先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第91号
ボラティリティ・システムとATR その2
TRとは何か
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第90号
ボラティリティ・システムとATR その1 概要
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は
ボラティリティ・システム
をご紹介します。
■ボラティリティ・システム?何やそれは?
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http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxe0114.JPG
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxe0116.JPG
ボラティリティ・システムとは、
RSIやパラボリックの開発者として有名なワイルダー氏によって提唱された
テクニカル指標&売買システムパッケージで、
氏が提唱したTR(トゥルー・レンジ、真の値幅)という概念を
システムの心臓部に据えているのがその特徴です。
※ワイルダー氏
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/RSIwilder.PNG
※RSI入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/rsi/
※パラボリック入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/04/sarfx56.html
基本的には、上方バンドに株価が近づいた時に「売り」、
下方バンドに近づいた時を「買い」という風に、
逆張りに用いられることが多いようですが、
順張りに用いる戦略も存在します。
ボラティリティ(変動率)を数値化・可視化する試みは比較的多く、
・ボリンジャーバンド
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat110/
・ヒストリカル・ボラティリティ、インプライド・ボラティリティ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat121/
などについてはこのメルマガでも取り上げてきました。
■はいはい、で、これってどうやって書くンや?
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以下の式で記述されます。
Vo-H = hi -(ATR*W)
Vo-L = hi + (ATR*W)
hi = N日間の終値の最高値
ATR = N日間のTRの平均値
TRは以下のなかの最大値
a.本日の高値と安値の差
b.本日の高値と安値と終値の差
c.本日の安値と昨日の終値の差
W:変数(2.0~2.9がよく用いられる)
■TRとかATRって何やねん??
上記の式で用いられているTR、ATRという概念がキモになるわけですが、
説明すると長くなるので次回でご紹介いたします。
■そうか、でもこれ、書くのが面倒くさいのー
ボラティリティ・システムを自分で書くと大変です。
以下の業者さん提供のチャートを利用しましょう。
・セントラル短資 ボラティリティ・システム○
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
・外為どっとコム FX Vision ボラティリティ・システム○
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
・GMOクリック証券 FXチャートGOLD ボラティリティ・システム○
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec
・マネーパートナーズ ハイパースピード ×
・MJ ×
・パンタレイ ×
・MetaTrader 4 ×
・GFT DealBook360 ×
・CMS VT Trader ×
今回の暴落相場でどのように機能していたのか、
調べてみると結構面白いです。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の6つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
6つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 セントラル短資 ハイパーチャート(初心者から上級者まで)
ドリームバイザー社の最新チャートを採用しています。
一目均衡表、ローソク足型、ポイント&フィギュアを見るときは
ここのチャートを見ています。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
※GMOクリック証券のFXチャートGOLDも
ドリームバイザー社のチャートを採用しています。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec
※外為どっとコムではドリームバイザー社のチャートが見れなくなりましたが、
新チャートFX Visionがよくできています。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
【2】 MJ、パンタレイ(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
【4】CMS VTトレーダー(中級以上向け)
日足の終値はNYクローズ採用。
100種類以上のテクニカル分析を表示できます。
平均足、練行足の表示も可能。おすすめです。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?CMS
【5】 GFT DealBook (中級以上向け)
一目均衡表の表示が可能ですが、
旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
一目均衡表の表示にはおすすめしません。
※最新のDealBook 360だと問題なしです。
口座開設で無料で使えます。
→GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
【6】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
自分で問題解決できない初心者の方にはおすすめしません。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
真の値幅 TR トゥルー・レンジ
をご紹介したいと思います。
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