記事カテゴリ: 今週の超重要イベント&注目のテクニカルポイント

2009年8月 9日

FOMCの週 バブル再起動か? 歴史は繰り返す 諸行無常

今週の超重要経済指標・イベント  

火曜日 Tue Aug 11 
正午ごろ 日銀政策金利
16:30  JPY  BOJ Press Conference  BOJ総裁シラカワ会見  
21:15  CAD  Housing Starts 住宅着工件数 
  

水曜日 Wed Aug 12 
18:30  GBP  BOE Gov King Speaks  BOE総裁キング発言
18:30  GBP  BOE Inflation Report BOE(英中銀)四半期インフレ報告  
21:30  CAD  Trade Balance  貿易収支
21:30  USD  Trade Balance   貿易収支  
  

木曜日 Thu Aug 13 
3:15  USD  FOMC Statement  FOMC声明
3:15  USD  Federal Funds Rate   FOMC政策金利

21:30  USD  Core Retail Sales 小売売上高
21:30  USD  Unemployment Claims  新規失業保険申請件数 
  

※過去のFOMCの値動きはこちらでまとめています。

金曜日 Fri Aug 14 
7:45  NZD  Retail Sales 小売売上高  
8:30  AUD  RBA Gov Stevens Speaks  RBA総裁スティーブンス発言
21:30  USD  Core CPI 消費者物価指数

 

参考:Forex Calendar @ Forex Factory(日本時間はGMT+9、DST OFF)

   

■相場観

   

■各マーケット概観 4時間足  

fxq0059.JPG

※このチャートを見る方法

先週金曜日の米雇用統計で、

NYダウ、米ドル、ともに爆裂上昇。

バブル再起動か。

  

バブルがはじけると、

次にまた新たなバブルが形成される。

そしてその新しいバブルも、

いつかは、はじけて消える運命にある。

   

なぜ人類は、同じことを繰り返すのか?

思うに、このサイクルは人類の「欲望の構造」に

根ざしているからではないか。

   

   

■ドル円

  

≪月足≫

fxr0001.JPG

一目均衡表:弱気

ダウ理論:弱気

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

ファン理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

現在、ドル円月足の解釈には大きく2つあって、

・エリオット下降三波動の理論、酒田五法三段下げ理論に鑑み、

 もう一発安値を切り下げて長期下落トレンドは終了するという意見、

・既にドル円は大底を打ち、このままトレンド転換するという意見
 (MACDヒストグラムもダイバージェンス示現間近)、

がある。

  

どちらの説が正しいかは、戻り高値101.43を上方ブレイクするかどうかで決まると考える。

とりあえずダウ理論では現状ダウントレンドということになるが、

101.43までは、どちらのシナリオでも対応できるように、

週足、日足のトレンドに追従したい。

   

≪週足≫

fxr0002.JPG

fxq0057.JPG

  

一目均衡表を見るのにおすすめのチャート →セントラル短資

一目均衡表:弱気

ダウ理論:弱気

羽黒法についてはこちらで解説しております。

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

  

現状、ダウントレンド。

   

   

≪日足≫ 

fxr0003.JPG

fxq0058.JPG   

一目均衡表を見るのにおすすめのチャート →セントラル短資

一目均衡表:強気 三役好転

ダウ理論:強気

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

       

【戦略】

現在ポジション無し

基本戦略は押し目買い

   

    

■ユーロドル

  

月足

fxr0004.JPG

一目均衡表:強気

ダウ理論:強気

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

諸行無常、盛者必衰。

永遠の上昇、それは幻想である。

しかし、永遠の暴落もまた、幻想である。

   

月足の雲上限でぴったり止まった。(笑)

一目均衡表凄すぎ。

   

週足

fxr0005.JPG

一目均衡表:強気 三役好転

ダウ理論:強気

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

トレンドライン上方ブレイク、

戻り高値上方ブレイクで、

ユーロドル週足はアップトレンドに転換。

雲も上抜け、三役好転示現。

基本的に、上昇トレンドと考えて居る。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

   

日足

fxr0006.JPG

一目均衡表:強気

ダウ理論:強気

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

  

基本的に強気トレンドと見ている。

     

【戦略】

1.3911  3万ユーロ アホールド中

1.4351  3万ユーロ アホールド中

雲の上で買い増し

   

   

■ドルインデックス、ドルインデックスチャート

FRBドルインデックス

FINEXドルインデックス

   

   

■今週の未来レート
 

GCI Real-Time Forex Quotes (未来レート1)

SAXOリアルタイムクオート、チャート(未来レート2)

Yahoo! Finance クオート (未来レート3)

OANDA FXTrade(未来レート4)

Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)(未来レート5)

   

   

■今週の「バブル破れて山河あり」ギャラリー

(以下撮影カメラ:NIKON D40 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G (IF)、
AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II)

  

或る港町の夕景

DSC_8071.JPG

   

    

■今週の相場格言

(Q.色々な相場のヒステリーに共通点はありますか。)

いつも同じサイクルをたどる。

相場が安い時は、割安をねらって一部の人が買いにくる。

相場が上がり始めると、ファンダメンタル的に良いとかチャート的に良いとかいって

さらに多くの人が買いにくる。

次の段階になると、上がるから買うということになる。(中略)

そして最後に魔法の段階に到達する。

人々はヒステリーのように買いたがる。

相場は永遠に上がり続けると思うからだ。

そして株価は合理的、論理的経済価値をはるかに超えてしまう。

全く同じプロセスが下向きにも繰り返される。

『マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣』 
第三章「好対照のふたり ジェームス・B・ロジャース,Jr.」 より

  

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