■今週の超重要経済指標・イベント
Mon Feb 11
9:30 AUD RBA Monetary Policy Statement RBA四半期金融政策報告
Tue Feb 12
18:30 GBP CPI 消費者物価指数
Wed Feb 13
6:45 NZD PPI Input 生産者物価
9:01 GBP RICS House Price Balance RICS住宅価格
19:30 GBP BOE Inflation Report BOE四半期インフレ報告
22:30 USD Core Retail Sales 小売売上高
Thu Feb 14
8:50 JPY GDP 日本GDP
9:30 AUD Employment Change 新規雇用者数
22:30 CAD Trade Balance 貿易収支
22:30 USD Trade Balance 貿易収支
24:00 USD Fed Chairman Bernanke Speaks バーナンキ発言
Fri Feb 15
6:45 NZD Retail Sales 小売売上高
正午過ぎくらい 日銀政策金利
Tentative JPY BOJ Governor Fukui Speaks 日銀総裁フクイ会見
23:00 USD TIC Net Long-Term Transactions 対米証券投資
24:00 USD Consumer Sentiment ミシガン大消費者信頼感指数
参考:Forex Calendar @ Forex Factory(日本時間はGMT+9、DST OFF)
■相場観
■ドル円
≪月足≫
月足はいよいよ1995年4月安値79.75を起点とする
ファンラインの第三線(約108)に接触。
円安波動の最終戦争到来。
エリオット波動理論による分析でも、
1995年4月安値79.75を起点とするトレンドラインが重要な意味を持つ。
残念ながら月足ベースでブレイクアウトが確定。
基本トレンドは弱気に確定。
これから数年は、基本戦略は戻り売り。
数年かけて80円を目指す下降トレンドが続くと考える。
≪週足≫
週足は安値を切り下げ、下降波動確定。
基本戦略は戻り売り。
急がず、あわてず、チャンスをじっくりと待つのが得策。
MACDヒストグラム・ダイバージェンス示現目前。
ドル円以外のドルストレートでも、
軒並みドル売りモメンタムの減衰兆候が示現しつつある。
一旦大きな戻り(=ドル買い)を示現する可能性が高いと考えて居る。
※MACDヒストグラム・ダイバージェンスについてはこちらで解説しています。
エリオット波動理論でいう、調整波動(A-B-C)に入る可能性が高いと考えて居る。
が、下降第四波動のトップである114.65を上回るような戻りにはならないだろう。
(サポートとしての第四波動)
焦らず、じっくりと売り場を探したい。
≪日足≫
弱気トレンドだが、調整の戻りに入りそう。
【戦略】
106.47 10万ドル 買い アホールド
■ユーロドル
月足 完璧な上昇トレンドだが、ピークアウトの兆候(大きめの陰線)がちらほら出始めた
週足 モメンタムの減衰 保合形成 上下どちらに抜けるか様子見
エリオット波動で考えると、上方ブレイクの可能性が濃厚。
(ご参考:エリオット波動理論 【8】 調整波のパターン その3
トライアングル 三角保合 コンティニュエイション・パターン
【FX・株のテクニカル分析入門 第42号】)
しかし、モメンタムの減衰から、ピークアウトの可能性も少なくない。
早い話が、上下どちらにブレイクしてもおかしくない。
こういう場合は様子見が一番だ。
(だからこそ、三角保合なのかもしれない。マーケットも迷っている。綱引き状態)
日足 雲の上で龍がのたうち回っている 保合形成 ブレイク待ち
【コメント】
変態的な驀進を続けてきたユーロだが、
このところ元気(モメンタム)減衰の兆候が散見される。
週足でトリプルトップの兆しが示現して居る。
が、シンメトリカル・トライアングルはコンティニュエイション・パターンであり、
教科書的にはトレンド継続で上方ブレイクする可能性が高いということになる。
また、エリオット第四波動と考えても上方ブレイクの可能性が高いと思える。
(色々な点でつじつまが合う)
いずれにせよ、とりあえず週足が上下どちらかに抜けるまで しばらく様子見。
抜けた方に追従。
【戦略】
しばらく様子見
保合放れ待ち。
■おまけ ユーロポンド
ユーロポンドを見ても、やはりユーロはしばし様子見すべしという結論になる。
■FRB ドルインデックス
FRB: Foreign Exchange Rates, Web-Only Daily Update
前代未聞の歴史的超ハイパードル安。
■今週の未来レート
GCI Real-Time Forex Quotes (未来レート1)
SAXOリアルタイムクオート、チャート(未来レート2)
Yahoo! Finance クオート (未来レート3)
OANDA FXTrade(未来レート4)
Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)(未来レート5)
■今週の相場格言
Q:なぜ多くのトレーダーは損をするのですか。
ビールフェルド:トレードし過ぎると思う。
手数料分を取り返すために
トレードしているようなものだ。
『マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣』
第一章 「先物と通貨 ゲーリー・ビールフェルド」 より