■相場観

■ドル円　

※一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

【コメント】

月足はいよいよ1995年４月安値79.75を起点とする

ファンラインの第三線（約108）に接近中。

月足一目均衡表の雲下限は109.42。

※ファン理論についてはこちらで解説しています。

円安波動の終焉が近づいている。

今まさに、一つの歴史が転換期を迎えようとしている。

件のファンラインは、今月はおよそ108付近。

108前後で激しい攻防があるだろう。

個人的には、一旦107～108で反発し、109ミドル以下はヒゲで引けると予想する。

週足は安値を切り下げ、下降波動確定。

これから数年は基本戦略は戻り売り。

ただ、週足でMACDヒストグラムダイバージェンスが示現しそう。

大きめの戻りになる可能性がある。

すなわち、108～109突破に失敗し、大きめの戻りになる可能性がある。

ただし、117.9を超える戻りにはならないと見る。

117まで戻せば、全力で売りたい。

日足はダイヤモンド・フォーメーションの目標値109を達成後、

若干のコレクション（調整）入り。

再び下攻めを開始し、109.12を割った場合、

メジャードムーヴにより105が目標値に浮上する。

【戦略】

113.95 売り　１０万ドル　→109.53で利益確定

現在様子見。

週足でMACDゴールデンクロスが示現すれば買いも有り。

ただし深追いはせず、117台での戻り売りが本命。

■ユーロドル

※一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

【コメント】

理屈抜きに強い。

とんでもなく強い。

ユーロは未知の領域を、唯我独尊で爆走中。

「ユーロにあらずんば、通貨にあらず」状態。

しかし、永遠の上昇はあり得ない。

祗園精舎の鐘の声　諸行無常の響きあり。

娑羅双樹の花の色　盛者必衰の理をあらはす。

おごれる人も久しからず　唯春の夜の夢のごとし。

たけき者も遂にはほろびぬ　偏に風の前の塵に同じ。

『平家物語』

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、

久しくとどまりたるためしなし。

世中にある人と栖と、又かくのごとし。

『方丈記』

三代の栄耀一睡の中にして、大門の跡は一里こなたに有。

秀衡が跡は田野に成て、金鶏山のみ形を残す。（中略）

「国破れて山河あり、城春にして草青みたり」と、

笠打敷て、時のうつるまで泪を落し侍りぬ。

夏草や　兵どもが　夢の跡　

『奥の細道』

【戦略】

1.4655　10万ユーロ　売り　アホールド

高値更新でドテン

■FRB ドルインデックス

FRB: Foreign Exchange Rates, Web-Only Daily Update

【1973年～現在　Nominal Major Currencies Dollar Index
80未満のデータ　インデックスの低い順】

前代未聞の歴史的超超ドル安。

前代未聞のハイパーウルトラ超超ドル安。

この歪み溜まったエネルギーは、近い将来、

再び開放されることになろう。

■今週の未来レート

GCI Real-Time Forex Quotes　（未来レート１）

SAXOリアルタイムクオート、チャート（未来レート２）

Yahoo! Finance　クオート　（未来レート３）

OANDA FXTrade（未来レート４）

Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)（未来レート５）

■今週の相場格言

Q:あなたは、なぜ、トレードをするのでしょう？

ビル：このゲームが好きだから。

チャレンジだと思うんだ。

『新マーケットの魔術師』　
第二章　八年勝ち続けて５億ドルを稼いだ通貨の帝王　
ビル・リップシュッツ　より

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