記事カテゴリ: 今週の超重要イベント&注目のテクニカルポイント

2010年1月11日

ECB政策金利の週 ユーロドル、煮詰まったレンジをどちらにブレイク?フラッグフォーメーション、メジャードムーブ

■今週の超重要経済指標・イベント

月曜日 Mon Jan 11 
All Day  JPY  Bank Holiday      
17:15  CHF  Retail Sales 小売売上高
22:15  CAD  Housing Starts   住宅着工件数
22:30  CAD  Building Permits 住宅建設許可
  

火曜日 Tue Jan 12 
0:30  CAD  BOC Business Outlook Survey       
22:30  CAD  Trade Balance    貿易収支
22:30  USD  Trade Balance    貿易収支
  

水曜日 Wed Jan 13 
18:30  GBP  Manufacturing Production 鉱工業生産 
  

木曜日 Thu Jan 14 
6:45  NZD  Building Consents 住宅建設許可
9:30  AUD  Employment Change 雇用者数変化
9:30  AUD  Unemployment Rate 失業率
21:45  EUR  Minimum Bid Rate  欧州中銀金融政策発表
22:30  EUR  ECB Press Conference     ECB総裁トリシェ会見
22:30  USD  Core Retail Sales 小売売上高
22:30  USD  Unemployment Claims  新規失業保険申請件数

過去のECB政策金利前後の値動きはこちらでまとめています。

金曜日 Fri Jan 15 
22:30  USD  Core CPI 消費者物価指数
23:55  USD  Prelim UoM Consumer Sentiment  ミシガン大消費者信頼感指数
   
   

参考:Forex Calendar @ Forex Factory(日本時間はGMT+9、DST OFF)

   

■相場観

   

■各マーケット概観 4時間足  

fxfxa3013.JPG

※このチャートを見る方法

突如各マーケット間の連動が消失。

何か水面下で変化が起ころうとしているのか?

     

   

■ドル円

  

≪月足≫

fxfxa3014.JPG

一目均衡表:弱気

ダウ理論:弱気

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

ファン理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

現状はダウントレンド。

しかし、永遠の上昇が幻想であるように、永遠の下落も幻想である。

上昇トレンドに転換するタイミングが必ず来る。

そしてそのタイミングは、そう遠くない将来であると考える。

5年ごとのボトムサイクルから考えて、2010年は大本命の転換時間帯となる。

慎重に買いチャンスを見極めたい。

(数年ホールドするスワップ用ポジションを持つ予定です。)

  

   

≪週足≫

fxfxa3015.JPG

一目均衡表:弱気

ダウ理論:強気転換

羽黒法についてはこちらで解説しております。

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

  

ダウ理論トレンドがアップトレンドに転換。

トレンドラインを一旦抜けるも結局押し戻されて今週は終了。

上にはトレンドラインやら一目の雲やらが控えていてかなり重そうである。

  

だが、米雇用統計の値動きを観察しても、

ドルを買いたくて買いたくてしょうがないおじちゃんたちがいるようだ。

米雇用統計まとめ 1月

また、ユーロドルのフラッグフォーメーションとの関係で、

ドル売買の流れが神経質になっている。

つまり、ユーロドルのドル需給が、ドル円の価格変動に影響を与えているので、

ユーロドルとセットで見る必要があると思う。

  

すなわち、ユーロドルが目下のフラッグを下方ブレイクした場合、

ドル円は買いということになる。

   

≪日足≫ 

fxfxa3016.JPG

一目均衡表:強気転換

ダウ理論:強気転換

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

       

【戦略】

93.10 10万ドル ドテン売り発射 → 93.21で損切り (トレンドライン突破で損切り)

しばし様子見。

ユーロドル下方ブレイクした場合は、ドル円買い追従

      

    

■ユーロドル

  

月足

fxfxa3018.JPG

一目均衡表:強気

ダウ理論:強気

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

基本的に、ユーロドルは上昇トレンドと見ている。

押し目形成中。

   

週足

fxfxa3019.JPG

   

一目均衡表:強気

ダウ理論:ニュートラル

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

ユーロドルは基本的に、長期的な上昇トレンドと考えている。

現在、エリオット第四波動形成中と見ている。

   

      

日足

fxfxa3020.JPG

一目均衡表:雲下方ブレイク 弱気

ダウ理論:弱気

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

絵に描いたようなフラッグ・フォーメーションのリーチ状態。

一応、教科書ではこれは大暴落フラグとされ、

メジャードムーブの一つの典型とされる。

フラッグとは→フォーメーション分析 その11 フラッグ 【FX・株のテクニカル分析入門 第125号】
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2009/08/11_fx125.html

flag002.png

   

メジャードムーブとは→ポイント&フィギュア P&F その2 売買サイン メジャード・ムーヴ【FX・株のテクニカル分析入門 第53号】http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/03/_pf_fx53.html

   

米雇用統計でこれを売り崩そうと頑張っているおじさんたちがいたが、

結局買い方の大人買いで一気に粉砕。

しかし、結局はフォーメーション・レンジ内の値動きで終わった。

fxfxa3021.JPG

   

仮にこれを下方ブレイクした場合の目標値だが、

  

・純粋にメジャードムーブで考えると1.35あたり(最悪の場合)

    

・フィボナッチ・リトレースメントで考えると

fxfxa3026.JPG

38.2%の1.4117、(この強烈な保合を下方ブレイクして、ここで止まるだろうか・・・?)

50%の1.38、(可能性あり)

  

・エリオット波動理論で考えると、

「第四波の底は、第1波のトップより上になる」とされるため、

終値ベースで見ると第1波動のトップが1.406前後であり、その辺が一つの目処になる。(これも可能性高そう)

     

この辺が重要なテクニカルポイントとなる。

   

   

【戦略】

1.4285 10万ユーロ 買い ストロングアホールド中

1.42割れで損切りドテン売り

1.407でドテン買い玉発射

1.4割れで損切りドテン売り

1.383でドテン買い玉発射

の予定です。

   

   

■ドルインデックス、ドルインデックスチャート

FRBドルインデックス

FINEXドルインデックス

   

   

■今週の未来レート
 

GCI Real-Time Forex Quotes (未来レート1)

SAXOリアルタイムクオート、チャート(未来レート2)

Yahoo! Finance クオート (未来レート3)

OANDA FXTrade(未来レート4)

Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)(未来レート5)

   

   

■今週の写真ギャラリー

(以下撮影カメラ:NIKON D40 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G (IF)、
AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II)

  

寅年ということで、白虎・ホワイトタイガーを撮影してきました。

DSC_7017jpgfine_.JPG

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DSC_7851jpgfine_.JPG

DSC_8009.JPG

DSC_8138.JPG

  

  

  

 

■今週の相場格言

  

ええ、それだけのことです。

流れが簡単なときにトレードをして、

難しくなったら閉じる。

実際、これは私の

トレーディング哲学の一部なんです。

『新マーケットの魔術師』 
第三章 ベテラン・トレーダー ランディ・マッケイ より

  

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