先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第49号
エリオット波動理論 【15】
フィボナッチ・リトレースメントと波動原理 後編
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第48号
エリオット波動理論 【14】
フィボナッチ・リトレースメントと波動原理 前編
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は、
「フィボナッチ・リトレースメントと波動原理 前編」
をご紹介します。
■フィボナッチ・リトレースメント?なんじゃそりゃ?
フィボナッチ・リトレースメントについては、
以前ブログでもご紹介しておりますので
ご参照ください。
フィボナッチ数とフィボナッチリトレースメント~エリオット波動論の源流
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/01/post_307.html
●フィボナッチリトレースメントとは
フィボナッチ数間の比
・0.236(23.6%)
・0.382(38.2%)
・0.5(50%、半値)
・0.618(61.8%)
・1(100%、全値)
を用いて、
相場の押しや戻りの目標価格を推測する手法として、
フィボナッチリトレースメントが使われます。
●具体例
ドル円2006年週足
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/media/file_20070123T190327687.JPG
●計算シート
フィボナッチリトレースメントを簡単にできる表をエクセルで作ってみました。
ダウンロードしてお使いください。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/media/file_20070123T190326578.xls
■はいはい、で、エリオット波動理論ならではの解釈って無いのか?
以上の一般論に加えて、エリオット波動理論においては
次のようなルールがあります。
(1)推進3波動のうち1つの波が拡張(エクステンション)
すると、他の2波は時間的にも大きさ的にも互いに同じになる。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/12/fx38.html
(2)第三波のトップの位置の最小目標値は、
第一波の波形の高さに1.618をかけた値と第二波の底との和になる。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/erifib-02.jpg
(3)第五波のトップの位置は、
第一波の波形の高さに3.236(2x1.618)をかけ、
これに第一波の天井をプラスしたものが最大目標値、
底をプラスしたものが最小目標値となる。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/erifib-03.jpg
(4)第一波と第三波の大きさがほぼ同じで、
第五波が拡張すると思われる時は、
第一波の底から第三波の天井までの高さに1.618をかけて
第四波の底にプラスした値が、第五波の目標値となる。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/erifib-04.jpg
(5)5-3-5のようなジグザグの調整波では、
c波とa波の長さがほぼ同じである。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/12/fx40.html
(6)c波の長さがどれくらいになるかを測るもう一つの方法は、
a波に0.618をかけ、その結果をa波の底から引けばよい。
(7)3-3-5のようなフラット調整の場合、b波がa波の頂点に到達するか、
あるいはそれよりも高くなれば、c波はa波の1.618倍の長さを持つことになる。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/01/fx41.html
(8)シンメトリカル・トライアングルにおいて、
各波は前の波に0.618をかけた値になる。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/01/fx42.html
■おいおい、かなり具体的な数字だけど、これ本当?オカルトやろ?
とりあえずは落ち着いて、チャートを見てみましょう。
ドル円 週足
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as053.JPG
■おお!偶然かもしれないが第五波の目標値がぴったりやん・・・
偶然かもしれませんが、第五波の目標値が良い感じに一致しております。
鵜呑みにして盲信するのは危険ですが、
一つの目安として使うとより深く相場を楽しめると思います。
この他にも、色々と検証してみると結構楽しいです。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
【1】 外為どっとコム リアルタイムチャート
一目均衡表、ポイント&フィギュア、ローソク足型を見るときは
ここのチャートを使っています。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設で無料で使えます。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
※ セントラル短資 ハイパーチャート
外為どっとコムと同じドリームバイザー社の最新チャートを採用しています。
こちらは外為どっとコムよりも豊富な通貨ペアのチャートを見ることができます。
ユーロポンド、ドルスイスなどのポイント&フィギュアを見るときは、
ここのチャートを使っています。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
【2】 MJ
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュースが表示できるのが便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
【4】 GFT DealBook
一目均衡表の表示が可能ですが、
日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
一目均衡表の表示にはおすすめしません。
口座開設で無料で使えます。
→GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
【5】 MetaTrader 4(中級者以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには特殊なカスタマイズをする必要があります。
初心者にはおすすめしません。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
・フィボナッチリトレースメントと波動原理 後編
をご紹介します。
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