記事カテゴリ: FXテクニカル分析入門メルマガ バックナンバー一覧 , エリオット波動理論入門(トレンド系)

2016年9月11日

エリオット波動論再入門 97 波の均等性 10 検証9 【FX・株のテクニカル分析入門 第485号】

先ほど、メルマガ最新号

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エリオット波動論再入門 98

波の均等性 11 検証10

を発行致しました。

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以下は前号のバックナンバーです。

 

 

 

 


 
 
 
 
 
FX・株のテクニカル分析入門 第485号

エリオット波動論再入門 97

波の均等性 10 検証9
 
 
 
 
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 
 
 
こんばんは。
 
FXTECです。
 
いつもご愛読ありがとうございます。
 
感謝します。
 
 
 
 
 
さて、本日は、
 
エリオット波動論再入門 97 波の均等性 10 検証9
 
をご紹介いたします。
 
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2016/AAleading02-4th.png

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■はいはい、で、エリオットって何だっけ?
 
 
エリオットとは、
 
米国の伝説のテクニカルアナリスト
 
Ralph Nelson Elliott ラルフ・ネルソン・エリオット(1871~1948)
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/Elliot.gif

Elliot
 
のことです。
 
一見して真面目そうな方です。
 
 
 
エリオットはレストランと鉄道を専門とする会計士で、
 
メキシコや中央アメリカの鉄道会社、政府機関などを転々とした後、
 
重病に罹り、58歳で退職。
 
 
その後数年間、カリフォルニアの自宅で療養生活を送りますが、
 
その間に、株式市場に関する独自の理論を構築したと言われています。
 
その後1938年(第二次世界大戦直前)、
 
エリオットが書いた論文をまとめた
 
「The Wave Principle(エリオット波動原理)」
(Charles J. Collinsとの共著)
 
が出版されました。
 
 
 
現在広く知られているエリオット波動理論は、
 
この「The Wave Principle」に基づいています。
 
 
 
 
 
 

■はいはい、で、「波の均等性」って何だっけ?
 
 
「波動原理のガイドラインのひとつは、
 
連続する5つの波における推進波の2つは、
 
時間とその大きさという点で
 
均等になる傾向がある

 
ことである。
 
 
(中略)
 
 
一般にこのことは
 
ひとつの波が延長するときは、
 
延長しない残りの2つの波にも当てはまり、
 
第3波が延長するときはとりわけそのようになる。
 
完全に均等にならないときは、
 
0.618倍が次に起こる可能性の高い関係である」

 
 
 
 
以上、『エリオット波動入門』より引用
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?elliot2014
 
 
 
 
 

■へ?意味がよくわからん・・・
 
 
要は、推進波の
 
・第1波動、
・第3波動、
・第5波動
 
このうち二つが、
 
・時間
・大きさ(値幅)
 
の点で同様の規模になる傾向がある、

 
ということです。
 
 
 
 
また、同様の規模にならない場合は、
 
いずれかが0.618倍(フィボナッチ比)の規模になる可能性が高い、
 
と言われています。
 
 
※フィボナッチ数について
エリオット波動理論 【14】 フィボナッチ・リトレースメントと波動原理 前編
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/02/fx4814.html
エリオット波動理論 【15】 フィボナッチ・リトレースメントと波動原理 後編
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/03/15_fx49.html
 
 
 
 
また、第3波動がエクステンションとなった場合は、
 
第1波動と第5波動が同程度の規模になる可能性が高い、
 
と言われています。
 
 
※エクステンションについてはこちらの過去ログをご参照ください。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2015/04/_24_1_fx_412.html
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2015/04/_25_2_fx_413.html
 
 
 
 
 
 
 

■ホンマでっか!?こんなもんオカルトだろ!オカルト!
 
 
以下は、ユーロ円日足の実例です。
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2016/AAleading02-4th.png

AAleading02-4th
  
  
 
《コメント》
 
 
今回の事例では、第1波動が
 
リーディング・ダイアゴナル・トライアングルという特殊な波動となり、
 
そのため残りの第3波、第5波の二つが、
 
同様の規模となりました。
 
なかなか興味深いですね。
 
 
 
次号でも実際の5波動での検証を続けたいと思います。
 
 
 
 
なお、チャートにつきまして、
 
エリオット波動理論では終値を重視します。
 
この点、為替の日足分析で注意すべき点として、
 
為替は24時間地球上のどこかで取引が可能なため、
 
本質的に日足の始値、終値という概念がありません。
 
 
そこで便宜上、世界の金融センター、ニューヨークの終値を
 
日足の終値にするのが良いとされています。
 
 
この点、
 
FXプライム byGMO
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime
 
DMM.com証券
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?dmmfx
 
みんなのFX
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
 
マネーパートナーズ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
(以上、すべて無料で使えます)
 
などは、日足の終値がニューヨーク終値なので
 
ローソク足確認用におすすめです。
 
 
 
 
 
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
 
 
 
 
 

■テクニカル分析ツール
 
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
 
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
 
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
 
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
 
 
 
 
【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMO のぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime 【無料】
 
フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
 
 
 
【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
 
みんなのFX 【無料】
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
 
 
 
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4 【無料】
 
 
 
【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
正確な一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec 【無料】
 
 
 
【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
 
 
 
 
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
 
 
 
 
■ 次回予告
 
 
次回は、
 
エリオット波動論再入門 98 波の均等性 11 検証10
 
をご紹介いたします。
 
 
 
 
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■この記事のID:2546

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