記事カテゴリ: FXテクニカル分析入門メルマガ バックナンバー一覧 , トレンド解析の原理

2012年1月28日

トレンド解析の原理 その37 Breakaway Gap 【FX・株のテクニカル分析入門 第247号】

先ほど、メルマガ最新号

FX・株のテクニカル分析入門 第248号

トレンド解析 その38 Runaway(またはMeasuring) Gap

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以下は前号のバックナンバーです。

  

FX・株のテクニカル分析入門 第247号

トレンド解析 その37 Breakaway Gap

  
  
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ご紹介記事 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2012/01/24.html
  
   
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※特別ふろく MT4で一目均衡表を正確に表示するMQ4ファイル配布中♪
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こんばんは。FXTECです。 
  
いつもご愛読ありがとうございます。
  
感謝します。
  
   
   
さて、上のほうで掲示させていただいておりますが、
  
ワイジェイFXが先月からMetaTrader 4のサービスを始めました。
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?cybermt4

fxfxl0145.jpg


   
私の知る限りは国内唯一、一週間の日足が5本ということで、
  
国内業者のMetaTrader 4でも
  
やっと日足をまともに扱えるようになりました。
   
というわけで、一目均衡表をMetaTrader 4でも正確に表示できる
  
mq4ファイルを無料配布させていただいております。
(MT4にプリインストールされている一目均衡表は計算式が間違っています。)
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2012/01/fxmetatrader_4mq4.html
  
これをインストールすれば、ワイジェイFXMT4の日足で、
  
正確な一目均衡表を表示することができます。
  
よろしければご利用ください。
  
  
  
さて、本日は、
   
 トレンド解析の原理 その37 Breakaway Gap
      
をご紹介します。 
   
   
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/commongap.png

commongap.png
   
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxfxl0113.jpg

fxfxl0113.jpg
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/nikkeibreak.png

nikkeibreak.png

   
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxfxl0114.jpg
  
fxfxl0114.jpg
   
  

■Breakaway Gap
  
  
  
以下、『先物市場のテクニカル分析』ジョン・J・マーフィー著 より抜粋
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sakitech
   
   
「ギャップは
  
Common、
  
Breakaway、
  
Runaway(またはMeasuring)、
  
そしてExhaustion
  
の四つに大別される。
   
  
(中略)
    
   
Breakaway Gapが出現するのは、
  
通常重要なプライス・パターンの最後の段階であり、
  
これはマーケットが大きな動きを始めるサインである。
  
たとえばマーケットが、
  
逆ヘッド・アンド・ショルダーを完成して
  
まさにネック・ラインを破るといった時に、
  
よくこのギャップが出現する。
  
  
つまり、相場の頂点からの下落、
  
あるいは底抜けといった大きな動きの時に
  
このギャップはみられる。
  
  
トレンド転換を示すような主要トレンド・ラインのブレイクの際にも、
  
しばしばこのギャップがみられる。
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxfxl0113.jpg

fxfxl0113.jpg
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/nikkeibreak.png

nikkeibreak.png


   
  
Breakaway Gapは取引量を伴って出現する。
  
通常、このギャップが埋められることはない。
  
価格がギャップの上限に戻ることはあるかもしれないが、
  
(中略)またさらに、一時ギャップのなかに入り込むこともあろうが、
  
通常全部が埋められることはない。
  
  
ギャップのあとの取引量が多ければ多いほど、
  
そのギャップが埋められる可能性は少ない。
  
実際に価格が下落してギャップを完全に埋めてしまう場合には、
  
むしろ、最初の強気転換のシグナル自体が誤りであった
  
可能性が高い。
  
  
ギャップの上側は、調整が入ったときサポートとして働く場合が多く、
  
下側は相場がハネた時のレジスタンスとなる。」   
    
   
以上、『先物市場のテクニカル分析』ジョン・J・マーフィー著 より抜粋
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sakitech
  
   
  
   
《コメント》
  
  


