記事カテゴリ: FXテクニカル分析入門メルマガ バックナンバー一覧 , ボリンジャーバンド入門(オシレーター系)

2012年8月18日

Bollinger Bands再入門 2 基本哲学、相対性原理 【FX・株のテクニカル分析入門 第276号】

先ほど、メルマガ最新号

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以下は前号のバックナンバーです。

   

FX・株のテクニカル分析入門 第276号

Bollinger Bands再入門 2 基本哲学、相対性原理

     

 

━━━[お知らせ 1]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
あのMetaTrader の老舗、Alpariがついに日本上陸!
日足5本、1000単位取引、堅牢なサーバー
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?alparij
 
→ 紹介記事 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2012/04/_alpari_japanmq4.html
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 
 
━━━[お知らせ 2]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
今月のキャンペーン 【8月】
http://hikaku.fxtec.info/fxfxfx.html
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   
   
   
こんばんは。FXTECです。
  
いつもご愛読ありがとうございます。
  
感謝します。
  
  
  
  
  
さて、本日は、
  
Bollinger Bands再入門 2 基本哲学
  
をご紹介します。
 
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxtecb0049bb.jpg

fxtecb0049bb.jpg

 
 
 
★おまけ★
MT4テンプレートファイル:ボリンジャーバンド1~5σ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/bb5sigma.tpl
 →使い方 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?mt4tukaikata
 
このテンプレを使うのにおすすめの業者さん 
 → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?alparij
 → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?cybermt4
 
 
 
 
 

■Bollinger Bands ボリンジャーバンドって何だっけ?
 
 
ボリンジャーバンド Bollinger Bands とは、
 
1980年代に米国のテクニカルアナリスト、
 
John Bollinger(1950~)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/John%20Bollinger.jpg

JohnBollinger.jpg
 
によって考案されたテクニカル分析で、
 
移動平均と、
 
移動平均を元に計算した標準偏差σ(シグマ)を
 
移動平均に加算、減算した値(±1σ、2σ、...)で求められます。
 
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxtecb0049bb.jpg

fxtecb0049bb.jpg

 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0006.jpg

fximgb0006.jpg


 
 
※標準偏差とは何か
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2012/07/stddevrange_2_fx_271.html


 
 
このメルマガでは、
 
『ボリンジャーバンド入門』ジョン・ボリンジャー著
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
 
を参照しながら、ボリンジャーバンドの奥深い世界を
 
見ていこうと思います。

 
 
 
 
 

■概略(このメルマガでご紹介予定の章)
 
第一部 序論
 
・基本哲学
・原材料
・時間枠
 
第二部
 
・歴史
・構造
・Bollinger Bandsの指標
・統計
 
第三部
 
・パターンの識別
・ファイブ・ポイント・パターン
・W型ボトム
・M型トップ
・バンド・ウォーク
・スクイーズ
・戦略:ボラティリティ・ブレイクアウト
 
第四部
 
・Bollinger Bandsと指標
・Bollinger Bandsと出来高
・戦略:Bollinger Bandsとトレンドフォロー
・戦略:リバーサル
 
第五部
 
(省略)
 
第六部
 
基本原則15条
 
 
 
 
参考書:ジョン・ボリンジャー著『ボリンジャーバンド入門』
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
 
 
 
 
本日は、ボリンジャーバンドの基本哲学をご紹介いたします。
 
 
 
 

■基本哲学:相対性原理
 
 
「80年以上も前に、物理学者アルバート・アインシュタインは
 
相対性理論を発表した。
 
 
その理論の骨子は、
 
すべての事物はほかの事物との関係によってのみ存在する
 
ということで、
 
その必然的な結論は、
 
何事も単独では存在しない、
 
つまり絶対的なものは存在しない
というものであった。
 
 
(中略)
 
