今日からゴールデンウィーク前半開始。
ここで気になるのが、ゴールデンウィーク中の為替相場。
ゴールデンウィーク中は円高になりやすいとよく言われますが、
本当にそうなのか?
1990年から2006年までの、5月のドル円日足を分析して検証してみました。
■ドル円日足チャート
赤い矢印1つ目が5月最初の営業日
2つ目がゴールデンウィーク明け最初の営業日です。
年 |
GW中 | GW明け |
1990 | 保合 | 円高 |
1991 | 円安 | 保合 |
1992 | 保合 | 保合 |
1993 | 円高 | 円安 |
1994 | 円安 | 2日保ち合った後、円安 |
1995 | 円安 | 窓を開けて円高の後、円安に |
1996 | 保合 | 保合 |
1997 | 保合 | 円高 |
1998 | 円高 | 円安 |
1999 | 保合 | 円安 |
2000 | 保合 | 保合 |
2001 | 円高 | 円安 |
2002 | 円高 | 円安 |
2003 | 円高 | 円高 |
2004 | 円高 | 円安 |
2005 | 円高 | 円安 |
2006 | 円高 | 円高 |
■考察
1.ゴールデンウィーク中には、円安になりにくい
円安は17年中3年だけ
2.2001年以降は、ゴールデンウィーク中は毎年円高
3.ゴールデンウィーク明けに、円安になることが多い
今年はどうなるのかは、神仏のみぞ知る、ですが、
「GW中円高、GW明けに円安」
という、ここ数年続いているパターンを想定しておきたいと思います。