先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第250号
トレンド解析 その40 Island Reversal
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第249号
トレンド解析 その39 終わりの始まり Exhaustion Gap
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は、
トレンド解析の原理 その39 終わりの始まり Exhaustion Gap
をご紹介します。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/nikkei-exhaustion.png
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/commongap.png
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxfxl0113.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/nikkeibreak.png
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxfxl0114bb.jpg
■Exhaustion Gap
以下、『先物市場のテクニカル分析』ジョン・J・マーフィー著 より抜粋
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sakitech
「ギャップは
Common、
Breakaway、
Runaway(またはMeasuring)、
そしてExhaustion
の四つに大別される。
(中略)
最後のパターンであるこのギャップは、
相場変動のほぼ最終段階に現れる。
あらゆるチャート・ポイントがブレイクされ、
前2種のギャップ(Breakaway と Runaway)が
みられたあとになると、
このExhaustion Gapの出現が予期されるようになる。
上昇トレンドの終わり付近で、
価格がまるで最後のあえぎのように大きくはねるのである。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/nikkei-exhaustion.png
しかし、そのとび抜けた価格もすぐに勢いを失い、
数日あるいは数週間のうちには下方へと動きを転じる。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/nikkei-exhaustion.png
価格がこのギャップよりも下のレベルでクローズした時には、
それは通常Exhaustion Gapが現れたときとは
まったく逆の相場展開を迎えることになるサインである。」
以上、『先物市場のテクニカル分析』ジョン・J・マーフィー著 より
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sakitech
《コメント》
4つ目のギャップとして、
■Exhaustion Gap
の説明です。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/nikkei-exhaustion.png
Exhaustion とは、使い尽くす、枯渇、疲労困憊という意味で、
バブルの最後の打ち上げ花火的に形成されるギャップのことです。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/DSC_5649_087.JPG
出現頻度は極めて稀で、
為替では実例を見つけることができませんでした。
下記は日経平均の実例です。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/nikkei-exhaustion.png
これはExhaustion Gapで最後に大花火をぶち上げた後に、
Downside Breakaway Gapを示現して下放れしました。
完璧です。
結局、ここで示現した高値18300円が、
ITバブル崩壊後の日経平均最高値となり、その後現在に至ります。
出現頻度が極めて低いパターンですが、
もし示現した場合には、一つの参考になるかもしれません。
※相場の「窓」に焦点を当てた、黒岩流「窓・壁理論」
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?mado
※ローソク足関連過去ログ
ローソク足入門 【必修】(パターン系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat114/
酒田五法入門(パターン系)
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羽黒法入門(パターン系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat125/
なお、為替の日足分析で注意すべき点として、
為替は24時間地球上のどこかで取引が可能なため、
本質的に日足の始値、終値という概念がありません。
そこで便宜上、世界の金融センター、ニューヨークの終値を
日足の終値にするのが良いとされています。
この点、
フォーランド
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FXプライム byGMO
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セントラル短資
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MJ
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みんなのFX
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マネーパートナーズ
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(以上、すべて無料で使えます)
は、日足の終値がニューヨーク終値なので
ローソク足確認用におすすめです。
※トレンドに関するメルマガバックナンバー
ダウ理論入門 【必修】(トレンド系)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat97/
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ギャン理論入門、ギャンの価値ある28のルール
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat178/
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の6つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
6つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
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【1】 ドリームバイザー系チャート
一目均衡表、ローソク足型、ポイント&フィギュアを見るときは
ここのチャートを見ています。
高値安値に自動的に日付と値を記入してくれるので非常に便利。
おすすめです。
フォーランド DRV分析チャート 【無料】
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【2】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime 【無料】
フォーメーション分析入門
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【3】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
みんなのFX 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
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【4】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
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【5】 GFT DealBook (中級以上向け)
一目均衡表の表示が可能ですが、
旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
一目均衡表の表示にはおすすめしません。
※最新のDealBook 360だと問題なしです。
口座開設で無料で使えます。
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【6】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
自分で問題解決できない初心者の方にはおすすめしません。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
トレンド解析の原理 その40 アイランド・リバーサル
をご紹介いたします。
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