記事カテゴリ: 今週の超重要イベント&注目のテクニカルポイント

2008年2月10日

日銀政策金利の週

■今週の超重要経済指標・イベント

Mon Feb 11 
9:30  AUD  RBA Monetary Policy Statement  RBA四半期金融政策報告   
   

Tue Feb 12 
18:30  GBP  CPI 消費者物価指数
  

Wed Feb  13 
6:45  NZD  PPI Input 生産者物価
9:01  GBP  RICS House Price Balance  RICS住宅価格
19:30  GBP  BOE Inflation Report BOE四半期インフレ報告    
22:30  USD  Core Retail Sales 小売売上高
  

Thu Feb 14 
8:50  JPY  GDP 日本GDP
9:30  AUD  Employment Change  新規雇用者数
22:30  CAD  Trade Balance  貿易収支
22:30  USD  Trade Balance  貿易収支
24:00  USD  Fed Chairman Bernanke Speaks バーナンキ発言    
  

Fri Feb 15 
6:45  NZD  Retail Sales 小売売上高
正午過ぎくらい 日銀政策金利
Tentative  JPY  BOJ Governor Fukui Speaks 日銀総裁フクイ会見
    
23:00  USD  TIC Net Long-Term Transactions 対米証券投資
24:00  USD  Consumer Sentiment ミシガン大消費者信頼感指数
  

参考:Forex Calendar @ Forex Factory(日本時間はGMT+9、DST OFF)   

  

■相場観

   

■ドル円

   

≪月足≫ 

as035.JPG

  

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

  

月足はいよいよ1995年4月安値79.75を起点とする

ファンラインの第三線(約108)に接触。

円安波動の最終戦争到来。

ファン理論についてはこちらで解説しています。

   

エリオット波動理論による分析でも、

1995年4月安値79.75を起点とするトレンドラインが重要な意味を持つ。

※エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

残念ながら月足ベースでブレイクアウトが確定。

基本トレンドは弱気に確定。

これから数年は、基本戦略は戻り売り。

  

数年かけて80円を目指す下降トレンドが続くと考える。

   

     

≪週足≫

as036.JPG

   

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

  

週足は安値を切り下げ、下降波動確定。

基本戦略は戻り売り。

急がず、あわてず、チャンスをじっくりと待つのが得策。

    

MACDヒストグラム・ダイバージェンス示現目前。

ドル円以外のドルストレートでも、

軒並みドル売りモメンタムの減衰兆候が示現しつつある。

一旦大きな戻り(=ドル買い)を示現する可能性が高いと考えて居る。

MACDヒストグラム・ダイバージェンスについてはこちらで解説しています。

   

エリオット波動理論でいう、調整波動(A-B-C)に入る可能性が高いと考えて居る。

が、下降第四波動のトップである114.65を上回るような戻りにはならないだろう。

(サポートとしての第四波動) 

   

焦らず、じっくりと売り場を探したい。

   

  

≪日足≫

as037.JPG

  

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

     

弱気トレンドだが、調整の戻りに入りそう。

    

【戦略】

106.47  10万ドル 買い アホールド

      

      

    

■ユーロドル

  

月足 完璧な上昇トレンドだが、ピークアウトの兆候(大きめの陰線)がちらほら出始めた

as038.JPG

   

週足 モメンタムの減衰 保合形成 上下どちらに抜けるか様子見

as039.JPG

エリオット波動で考えると、上方ブレイクの可能性が濃厚。

(ご参考:エリオット波動理論 【8】 調整波のパターン その3 
トライアングル 三角保合 コンティニュエイション・パターン 
【FX・株のテクニカル分析入門 第42号】

しかし、モメンタムの減衰から、ピークアウトの可能性も少なくない。

早い話が、上下どちらにブレイクしてもおかしくない。

こういう場合は様子見が一番だ。

(だからこそ、三角保合なのかもしれない。マーケットも迷っている。綱引き状態)

  

日足 雲の上で龍がのたうち回っている 保合形成 ブレイク待ち

as041.JPG

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

       

【コメント】   

変態的な驀進を続けてきたユーロだが、

このところ元気(モメンタム)減衰の兆候が散見される。

週足でトリプルトップの兆しが示現して居る。

    

が、シンメトリカル・トライアングルはコンティニュエイション・パターンであり、

教科書的にはトレンド継続で上方ブレイクする可能性が高いということになる。

   

また、エリオット第四波動と考えても上方ブレイクの可能性が高いと思える。

(色々な点でつじつまが合う)

   

いずれにせよ、とりあえず週足が上下どちらかに抜けるまで しばらく様子見。

抜けた方に追従。

  

【戦略】

しばらく様子見

保合放れ待ち。

   

  

■おまけ ユーロポンド

as043.JPG

ユーロポンドを見ても、やはりユーロはしばし様子見すべしという結論になる。

  

   

■FRB ドルインデックス

FRB: Foreign Exchange Rates, Web-Only Daily Update

FINEXドルインデックス

前代未聞の歴史的超ハイパードル安。 

as044.JPG

as045.JPG

  

  

■今週の未来レート

GCI Real-Time Forex Quotes (未来レート1)

SAXOリアルタイムクオート、チャート(未来レート2)

Yahoo! Finance クオート (未来レート3)

OANDA FXTrade(未来レート4)

Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)(未来レート5)      

   

■今週の相場格言

Q:なぜ多くのトレーダーは損をするのですか。

ビールフェルド:トレードし過ぎると思う。

手数料分を取り返すために

トレードしているようなものだ。

『マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣』 
第一章 「先物と通貨 ゲーリー・ビールフェルド」 より

   

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■この記事のID:761

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