2つ目のギャップとして、
  
■Breakaway Gap
  
の説明です。


http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxfxl0113.jpg

fxfxl0113.jpg
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/nikkeibreak.png

nikkeibreak.png


  
  
  
重要なトレンドライン、
  
三尊のネックラインなど、
  
多くの市場参加者が注目する
  
重要なテクニカルポイントをブレイクアウト
する際に現れるギャップです。
   
  
前回ご紹介したコモン・ギャップとは異なり、
  
突出した出来高を伴います。 
   
なぜ出来高が急増するかというと、
  
損切りのストップロスを大量に巻き込むからです。
  
   
これが何の役に立つかというと、
  
端的に言えば、
  
ブレイクアウトの判定に使える、ということです。
   
   
また、この種のギャップ(窓)は、
  
戻り売り/押し目買いの急所となります。
  
   
→完璧な例として、日経平均チャート 2006~2007年
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/nikkeibreak.png

nikkeibreak.png


   
  
   
※相場の「窓」に焦点を当てた、黒岩流「窓・壁理論」
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?mado
   
  
※ローソク足関連過去ログ
ローソク足入門 【必修】(パターン系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat114/
酒田五法入門(パターン系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat124/
羽黒法入門(パターン系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat125/
  
  
  
  
なお、為替の日足分析で注意すべき点として、
  
為替は24時間地球上のどこかで取引が可能なため、
  
本質的に日足の始値、終値という概念がありません。
  
  
そこで便宜上、世界の金融センター、ニューヨークの終値を
  
日足の終値にするのが良いとされています。
  
  
この点、
  
フォーランド
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?foreland
FXプライム byGMO
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime
セントラル短資
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
MJ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
みんなのFX
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
マネーパートナーズ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
(以上、すべて無料で使えます)
   
は、日足の終値がニューヨーク終値なので
  
ローソク足確認用におすすめです。
  
  
  
  
※トレンドに関するメルマガバックナンバー
ダウ理論入門 【必修】(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat97/
一目均衡表入門【必修】(トレンド系)
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エリオット波動理論入門(トレンド系)
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コポック指標Coppock indicator 入門
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http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/atr/
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http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/nr7_1/
RCI順位相関指数入門(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_rci/
ROC入門(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fxroc/
VVS Variable Volatility Stops入門(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/vvs_variable_volatility_s/
フォーメーション分析・パターン分析入門【必修】(パターン系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
ローソク足入門 【必修】(パターン系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat114/
酒田五法入門(パターン系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat124/
羽黒法入門(パターン系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat125/
ギャン理論入門、ギャンの価値ある28のルール
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat178/
  
  
  
   
   
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
   
  
  
  
   
■テクニカル分析ツール
  
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
  
それぞれに利点があるので、
以下の6つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
  
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
6つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
   
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
  
  
  
【1】 ドリームバイザー系チャート
一目均衡表、ローソク足型、ポイント&フィギュアを見るときは
ここのチャートを見ています。
高値安値に自動的に日付と値を記入してくれるので非常に便利。
おすすめです。
  
フォーランド DRV分析チャート 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?foreland
  
  
  
【2】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。
   
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime 【無料】
  
フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
  
  
  
【3】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
  
みんなのFX 【無料】
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
  
  
  
【4】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4 【無料】
  
  
  
【5】 GFT DealBook (中級以上向け)
一目均衡表の表示が可能ですが、
旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
一目均衡表の表示にはおすすめしません。
※最新のDealBook 360だと問題なしです。
口座開設で無料で使えます。
→GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
  
  
  
【6】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
自分で問題解決できない初心者の方にはおすすめしません。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
  
  
  
  
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
  
  
  
  
■ 次回予告
  
  
次回は、
  
トレンド解析の原理 その38 Runaway(またはMeasuring) Gap
  
をご紹介いたします。
  
  
  
  
───────────────────────────────────
  
発行者サイト
FXテクニカル分析&業者比較Blog
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■この記事のID:1713

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