先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第453号
エリオット波動論再入門 65
修正波33 波の働きとモードのまとめ1
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第452号
エリオット波動論再入門 64
修正波32 OrthodoxTop/Bottomの例
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こんばんは。
FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は、
エリオット波動論再入門 64 修正波32 Orthodox Top or Bottomの事例
をご紹介いたします。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2016/Truncation2016.png
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2016/elliot-flat2016.png
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2016/doublethree2016.png
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■はいはい、で、エリオットって何だっけ?
エリオットとは、
米国の伝説のテクニカルアナリスト
Ralph Nelson Elliott ラルフ・ネルソン・エリオット(1871~1948)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/Elliot.gif
のことです。
一見して真面目そうな方です。
エリオットはレストランと鉄道を専門とする会計士で、
メキシコや中央アメリカの鉄道会社、政府機関などを転々とした後、
重病に罹り、58歳で退職。
その後数年間、カリフォルニアの自宅で療養生活を送りますが、
その間に、株式市場に関する独自の理論を構築したと言われています。
その後1938年(第二次世界大戦直前)、
エリオットが書いた論文をまとめた
「The Wave Principle(エリオット波動原理)」
(Charles J. Collinsとの共著)
が出版されました。
現在広く知られているエリオット波動理論は、
この「The Wave Principle」に基づいています。
■はいはい、で、Orthodox Top or Bottomって何だっけ?
「パターンの終点が、関連する価格の際立った水準と異なることがある。
そのようなときは、パターンの最中やそれが終了したあとに出現する
実際の高値や安値と区別するために、
そのパターンの終点を
「オーソドックスな天井や底 (Orthodox Top or Bottom) 」
と呼ぶ。
例えば、図1.14で は
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2016/Truncation2016.png
(3)波のほうが(5)波よりも高い という事実にもかかわらず、
(5)波の最終地点がオ ーソドックスな天井となる。」
以上、『エリオット波動入門』より引用
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?elliot2014
《コメント》
Orthodoxとは、英語で「正統的な」という意味です。
エリオット波動理論では、
現実には他に高値/安値があるにも関わらず、
パターン上の終点と呼ぶにふさわしい(正統的な)ポイントが
別の地点にある場合、
それを
「オーソドックスな天井や底 (Orthodox Top or Bottom) 」
と呼びます。
具体的には、以下のようなものがあります。
■トランケーションとなった第五波動のトップ Orthodox Top
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2016/Truncation2016.png
※トランケーションとは
→http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2015/04/_26_1_fx_414.html
■拡大型フラットとなった場合の第五波動のトップ Orthodox Top
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※拡大型フラットとは
→http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2015/08/_43_11_fx_431.html
■ランニングフラットとなった場合の第五波動のトップ Orthodox Top
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2016/elliot-flat2016.png
※ランニングフラットとは
→http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2015/09/_45_13_fx_433_1.html
■ランニングフラットとなった場合の修正C波動のボトム Orthodox Bottom
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2016/elliot-flat2016.png
※ランニングフラットとは
→http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2015/09/_45_13_fx_433_1.html
■フラット+トライアングル型ダブルスリーとなった場合の終点Y Orthodox Bottom
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2016/doublethree2016.png
※ダブルスリーとは
→http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2015/12/_59_27_fx_447.html
■はいはい、どうせ机上の空論のオカルトなんやろ?
以下は、Orthodox Top、Orthodox Bottomの実例です。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2016/2015-4b.png
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2016/runflatb.png
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2016/FXs000030b.JPG
テクニカル分析って、本当に面白いなと思います。
なお、チャートにつきまして、
エリオット波動理論では終値を重視します。
この点、為替の日足分析で注意すべき点として、
為替は24時間地球上のどこかで取引が可能なため、
本質的に日足の始値、終値という概念がありません。
そこで便宜上、世界の金融センター、ニューヨークの終値を
日足の終値にするのが良いとされています。
この点、
FXプライム byGMO
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DMM.com証券
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みんなのFX
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マネーパートナーズ
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(以上、すべて無料で使えます)
などは、日足の終値がニューヨーク終値なので
ローソク足確認用におすすめです。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMO のぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
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フォーメーション分析入門
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【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
みんなのFX 【無料】
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外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
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【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
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【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
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【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
エリオット波動論再入門 65 修正波33 波の働きとモードのまとめ
をご紹介いたします。
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