記事カテゴリ: 今週の超重要イベント&注目のテクニカルポイント

2008年4月27日

日銀政策金利、FOMC、米雇用統計 メガトン級指標連発の週

今週の超重要経済指標・イベント

Tue Apr 29 
7:45  NZD  Trade Balance   貿易収支
Tentative  GBP  Nationwide House Prices
17:45  GBP  BOE Governor King Speaks  BOE総裁キング発言  
  

Wed Apr 30 
7:45  NZD  Building Consents 住宅建設許可
正午過ぎ 日銀政策金利発表
Tentative  JPY  BOJ Governor Shirakawa Speaks  日銀総裁シラカワ発言

18:30  CHF  Leading Index
21:15  USD  ADP Nonfarm Employment Change ADP全国雇用者数
21:30  CAD  GDP
21:30  USD  Advance GDP 
  

Thu May 1 
3:15  USD  FOMC政策金利(米政策金利)
10:30  AUD  Building Approvals 住宅建設許可件数
All Day  EUR  Holiday: Labour Day     
17:30  GBP  Manufacturing PMI 
21:30  USD  Personal Spending 個人支出
23:00  USD  ISM Manufacturing Index ISM製造業景況指数
  

Fri May 2 
0:45  CAD  BOC Governor Carney Speaks  BOC総裁カーニー発言   
10:30  AUD  Retail Sales 小売売上高
21:30  USD  Nonfarm Employment Change 
     米非農業部門雇用者数
21:30  USD  Unemployment Rate  米失業率

※米雇用統計は、指標結果を無視して乱高下(大人の殴り合い)することが多いので
  
振り回されないように注意してください。

※今までの米雇用統計の値動きまとめはこちら

参考:Forex Calendar @ Forex Factory(日本時間はGMT+9、DST OFF)

  

■相場観

   

■ドル円

  

≪月足≫

as286.JPG

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

  

月足はいよいよ1995年4月安値79.75を起点とする

ファンラインの第三線(約108)に接触。

円安波動の最終戦争到来。

ファン理論についてはこちらで解説しています。

   

エリオット波動理論による分析でも、

1995年4月安値79.75を起点とするトレンドラインが重要な意味を持つ。

※エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

残念ながら月足ベースでブレイクアウトが確定。

  

基本トレンドは弱気に確定。

これから数年は、基本戦略は戻り売り。

  

数年かけて80円を目指す下降トレンドが続くと考える。

   

    

≪週足≫

as284.JPG

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

  

週足は安値を切り下げ、下降波動確定。

基本戦略は戻り売り。

  

日足で買いサインが出始めている。

大暴落の序章は終わったように思える。

110程度までの戻りは十分あり得るだろう。

   

しかし、これは長期下落トレンドの調整局面と見る。

大暴落の第二章が、再び始まると考えて居る。

ファン理論にしたがって、110程度まで戻れば叩き売ってみたい。

   

また、124.13(2007年最高値)→95.73(2008年3月安値)のフィボナッチリトレースメントは

fibo2008.gif

であり、やはり半値戻し(50%)の110円が重要なテクニカルポイントとして浮上する。

110円前後に要注目だ。

    

≪日足≫

as285.JPG

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

   

日足でダウ理論上のトレンドが転換。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

  

下降トレンドラインも突破し、イケイケムード。

一目均衡表の雲も突破し、三役好転示現。

地合いは上昇トレンド。    

   

【戦略】

雲を突破したので買い  103.18 10万ドル

110手前で利食いが目標 

  

■ユーロドル

  

月足

as276.JPG

  

週足 

as277.JPG

   

日足

as278.JPG

  

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

         

【コメント】

史上最高値1.6019を示現してから大暴落。

水面下で我々一般人の知らない「何か」が進行しているのだろう。

  

一見、このまま反転するかのようにも見えるが、この高値更新が後々効いてくると思う。

あくまでもトレンドは↑

積極的には売りたくない。

日足でもまだ売りサインが出ているわけではない。(ダウ理論)

   

買い場をじっくりと探したい。

具体的には日足で買いサインが出るのをじっくりと待ちたい。

   

【戦略】

1.5909 30万ユーロ 買い → 1.5911で薄利撤退

何か様子が変(私たちの知らない「何か」が水面下で起こっているよう)なので、しばし様子見。

基本的にはマーケットの意志は上昇トレンド継続か。

      