 
ここでは、昔ながらの感情に基づいた市場攻略法を
 
相対的な枠組みに置き換えることによって、
 
綿密な価格評価を可能にし、
 
絶対的な真実をあてにすることなく、
 
一連の理性的な投資の意思決定
を導きだすことを目的とする。
 
安く買い高く売るのだが、
 
それは"相対的な意味で"安い、
 
あるいは高い
からそうするのである。」
 
ジョン・ボリンジャー著『ボリンジャーバンド入門』より
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
 
 
 
 
 
《コメント》
 
ボリンジャーバンドの基本的な考え方は、
 
「相対性原理」です。
 
 
相対性原理とは、
 
上記引用でも述べられていますが、
 
「すべての事物は

ほかの事物との関係によってのみ存在する」
 
という原理です。
 
(仏教の「空」=「縁起」の哲学と似ていますね。)
 
 
 
これだけだと、だから何?という感じですが、
 
要は、
 
マーケットにおいては、
 
絶対的な高値、絶対的な安値などというものは無い!
 
ということです。
 
高値、安値は相対的なものにすぎない、

絶対的な枠組みなど無い
 
 
 
上昇している間は、いくらでも上昇し続ける可能性があるし、
 
下落している間は、いくらでも下落し続ける可能性があります。
 
 
天井、大底は、
 
あくまでも後から見て、そうだと認識できるだけであり、
 
天井、大底が形成されている最中に
 
そうだと知ることは不可能です。
 
 
 
したがって、絶対的な天井、絶対的な大底を取ろうとする
 
無意味な努力は最初から放棄し、
 
あくまでも直近の価格水準における
 
相対的な理論高値、あるいは理論安値を計算し、
 
それを根拠に投資行動を起こすべきである
、 
 
というコンセプトのようです。(オシレータ、逆張り)
 
 
 
また、
 
絶対的な高値、

絶対的な安値が無いということから、
 
トレンドフォローの考え方
が導かれます。
 
これが、
 
ボラティリティ・ブレイクアウト戦略、
 
あるいは%bとMFIを使った売買戦略となります。(順張り)
 
 
 
 
 
■はいはい、でも自分で毎日ボリバンを計算するのは面倒やなあ・・・
 
 
基本的に、ボリンジャーバンドは全ての業者のチャートソフトで
 
描画できます。
 
 
 
さらに、1σ~3σ、4σ、5σまでを描画する、
 
MetaTrader 4のテンプレートを作ってみました。
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/bb5sigma.tpl
(右クリック>対象をファイルに保存で、
パソコンに、bb5sigma.tplという名前で保存してください)
 
 
使い方はこちらをご参照ください。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?mt4tukaikata
 
 
なお、ボリンジャーバンドを日足で使う場合は、
 
終値が非常に重要です。
 
NYクローズを日足の終値にしている
 
アルパリ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?alparij
 
ワイジェイFXMetaTrader 4
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?cybermt4
 
この2社がおすすめです。
 
  
   
   
  
   
■テクニカル分析ツール
  
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
  
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
  
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
   
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
  
  
  
  
【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
   
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime 【無料】
  
フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
  
  
   
【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
  
みんなのFX 【無料】
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
  
  
  
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4 【無料】
  
  
  
【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
正確な一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec 【無料】
 
 
 
【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
(オススメ業者はAlpari、ワイジェイFX)
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
  
  
  
  
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
  
  
  
  
■ 次回予告
  
  
次回は、
  
ボリンジャーバンド再入門 3 原材料
  
をご紹介いたします。
  
  
  
  
───────────────────────────────────
  
発行者サイト
FXテクニカル分析&業者比較Blog
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/
  
外為FX業者比較完全データベース
http://hikaku.fxtec.info/
  
お問い合わせ: fx@fxtechnical.net
  
メルマガバックナンバー
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_6/
  
当メルマガにかかわるすべての権利は当メルマガの発行者が有しています。
許可なく転載、複製、販売、放送、レンタルすること、及びオークションへ
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■この記事のID:1815

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