先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第317号 ダウ理論再入門 12
Nonfailure Swing検証編2
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第316号
ダウ理論再入門 11 Nonfailure Swing
検証編1
━━━[お知らせ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今月のキャンペーン
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、前号でお知らせいたしました、
完璧なキー・リバーサル・デー Key Reversal Day が示現した
日経平均ですが、
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/Windows-Live-Writer/050ffdeb0bb3_14B44/fximgc0400_5.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2013/05/key_reversal_day.html
キー・リバーサル・デー Key Reversal Day入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2011/12/_31_4_key_reversal_dayfx.html
その後どうなったのでしょうか?
→その後
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0427.jpg
見事・・・ッ!
という感じです。
ランダムウォーク理論の信者の人々は、
「こんなもん偶然に決まってる!」
「都合のいい後講釈・後付けだ!」
「オカルトだ!」
と叫ぶのでしょう。
しかし、私は偶然でもオカルトでもないと考えます。
暴落前にブログ記事をアップしておりますので、
後講釈でもありません。
ほんと、テクニカル分析って面白いな~と思います。
さて、本日は、
ダウ理論再入門 11
Nonfailure Swing(Nonfailure Swing Bottom)
検証編1
をご紹介いたします。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/FailureSwing.png
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0428.jpg
■ダウ理論ってなんだっけ?
ダウ理論とは、19世紀末頃、
チャールズ・H・ダウ
(Charles Henry Dow、1851年11月6日~1902年12月4日)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/dow.jpg
が『ウォール・ストリート・ジャーナル』の
社説シリーズに寄稿した、
株価の価格変動に関する理論体系のことをいいます。
チャールズ・H・ダウの生涯については、
英語版Wikipediaで詳しく紹介されています。
http://en.wikipedia.org/wiki/Charles_Dow
※参考書
『先物市場のテクニカル分析』ジョン・J・マーフィー著
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sakitech
ダウ理論入門 【必修】
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat97/
■Failure Swingって何だっけ?Nonfailure Swingって何だっけ?
Failure Swingとは、
高値更新に失敗(Failure)した後、
折り返し、前の押しの安値を
下抜いたものです。
(Failure Swing Bottomはこの逆で底のリバーサルパターン)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/FailureSwing.png
もの凄くわかりやすい、綺麗なリバーサルパターンです。
これを「明確な転換シグナル」と認めることについては、
ダウ理論を信奉する人々の間でも議論はありません。
■Nonfailure Swing
しかし、実際のマーケットでは、
当然このような綺麗なパターンばかりではありません。
高値更新してトレンド継続するのかと思いきや、
いきなり前の押しの安値をブチ抜く急落になることも
よくあります。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/FailureSwing.png
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0397.jpg
こうなった場合、どう対処すれば良いのでしょうか?
売りに参戦すべきなのでしょうか、
それとも、売りを見送るべきなのでしょうか。
ここで、
Nonfailure(失敗してない)Swingという考えが出てきます。
要は、高値更新に失敗していない(Non-failure)けれども、
前の押しの安値を下抜いたところで
「明確な転換シグナル」点灯とみる、
という考え方です。
アメリカのダウ理論信奉者の間でも、
この考え方を認める人々と、認めない人々がいるようです。
Nonfailure Swingを認めない人々は、
あくまでも、
高値更新に失敗(failure)してFailure Swingになるのを
待つようです。(↓の図のS2まで待つ)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/FailureSwing.png
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0397.jpg
■はいはい、で、どっちが儲かるんや?
というわけで、
Nonfailure Swing(Nonfailure Swing Bottom)
で売買をした方が儲かるのか、儲からないのかを
検証してみました。
まずは、ドル円日足チャートにて、
Nonfailure Swing、Nonfailure Swing Bottomでの売買を
組み込んだ場合
の検証です。
→結果
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0428.jpg
《コメント》
結果は、
7勝16敗、勝率30%というボロボロでしたが、
なんとトータルの収支は
296pips(2.96円)のプラス!!!
となりました。
10万ドルのポジションなら29万6000円、
100万ドルのポジションなら296万円のプラスです。
損切りばかりでボロ負けかと思いきや、
意外な結果になりました。
かなり面白いです。
Nonfailure Swing(Nonfailure Swing Bottom)
を見送る戦略の検証については、
次号でご紹介いたします。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime 【無料】
フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
みんなのFX 【無料】
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外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4 【無料】
【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
正確な一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
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【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
(オススメ業者はAlpari、ワイジェイFX)
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
ダウ理論再入門 12
Nonfailure Swing検証編2
をご紹介いたします。
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