   

■FRB ドルインデックス

FRB: Foreign Exchange Rates, Web-Only Daily Update

FINEXドルインデックス

前代未聞の歴史的超ハイパードル安。

as274.JPG

as275.JPG

底割れ。ドルは奈落の底に転落中。

  

我々は今まさに、歴史を目撃している。

諸行無常、おごれるものは久しからず、である。

   

祗園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり。

娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす。

おごれる人も久しからず 唯春の夜の夢のごとし。

たけき者も遂にはほろびぬ 偏に風の前の塵に同じ。

『平家物語』 より

as224.JPG   

   
    

しかし、永遠の上昇が幻想であるのと同じで、

永遠の暴落もまた、幻想である。     

  

嵐も永遠に続くわけではなく、

嵐が過ぎ去った後には、美しい虹が空を飾る。

rainbow.jpg

厳しい冬も永遠に続くわけではなく、

冬のあとには、草花が生い茂り鳥たちが舞う春が訪れる。

spring.jpg

ドル安も永遠に続くわけではなく、必ず反転する。

  

  

■今週の未来レート

GCI Real-Time Forex Quotes (未来レート1)

SAXOリアルタイムクオート、チャート(未来レート2)

Yahoo! Finance クオート (未来レート3)

OANDA FXTrade(未来レート4)

Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)(未来レート5)      

   

   

■今週の相場格言

ええ、それだけのことです。

流れが簡単なときにトレードをして、

難しくなったら閉じる。

実際、これは私の

トレーディング哲学の一部なんです。

『新マーケットの魔術師』 
第三章 ベテラン・トレーダー ランディ・マッケイ より

   

■この記事をスマートフォン対応版で表示するスマホ版で表示
■口座開設で 《もれなくプレゼント》 キャンペーン
 【もれなくプレゼント全一覧はこちら
■テクニカル分析入門メルマガ
メルマガ購読・解除
ど素人でもできる!FX・株のテクニカル分析入門
   
