先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第527号
エリオット波動論再入門 139 波の個性 Wave Personality 13
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第526号
エリオット波動論再入門 138 波の個性 Wave Personality 12 C波
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こんばんは。
FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は、
エリオット波動論再入門 138 波の個性 Wave Personality 12 C波
をご紹介いたします。
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■はいはい、で、エリオットって何だっけ?
エリオットとは、
米国の伝説のテクニカルアナリスト
Ralph Nelson Elliott ラルフ・ネルソン・エリオット(1871~1948)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/Elliot.gif
のことです。
一見して真面目そうな方です。
エリオットはレストランと鉄道を専門とする会計士で、
メキシコや中央アメリカの鉄道会社、政府機関などを転々とした後、
重病に罹り、58歳で退職。
その後数年間、カリフォルニアの自宅で療養生活を送りますが、
その間に、株式市場に関する独自の理論を構築したと言われています。
その後1938年(第二次世界大戦直前)、
エリオットが書いた論文をまとめた
「The Wave Principle(エリオット波動原理)」
(Charles J. Collinsとの共著)
が出版されました。
現在広く知られているエリオット波動理論は、
この「The Wave Principle」に基づいています。
■はいはい、で、波の個性 Wave Personality って何やねん?またオカルトか?
「連続するエリオット波におけるそれぞれの波の個性は、
それが具体的に表現する群集心理の不可分の一部を反映している。
悲観から楽観へ、
そして楽観から悲観へと移っていく群衆の心理は、
波の構造の関係する時点で似たような環境を作り出しながら、
その都度同じような道をたどっていく。」
以上、『エリオット波動入門』より引用
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《コメント》
要は、
・第1波動
・第2波動
・第3波動
・第4波動
・第5波動
・A波動
・B波動
・C波動
・D波動
・E波動
それぞれの波には「個性」があり、
波動の形成過程にそれぞれ特徴がある、という話です。
■はいはい、で、C波の個性ってどういうことやねん
「下落するC波は、一般に破壊という点では圧倒的である。
C波は下降相場の第3波であり、そうした第3波の多くの特徴を持っている。
(中略)
C波は持続性があり、その規模も大きい。
(中略)
より大きな弱気相場における上方修正の上昇C波はとてもダイナミックであり、
特にC波が5つの波で展開すれば、
新たな上昇相場がスタートしたと間違えられるほどである。」
以上、『エリオット波動入門』より引用
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《コメント》
まとめますと、
・C波は持続性があり、その規模も大きい。
とのことです。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
なお、チャートにつきまして、
エリオット波動理論では終値を重視します。
この点、為替の日足分析で注意すべき点として、
為替は24時間地球上のどこかで取引が可能なため、
本質的に日足の始値、終値という概念がありません。
そこで便宜上、世界の金融センター、ニューヨークの終値を
日足の終値にするのが良いとされています。
この点、
FXプライム byGMO
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マネーパートナーズ
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(以上、すべて無料で使えます)
などは、日足の終値がニューヨーク終値なので
ローソク足確認用におすすめです。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
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テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
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【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
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チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
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【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
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Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
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【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
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■ 次回予告
次回は、
エリオット波動論再入門 139 波の個性 Wave Personality 13 D波
をご紹介いたします。
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