記事カテゴリ: 米FOMC系まとめ

2007年2月 1日

FOMCまとめ(声明文全文、邦訳) 1月

Release Date: January 31, 2007

 

For immediate release

The Federal Open Market Committee decided today to keep its target for the federal funds rate at 5-1/4 percent.

Recent indicators have suggested somewhat firmer economic growth, and some tentative signs of stabilization have appeared in the housing market. Overall, the economy seems likely to expand at a moderate pace over coming quarters.

Readings on core inflation have improved modestly in recent months, and inflation pressures seem likely to moderate over time. However, the high level of resource utilization has the potential to sustain inflation pressures.

The Committee judges that some inflation risks remain. The extent and timing of any additional firming that may be needed to address these risks will depend on the evolution of the outlook for both inflation and economic growth, as implied by incoming information.

Voting for the FOMC monetary policy action were: Ben S. Bernanke, Chairman; Timothy F. Geithner, Vice Chairman; Susan S. Bies; Thomas M. Hoenig; Donald L. Kohn; Randall S. Kroszner; Cathy E. Minehan; Frederic S. Mishkin; Michael H. Moskow; William Poole; and Kevin M. Warsh.

FRB: Press Release--FOMC statement--January 31, 2007

【邦訳】

発行日時:2007年1月31日

即時リリース用声明

連邦公開市場委員会は本日、FF金利の目標値を5-1/4パーセントに据え置くことを決定しました。

最近の経済指標は、より堅調な経済成長を示唆しました。そして、いくらかの安定化の兆しは住宅市場に現れました。全体として、 経済は次四半期にわたって適度なペースで発展するであろうと予想されます。

コア・インフレーションの示度は、ここ数ヵ月の間緩やかに向上しました。そして、 インフレーション圧は時間とともに和らぎそうに見えます。しかし、資源利用が高水準であるため、 インフレーション圧が維持される潜在的な可能性があります。

委員会は、若干のインフレリスクが依然残っていると判断します。

これらのリスクに対処するために必要な追加利上げの範囲とタイミングは、今後得られる情報によって示唆される、 インフレおよび経済成長双方の見通しの進展に基づくことになるでしょう。

 

■ドル円チャート

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■ユーロドル

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米財務長官ポールソン氏の円安牽制発言をきっかけに、昨晩ご紹介したダイヤモンドフォーメーションを見事に下方ブレイク。 (日本時間00:55、 GMT15:55ごろ)

ストップを巻き込んでドル円は大暴落。

うーん、ダイヤモンドフォーメーション・ブレイクの破壊力恐るべしです。

チャートを見てのとおり、FOMC前に買い方のストップが無理矢理つけられて勝負ありという感じで、 FOMCの時には市場のやる気が感じられませんでした。

 

さて、明日の雇用統計では、買い方の逆襲が見られるでしょうか。

なかなかの見物になると思います。

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