了で、ドルのジャブジャブ供給を終了、2015年内利上げの可能性が高い(金融引き締め)

その一方で、欧州、英国は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けています(金融緩和、通貨の希薄化)。

     

常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

ECB金利では動かず

・ドラギ会見で、乱高下の後、冷静に考えたらユーロダメだよね、となりユーロ下落

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

    

では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

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