先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第294号
Bollinger Bands再入門 20 スクイーズ 2 識別のヒント
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第293号
Bollinger Bands再入門 19
スクイーズ 1
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、昨晩の米雇用統計は、
いつものようにメチャクチャな値動きで、
とても楽しかったですね。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads04/fximgb0331.jpg
詳しくはこちらの記事でまとめておりますが、
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2012/12/12_8.html
一見メチャクチャに見える値動きでしたが、
テクニカルポイントは精密に機能しておりました。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads04/fximgb0332.jpg
ランダムウォーク理論では、
マーケットの価格変動は完全にランダムで、
過去の価格が現在の価格形成に影響を与えるなどということは
絶対にあり得ない、100%あり得ない、オカルト、
ということになっています。
これは本当なのでしょうか?
今回の値動きを見ると、
11/22の高値82.82が、
昨晩の価格形成に影響を及ぼしたというのは、
認めざるを得ない事実かと思います。
(過去の価格が、現在の価格形成に影響を与えた。)
マーケットはランダムウォークではないと、
改めて確信いたしました。
本当にテクニカル分析って、面白いですね。
さて、本日は、
Bollinger Bands再入門 19 スクイーズ 1
をご紹介します。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0293.jpg
■Bollinger Bands ボリンジャーバンドって何だっけ?
ボリンジャーバンド Bollinger Bands とは、
1980年代に米国のテクニカルアナリスト、
John Bollinger(1950~)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/John%20Bollinger.jpg
によって考案されたテクニカル分析で、
移動平均と、
移動平均を元に計算した標準偏差σ(シグマ)を
移動平均に加算、減算した値(±1σ、2σ、...)で求められます。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxtecb0049bb.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0006.jpg
※標準偏差とは何か
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2012/07/stddevrange_2_fx_271.html
このメルマガでは、
『ボリンジャーバンド入門』ジョン・ボリンジャー著
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
を参照しながら、ボリンジャーバンドの奥深い世界を
見ていこうと思います。
■概略(このメルマガでご紹介予定の章)
第一部 序論
・基本哲学
・原材料
・時間枠
第二部
・歴史
・構造
・Bollinger Bandsの指標
・統計
第三部
・パターンの識別
・ファイブ・ポイント・パターン
・W型ボトム
・M型トップ
・バンド・ウォーク
・スクイーズ
・戦略:ボラティリティ・ブレイクアウト
第四部
・Bollinger Bandsと指標
・Bollinger Bandsと出来高
・戦略:Bollinger Bandsとトレンドフォロー
・戦略:リバーサル
第五部
(省略)
第六部
基本原則15条
参考書:ジョン・ボリンジャー著『ボリンジャーバンド入門』
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
本日は、
Bollinger Bands再入門 19 スクイーズ 1
をご紹介いたします。
■The Squeeze
「バンドがドラマティックにしかも長い間収縮して、
その揚げ句に爆発を起こすということには、
注意を引く何物かがある。
(中略)
ボリンジャー・バンドの原動力は
ボラティリティーであり、
スクイーズはそのボラティリティーの純粋な反映である。
ボラティリティーがこれまでになく低レベルになると、
スクイーズが現れる。
(中略)
ボラティリティーは、時間とともに大きく変化する。
スクイーズの鍵となるのは、
まさにこの変動性である。」
ジョン・ボリンジャー著『ボリンジャーバンド入門』より
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
《コメント》
squeeze スクイーズとは、
英語で「圧搾、押し合い」という意味です。
ボリンジャー・バンドの理論では、
「バンドがドラマティックにしかも長い間収縮」した状態を、
スクイーズと呼びます。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0293.jpg
これを、爆発的なボラティリティ発動の前兆現象、
予兆として見るわけですが、
その具体的な使い方を次号で見ていきたいと思います。
■はいはい、でも自分で毎日ボリバンを計算するのは面倒やなあ・・・
基本的に、ボリンジャーバンドは全ての業者のチャートソフトで
描画できます。
さらに、1σ~3σ、4σ、5σまでを描画する、
MetaTrader 4のテンプレートを作ってみました。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/bb5sigma.tpl
(右クリック>対象をファイルに保存で、
パソコンに、bb5sigma.tplという名前で保存してください)
使い方はこちらをご参照ください。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?mt4tukaikata
なお、ボリンジャーバンドを日足で使う場合は、
終値が非常に重要です。
NYクローズを日足の終値にしている
アルパリ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?alparij
ワイジェイFXMetaTrader 4
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?cybermt4
この2社がおすすめです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime 【無料】
フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
みんなのFX 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4 【無料】
【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
正確な一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec 【無料】
【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
(オススメ業者はAlpari、ワイジェイFX)
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
Bollinger Bands再入門 20 スクイーズ!2
をご紹介いたします。
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