記事カテゴリ: FXテクニカル分析入門メルマガ バックナンバー一覧 , ダウ理論入門 【必修】(トレンド系)

2013年6月 9日

ダウ理論再入門 11 Nonfailure Swing検証編1 【FX・株のテクニカル分析入門 第316号】

先ほど、メルマガ最新号

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Nonfailure Swing検証編2

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以下は前号のバックナンバーです。

 

FX・株のテクニカル分析入門 第316号

ダウ理論再入門 11 Nonfailure Swing

検証編1

 

 
 
 
 
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 
 
 
 
こんばんは。FXTECです。
 
いつもご愛読ありがとうございます。
 
感謝します。
 
 
 
 
 
さて、前号でお知らせいたしました、
 
完璧なキー・リバーサル・デー Key Reversal Day が示現した
 
日経平均ですが、
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/Windows-Live-Writer/050ffdeb0bb3_14B44/fximgc0400_5.jpg

fximgc0400_5
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2013/05/key_reversal_day.html
 
キー・リバーサル・デー Key Reversal Day入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2011/12/_31_4_key_reversal_dayfx.html
 
 
その後どうなったのでしょうか?
 
 
→その後
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0427.jpg

fximgc0427
  
  
 
見事・・・ッ!
 
という感じです。
 
 
 
ランダムウォーク理論の信者の人々は、
 
「こんなもん偶然に決まってる!」
 
「都合のいい後講釈・後付けだ!」
 
「オカルトだ!」
 
と叫ぶのでしょう。
 
しかし、私は偶然でもオカルトでもないと考えます。
 
暴落前にブログ記事をアップしておりますので、
 
後講釈でもありません。
 
 
 
ほんと、テクニカル分析って面白いな~と思います。
 
 
 
 
 
さて、本日は、
 
ダウ理論再入門 11
Nonfailure Swing(Nonfailure Swing Bottom)
検証編1
 
をご紹介いたします。
 
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/FailureSwing.png 
 

FailureSwing


http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0428.jpg

fximgc0428
  
  
  
  
 
■ダウ理論ってなんだっけ?
 
 
ダウ理論とは、19世紀末頃、
 
チャールズ・H・ダウ
(Charles Henry Dow、1851年11月6日~1902年12月4日)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/dow.jpg

dow.jpg
 
が『ウォール・ストリート・ジャーナル』の
 
社説シリーズに寄稿した、
 
株価の価格変動に関する理論体系のことをいいます。
 
 
 
チャールズ・H・ダウの生涯については、
 
英語版Wikipediaで詳しく紹介されています。
 
http://en.wikipedia.org/wiki/Charles_Dow
 
 
 
 
※参考書
『先物市場のテクニカル分析』ジョン・J・マーフィー著
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sakitech
 
 
ダウ理論入門 【必修】
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat97/
 
 
 
 
 
■Failure Swingって何だっけ?Nonfailure Swingって何だっけ?
 
 
Failure Swingとは、
 
高値更新に失敗(Failure)した後、
 
折り返し、前の押しの安値を
 
下抜いたものです。
 
(Failure Swing Bottomはこの逆で底のリバーサルパターン)
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/FailureSwing.png


FailureSwing  
 
もの凄くわかりやすい、綺麗なリバーサルパターンです。
 
これを「明確な転換シグナル」と認めることについては、
 
ダウ理論を信奉する人々の間でも議論はありません。
 
 
 
 
 
■Nonfailure Swing

 
 
しかし、実際のマーケットでは、
 
当然このような綺麗なパターンばかりではありません。
 
高値更新してトレンド継続するのかと思いきや、
 
いきなり前の押しの安値をブチ抜く急落になることも
 
よくあります。
 

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/FailureSwing.png

FailureSwing
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0397.jpg

fximgc0397


  
 
こうなった場合、どう対処すれば良いのでしょうか?
 
売りに参戦すべきなのでしょうか、
 
それとも、売りを見送るべきなのでしょうか。
 
 
 
 
ここで、
 
Nonfailure(失敗してない)Swingという考えが出てきます。
 
要は、高値更新に失敗していない(Non-failure)けれども、
 
前の押しの安値を下抜いたところで
 
「明確な転換シグナル」点灯とみる、
 
という考え方です。
 
 
アメリカのダウ理論信奉者の間でも、
 
この考え方を認める人々と、認めない人々がいるようです。
 
 
Nonfailure Swingを認めない人々は、
 
あくまでも、
 
高値更新に失敗(failure)してFailure Swingになるのを
 
待つようです。(↓の図のS2まで待つ)

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/FailureSwing.png

FailureSwing
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0397.jpg

fximgc0397

 


  
  
  
  
 
■はいはい、で、どっちが儲かるんや?
 
 
というわけで、
 
Nonfailure Swing(Nonfailure Swing Bottom)
 
で売買をした方が儲かるのか、儲からないのかを
 
検証してみました。
 
 
まずは、ドル円日足チャートにて、
 
Nonfailure Swing、Nonfailure Swing Bottomでの売買を
組み込んだ場合
 
の検証です。
 
 
 
→結果
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0428.jpg

fximgc0428


  
 
《コメント》
 
結果は、
 
7勝16敗、勝率30%というボロボロでしたが、
 
なんとトータルの収支は
 
296pips(2.96円)のプラス!!!
 
となりました。
 
10万ドルのポジションなら29万6000円、
 
100万ドルのポジションなら296万円のプラスです。
 
損切りばかりでボロ負けかと思いきや、
 
意外な結果になりました。
 
かなり面白いです。
 
 
 
Nonfailure Swing(Nonfailure Swing Bottom)
 
を見送る戦略の検証については、
 
次号でご紹介いたします。
 
 
 
 
 
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。 
 
 
 
 
 
■テクニカル分析ツール
 
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
 
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
 
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
 
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
 
 
 
 
【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
 
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フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
 
 
 
【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
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みんなのFX 【無料】
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外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
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【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
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【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
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日足の区切りはNYクローズ採用。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec 【無料】
 
 
 
【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
(オススメ業者はAlpari、ワイジェイFX)
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
 
 
 
 
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
 
 
 
 
■ 次回予告
 
 
次回は、
 
ダウ理論再入門 12
Nonfailure Swing検証編2
 
をご紹介いたします。
 
 
 
 
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FXのプレイヤーの数は多く、その中でも必死にチャートを分析しながらトレードしている素人諸君が多いであろうから、為替とチャート分析というのがいかに相性が悪いか、はっきり言えば、為替のチャート分析が、いかに主観的誤解を導きやすいか ということについて言及しよう。 これはある個人投資家が、「株よりもFXの方が、チャート分析が楽だ」と発言したので、「てめー、OTC取引、為替の一物多価性を知った上での発言か?」と思ったことが、この一筆を書くに至った経緯である。素人の発言に対してこんなに根つめる必要がどこにある... [詳しくはこちら]

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