先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第277号
Bollinger Bands再入門 3 原材料 The Raw Materials
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第276号
Bollinger Bands再入門 2 基本哲学、相対性原理
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は、
Bollinger Bands再入門 2 基本哲学
をご紹介します。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxtecb0049bb.jpg
★おまけ★
MT4テンプレートファイル:ボリンジャーバンド1~5σ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/bb5sigma.tpl
→使い方 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?mt4tukaikata
このテンプレを使うのにおすすめの業者さん
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?alparij
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?cybermt4
■Bollinger Bands ボリンジャーバンドって何だっけ?
ボリンジャーバンド Bollinger Bands とは、
1980年代に米国のテクニカルアナリスト、
John Bollinger(1950~)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/John%20Bollinger.jpg
によって考案されたテクニカル分析で、
移動平均と、
移動平均を元に計算した標準偏差σ(シグマ)を
移動平均に加算、減算した値(±1σ、2σ、...)で求められます。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxtecb0049bb.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0006.jpg
※標準偏差とは何か
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2012/07/stddevrange_2_fx_271.html
このメルマガでは、
『ボリンジャーバンド入門』ジョン・ボリンジャー著
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
を参照しながら、ボリンジャーバンドの奥深い世界を
見ていこうと思います。
■概略(このメルマガでご紹介予定の章)
第一部 序論
・基本哲学
・原材料
・時間枠
第二部
・歴史
・構造
・Bollinger Bandsの指標
・統計
第三部
・パターンの識別
・ファイブ・ポイント・パターン
・W型ボトム
・M型トップ
・バンド・ウォーク
・スクイーズ
・戦略:ボラティリティ・ブレイクアウト
第四部
・Bollinger Bandsと指標
・Bollinger Bandsと出来高
・戦略:Bollinger Bandsとトレンドフォロー
・戦略:リバーサル
第五部
(省略)
第六部
基本原則15条
参考書:ジョン・ボリンジャー著『ボリンジャーバンド入門』
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
本日は、ボリンジャーバンドの基本哲学をご紹介いたします。
■基本哲学:相対性原理
「80年以上も前に、物理学者アルバート・アインシュタインは
相対性理論を発表した。
その理論の骨子は、
すべての事物はほかの事物との関係によってのみ存在する
ということで、
その必然的な結論は、
何事も単独では存在しない、
つまり絶対的なものは存在しないというものであった。
(中略)
ここでは、昔ながらの感情に基づいた市場攻略法を
相対的な枠組みに置き換えることによって、
綿密な価格評価を可能にし、
絶対的な真実をあてにすることなく、
一連の理性的な投資の意思決定を導きだすことを目的とする。
安く買い高く売るのだが、
それは"相対的な意味で"安い、
あるいは高いからそうするのである。」
ジョン・ボリンジャー著『ボリンジャーバンド入門』より
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
《コメント》
ボリンジャーバンドの基本的な考え方は、
「相対性原理」です。
相対性原理とは、
上記引用でも述べられていますが、
「すべての事物は
ほかの事物との関係によってのみ存在する」
という原理です。
(仏教の「空」=「縁起」の哲学と似ていますね。)
これだけだと、だから何?という感じですが、
要は、
マーケットにおいては、
絶対的な高値、絶対的な安値などというものは無い!
ということです。
(高値、安値は相対的なものにすぎない、
絶対的な枠組みなど無い)
上昇している間は、いくらでも上昇し続ける可能性があるし、
下落している間は、いくらでも下落し続ける可能性があります。
天井、大底は、
あくまでも後から見て、そうだと認識できるだけであり、
天井、大底が形成されている最中に
そうだと知ることは不可能です。
したがって、絶対的な天井、絶対的な大底を取ろうとする
無意味な努力は最初から放棄し、
あくまでも直近の価格水準における
相対的な理論高値、あるいは理論安値を計算し、
それを根拠に投資行動を起こすべきである、
というコンセプトのようです。(オシレータ、逆張り)
また、
絶対的な高値、
絶対的な安値が無いということから、
トレンドフォローの考え方が導かれます。
これが、
ボラティリティ・ブレイクアウト戦略、
あるいは%bとMFIを使った売買戦略となります。(順張り)
■はいはい、でも自分で毎日ボリバンを計算するのは面倒やなあ・・・
基本的に、ボリンジャーバンドは全ての業者のチャートソフトで
描画できます。
さらに、1σ~3σ、4σ、5σまでを描画する、
MetaTrader 4のテンプレートを作ってみました。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/bb5sigma.tpl
(右クリック>対象をファイルに保存で、
パソコンに、bb5sigma.tplという名前で保存してください)
使い方はこちらをご参照ください。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?mt4tukaikata
なお、ボリンジャーバンドを日足で使う場合は、
終値が非常に重要です。
NYクローズを日足の終値にしている
アルパリ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?alparij
ワイジェイFXMetaTrader 4
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この2社がおすすめです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
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フォーメーション分析入門
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【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
みんなのFX 【無料】
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外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
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【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
正確な一目均衡表の表示が可能です。
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【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
(オススメ業者はAlpari、ワイジェイFX)
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
ボリンジャーバンド再入門 3 原材料
をご紹介いたします。
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