先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第298号
Bollinger Bands再入門 24 ボラティリティ・ブレイクアウト実践編
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第298号
Bollinger Bands再入門 24
ボラティリティ・ブレイクアウト実践編
━━━[お知らせ ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ドル円スプレッド 0.3 1000単位も可 平均足の表示も可能です
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は、
Bollinger Bands再入門 24 ボラティリティ・ブレイクアウト実践編
をご紹介します。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0139.jpg
■Bollinger Bands ボリンジャーバンドって何だっけ?
ボリンジャーバンド Bollinger Bands とは、
1980年代に米国のテクニカルアナリスト、
John Bollinger(1950~)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/John%20Bollinger.jpg
によって考案されたテクニカル分析で、
移動平均と、
移動平均を元に計算した標準偏差σ(シグマ)を
移動平均に加算、減算した値(±1σ、2σ、...)で求められます。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxtecb0049bb.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0006.jpg
※標準偏差とは何か
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2012/07/stddevrange_2_fx_271.html
このメルマガでは、
『ボリンジャーバンド入門』ジョン・ボリンジャー著
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
を参照しながら、ボリンジャーバンドの奥深い世界を
見ていこうと思います。
■概略(このメルマガでご紹介予定の章)
第一部 序論
・基本哲学
・原材料
・時間枠
第二部
・歴史
・構造
・Bollinger Bandsの指標
・統計
第三部
・パターンの識別
・ファイブ・ポイント・パターン
・W型ボトム
・M型トップ
・バンド・ウォーク
・スクイーズ
・戦略:ボラティリティ・ブレイクアウト
参考書:ジョン・ボリンジャー著『ボリンジャーバンド入門』
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
本日は、
Bollinger Bands再入門 24 ボラティリティ・ブレイクアウト実践編
をご紹介いたします。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0139.jpg
■メソッド1:ボラティリティー・ブレイクアウト
「この伝統あるボラティリティー・ブレイクアウト・システムの
私たちのバージョンは、
前提条件を整えるためにバンド幅を使い、
ブレイクアウトが発生するとポジションを取る。
この方法では、ストップ・オア・エグジットの手法を使う場合には、
二つの選択肢がある。
ひとつめは、ウェルズ・ワイルダーのパラボリックで、
これは簡単だが、みごとな構想である。
買いシグナルでストップを置く場合、
最初のストップは、
ブレイクアウト・パターンのレンジのちょうど下のところに置き、
建玉しているかぎり日ごとに上げていく。
売りの場合は、この反対である。
パラボリックは比較的保守的な人を対象としているが、
もっと大きな利益を求めたい人には
反対側のバンドのタグが、
この上ないエグジットのシグナルである。(中略)
このように、買いの場合は下部バンドのタグを、
売りの場合は上部バンドのタグを、
それぞれエグジットとして使うのがよい。」
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0139.jpg
ジョン・ボリンジャー著『ボリンジャーバンド入門』より
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
《コメント》
ボリンジャーバンドの核心と言うべき、
「ボラティリティー・ブレイクアウト」戦略です。
その内容は、実は今までさんざん書いてまいりました。
要は、
「スクイーズ後に発生するであろう
ブレイクアウトに乗る」
これだけの話です。
その具体的な売買戦術は、星の数ほどありますが、
開発者のボリンジャー氏のオススメ戦略は、以下の2つです。
★戦略1:パラボリックを利用する戦略
エントリー:バンドのブレイクアウトで順張り
エグジット:ブレイクアウト初日は、レンジの下限に逆指値を置き、
翌日以降はパラボリックに沿って逆指値を移動させていく
※パラボリックSAR入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/sar/
★戦略2:バンドそのものを利用する方法
エントリー:バンドのブレイクアウトで順張り
エグジット:反対側のバンドに沿って逆指値を移動させていく
次号では、この戦略で本当に儲かるのか!!??
現実のドル円チャートで検証してみたいと思います。
※ご参考:ドンチャン・チャネル・ブレイクアウト戦略
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/09/cbofx26_1.html
※ご参考:ATRボラティリティ・ブレイクアウト戦略
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2009/01/atr4atrfx93.html
※パラボリックSAR入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/sar/
■はいはい、でも自分で毎日ボリバンを計算するのは面倒やなあ・・・
基本的に、ボリンジャーバンドは全ての業者のチャートソフトで
描画できます。
さらに、1σ~3σ、4σ、5σまでを描画する、
MetaTrader 4のテンプレートを作ってみました。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/bb5sigma.tpl
(右クリック>対象をファイルに保存で、
パソコンに、bb5sigma.tplという名前で保存してください)
使い方はこちらをご参照ください。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?mt4tukaikata
なお、ボリンジャーバンドを日足で使う場合は、
終値が非常に重要です。
NYクローズを日足の終値にしている
アルパリ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?alparij
ワイジェイFXMetaTrader 4
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?cybermt4
この2社がおすすめです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime 【無料】
フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
みんなのFX 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4 【無料】
【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
正確な一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
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【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
(オススメ業者はAlpari、ワイジェイFX)
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
Bollinger Bands再入門 25 ボラティリティ・ブレイクアウト検証編
をご紹介いたします。
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