powered by まぐまぐトップページへ
■人気ランキング FX比較 なんでも人気ランキング
 アンケート形式による、人気業者人気投資本などのランキングを公開中!
■関連記事
米大統領選挙目前!バイデン勝利か、はたまた再びミラクルが起こるのか。ドル円は最終戦争の準備へ -2020年10月26日
RBA議事録の週。米大統領選挙はいよいよ混迷の度合いを深めてきた。為替も膠着状態に。 -2020年10月18日
米大統領選まであと一ヶ月を切った。コロナに勝った「不死身のトランプ」(実はコロナにかかったというのはフェイクで、演出だった説)。 -2020年10月11日
トランプもこのタイミングでコロナ。事実は小説よりも奇なり。 -2020年10月04日
米雇用統計の週!あっという間に9月も終わり!2020年とは何だったのか?コロナと共存の世界へようこそ -2020年9月27日
NZ金利、パウエル議会証言の週。菅政権、いきなりの正念場。どさくさに紛れてドル円は最終戦争へ。 -2020年9月20日
FOMCの週。コロナはやはり中国の生物兵器の試作品だった?今年の秋冬が正念場。 -2020年9月13日
BOC金利、BOE金利の週。ユーロドルはコロナのダイヤモンド・フォーメーションを境にして大きな流れが変わった可能性 -2020年9月06日
米雇用統計の週。あっという間に8月も終わり。2020年とは何だったのか?コロナのダイヤモンド・フォーメーションの破壊力。ドル円は最終戦争へ。 -2020年8月30日
ユーロドルにおいて示現した、「コロナのダイヤモンド・フォーメーション」について。実はマーケットはすでに「コロナの次」に向けて動いている。 -2020年8月24日
ユーロドルはコロナのダイヤモンドフォーメーションを経て、大きな流れが反転の可能性。 -2020年8月16日
NZ金利の週。グレートリセット=ガラガラポンがまさに起きようとしている。第二次世界大戦前夜の状況と酷似。現在の中国=戦前の大日本帝国。中国軍部が暴走したら用意ドン -2020年8月09日
米雇用統計の週。疫病(コロナ)、蝗害、水害(三峡ダム)、地震、天変地異が中国を襲っている。天が易姓革命=ガラガラポンを欲している。中共帝国の崩壊。諸行無常。 -2020年8月02日
FOMC金利の週。突如始まった純ドル安&金爆上げ。中国三峡ダム決壊で中国経済終了、からの中国共産党崩壊。いよいよグレート・リセットの幕開けです。 -2020年7月26日
コロナはこの冬に再び大流行、からの、来夏オリンピック中止へ。どさくさに紛れてドル円日足に三尊降臨!! -2020年7月19日
日銀金利、BOC金利、ECB金利の週。トランプはこのままだと落選か?冬に再びコロナ大流行の予感 -2020年7月12日
RBA金利の週。冬にコロナ感染爆発が来る。夏の間に消毒用アルコールを備蓄しておきましょう。死んだら財産も社会的地位も何も意味がない。 -2020年7月05日
7月は木曜日に米雇用統計!!要注意!!コロナ感染拡大で来年のオリンピックは結局中止の予感 -2020年6月29日
NZ金利の週。2020年早くも半分終わり!2020年前半はコロナで終わってしまった。この虚無感。人生はあまりにも短い。 -2020年6月21日
日銀金利、パウエル議会証言、スイス金利、BOE金利の週。コロナ未だ終息せず。この先生きのこる方法。 -2020年6月14日
米CPI、FOMC金利の週。NYダウ爆上げ!円安!バブルモードスイッチオンの初夏。冬にコロナ第2波で爆下げの未来が見える。 -2020年6月07日
RBA金利、BOC金利、ECB金利、米雇用統計の週。米中対立が深まる中、マーケットはなぜか楽観ムードのバブルスイッチオン♪水面下で何かが動き始めている。 -2020年5月31日
アルゼンチンはコロナのどさくさに紛れて9度目のデフォルト。コロナからの~?世界恐慌。世界が壊れていく。 -2020年5月24日
コロナ第一波は終息したが、これで終わりではない。これから人類は恐慌に突入。この先生きのこる方法。 -2020年5月17日
米CPIの週。コロナ収束の雰囲気?これでコロナショック終わり?んなわけない -2020年5月11日
RBA金利、BOE金利、米雇用統計の週。アフターコロナの世界でこの先生きのこる方法とは? -2020年5月03日
日銀金利、FOMC金利の週。原油価格マイナスなど、我々の想像を絶することが次々と起こっている。アフターコロナの世界でこの先生きのこるには? -2020年4月26日
ドル円、ユーロドル、ともにダイヤモンド・フォーメーション、からの、エネルギー収縮。まもなく上下どちらかに爆発。売りも買いも死屍累々。 -2020年4月20日
ドル円は波動拡大から一転して波動収縮。ドル円、ユーロドル、ともにダイヤモンド・フォーメーション。まもなく上下どちらかにハネそう。 -2020年4月13日
RBA金利、米CPIの週。ドル円はダイヤモンドフォーメーション、からの、大暴落?本当の地獄はこれからだ・・・ -2020年4月05日
■この記事のID:802

Sponsored Link

オススメのFX本

オススメ1位
マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣
必読。実戦経験を積むと、この本の偉大さがわかります。

オススメ2位
生き残りのディーリング決定版―相場読本シリーズ<10>矢口 新
中級以上へのステップアップに。

オススメ3位
投資苑 - 心理・戦略・資金管理
中級以上へのステップアップに。

入門にオススメ
外国為替トレード 勝利の方程式


Amazon Kindleストア

カテゴリー


全記事

FX業者手数料比較 当ブログで管理している、FX業者比較検索サイトです。国内最大のデータベースを自負しています。手数料順、スワップポイント順、キャンペーンをしている業者さん、くりっく365参加業者さんなど20以上の条件を組み合わせて比較検索が可能です。【サイトはこちら

最近のエントリー

Sponsored Link

アーカイブ

2024年1月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

ブログポリシー

当ブログは、リンクフリー、トラックバックフリーです。 ご自由にどんどんやっちゃってください。
投資系ブログ・サイト様の相互リンクも大募集中です。

Mail: fx@fxtechnical.net (スパム対策の為に@を全角にしています。送信時には半角の@に直してください。)

当ブログからの引用は、当ブログ名を記載し、引用元へのリンクを張っていただければ、 自由にしていただいてかまいません。
(盗用に対しては、著作権法および民法上の権利を行使させていただきます。)

アクセスカウンタ