トレンドラインは、テクニカル分析で最も古典的で、かつ、重要なものと言えます。
私のテクニカル分析観は、
チャートは、相場参加者の心の顕現であって、
チャートから「相場のこころ」の精神分析が可能
というスタンスです。
それゆえに、
多くの相場参加者が使用していると思われる
古典的な手法は、強力なものと考えます。
ちなみに、独自開発のツールを使ったり、
特殊な数値設定をする方もたくさんいらっしゃいます。
しかし、テクニカル分析は、皆が使ってないツールで分析しても、あまり意味がないと考えます。
テクニカル分析自体には、実体もないし、真実はありません。
テクニカル分析を通じて浮上する相場心理、そこに真実があると考えます。
さて、最近無茶苦茶な乱高下をしているドル円です。
日足できれいにトレンドが維持されています。
来週、ココを明確に割れれば、一応全力売りサインです。
しかし、トレンドラインという思想は奥が深く、
トレンドラインを割ったものの、再度トレンドライン内に戻った場合、
すなわちダマシが発生した場合、強力な買いサイン示現と見ます。
ドル円の動きは、来週も大注目です。
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