先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第293号
Bollinger Bands再入門 19 スクイーズ 1 基本
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第292号
Bollinger Bands再入門 18
バンド・ウォーク 後編
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は、
Bollinger Bands再入門 18 バンド・ウォーク 後編
をご紹介します。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0293.jpg
■Bollinger Bands ボリンジャーバンドって何だっけ?
ボリンジャーバンド Bollinger Bands とは、
1980年代に米国のテクニカルアナリスト、
John Bollinger(1950~)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/John%20Bollinger.jpg
によって考案されたテクニカル分析で、
移動平均と、
移動平均を元に計算した標準偏差σ(シグマ)を
移動平均に加算、減算した値(±1σ、2σ、...)で求められます。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxtecb0049bb.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0006.jpg
※標準偏差とは何か
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2012/07/stddevrange_2_fx_271.html
このメルマガでは、
『ボリンジャーバンド入門』ジョン・ボリンジャー著
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
を参照しながら、ボリンジャーバンドの奥深い世界を
見ていこうと思います。
■概略(このメルマガでご紹介予定の章)
第一部 序論
・基本哲学
・原材料
・時間枠
第二部
・歴史
・構造
・Bollinger Bandsの指標
・統計
第三部
・パターンの識別
・ファイブ・ポイント・パターン
・W型ボトム
・M型トップ
・バンド・ウォーク
・スクイーズ
・戦略:ボラティリティ・ブレイクアウト
第四部
・Bollinger Bandsと指標
・Bollinger Bandsと出来高
・戦略:Bollinger Bandsとトレンドフォロー
・戦略:リバーサル
第五部
(省略)
第六部
基本原則15条
参考書:ジョン・ボリンジャー著『ボリンジャーバンド入門』
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
本日は、
Bollinger Bands再入門 18 バンド・ウォーク 後編
をご紹介いたします。
■バンド・ウォーク(バンド上の横滑り)
「バンド、エンベロープあるいはチャネルで最も犯しやすい過ちは、
無自覚に上部バンドのタグは売り、
あるいは下部バンドのタグは買いと考えることだ。
(中略)
バンドへのタグがそれ自体でシグナルになることはあり得ない。
(中略)
終値がバンドの外側に出るのは、
持続のシグナルであって、
反転のシグナルではない。」
ジョン・ボリンジャー著『ボリンジャーバンド入門』より
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
《コメント》
前号の続きで、バンド・ウォークの使い方をご紹介いたします。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0293.jpg
ジョン・ボリンジャー著『ボリンジャーバンド入門』では、
以下のような使用法が紹介されています。
●終値で±2σを突破したら、バンド・ウォーク発生の可能性
●イントラデイ・インテンシティと組み合わせる手法
●アキュームレーション・ディストリビューションと組み合わせる手法
●移動平均線と組み合わせる手法
●エリオット波動理論と組み合わせる手法
●逆サイドの±2σタッチでバンドウォーク終了
・イントラデイ・インテンシティと組み合わせる手法
イントラデイ・インテンシティが上昇基調の間は
バンド・ウォークを続ける可能性が高いと見るようです。
イントラデイ・インテンシティについては、
また機会がありましたらこのメルマガでもご紹介したいと思います。
興味のある方は、『ボリンジャーバンド入門』をご参照ください。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
・アキュームレーション・ディストリビューションと組み合わせる手法
アキュームレーション・ディストリビューションは、
こちらでご説明しております。(Williams A/D )
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/ad_williams_ad/
これも、イントラデイ・インテンシティと同様に、
アキュームレーション・ディストリビューションが上昇基調の間は
バンド・ウォークを継続する可能性が高いと見るようです。
・移動平均線と組み合わせる手法
バンド・ウォーク中の押し、戻りのサポートを見極めるのに利用するようです。
・エリオット波動理論と組み合わせる手法
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/eli01.PNG
エリオット波動理論の波動ラベリングを利用して、
現在、第何波動に位置するのかを把握する。
エリオット波動理論については、こちらでまとめています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat98/
ただ、エリオット波動理論はドル円、クロス円ではあまり参考になりません。
ユーロドルなどで有効です。
■はいはい、でも自分で毎日ボリバンを計算するのは面倒やなあ・・・
基本的に、ボリンジャーバンドは全ての業者のチャートソフトで
描画できます。
さらに、1σ~3σ、4σ、5σまでを描画する、
MetaTrader 4のテンプレートを作ってみました。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/bb5sigma.tpl
(右クリック>対象をファイルに保存で、
パソコンに、bb5sigma.tplという名前で保存してください)
使い方はこちらをご参照ください。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?mt4tukaikata
なお、ボリンジャーバンドを日足で使う場合は、
終値が非常に重要です。
NYクローズを日足の終値にしている
アルパリ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?alparij
ワイジェイFXMetaTrader 4
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?cybermt4
この2社がおすすめです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
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フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
みんなのFX 【無料】
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外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4 【無料】
【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
正確な一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
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【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
(オススメ業者はAlpari、ワイジェイFX)
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
Bollinger Bands再入門 19 スクイーズ!
をご紹介いたします。
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