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FX・株のテクニカル分析入門 第260号

窓・壁理論入門8 壁理論1 概要

を発行致しました。

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以下は前号のバックナンバーです。


   

FX・株のテクニカル分析入門 第259号

窓・壁理論入門7

潜在的な推進力の理論 その2

   
    
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こんばんは。FXTECです。 
  
いつもご愛読ありがとうございます。
  
感謝します。
  
    
  
さて、本日は、
   
窓・壁理論入門7 潜在的な推進力の理論 その2 潜在的な推進力と窓
                
をご紹介します。 
    
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/suisinryoku.png

suisinryoku.png
   
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxfxl0346.jpg

fxfxl0346.jpg
   
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxfxl0345.jpg

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■窓・壁理論って何だっけ?
  
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxfxl0244.jpg

fxfxl0244.jpg


  
窓・壁理論とは、経済アナリストの黒岩 泰氏が提唱しておられる
  
テクニカル分析手法で、
  
(※ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?mado
  
チャート上に出現する
  
・「窓」(Gap)、
  
 と
  
・「壁」(具体的には、ヒゲ)
  
に注目してそれらを相場分析に利用するものです。
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxfxl0244.jpg

fxfxl0244.jpg


   
  
   
大きなトレンドを分析するというよりも、
  
根源的な相場の力学に着目した、
  
レジスタンス・サポート分析です。
   
  
  
    
■はいはい、で、潜在的な推進力って何だっけ?
  
  
「潜在的な推進力」とは、
  
黒岩氏によれば、
  
   
「簡単に説明すれば、主に
  
"現値水準と理論株価とのギャップから生じる力"
  
である」
  
(黒岩泰著『最強のテクニカル分析』より
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?mado
  
   
とのことです。
    
  
  
例えば、現在の株価が1000円の銘柄があるとして、
   
理論株価が3000円とすれば、
  
その差額2000円分の"潜在的な推進力"が働くことになる、
  
とのことです。
  
  
  
  

■で?だから何?それが何の役に立つわけ?
  
  
「理論株価」(笑)はともかくとして、
   
これが何の役に立つかといいますと、
  
結論を言えば、
   
「窓の埋め方」を見ることで、
   
相場全体のコンディション、地合い、方向性
  
を推測
することができます。
   
  
具体的には以下の表のようになります。  
   
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/suisinryoku.png

suisinryoku.png

   
  
黒岩氏によれば、
   
窓というのは引力のようなものをもっており、
  
窓上限、下限へ引っ張る力があります。
   
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/mado02.png

mado02.png

   
しかし、実際の相場では
   
窓上限、下限に到達せずに反転するということもしばしばあります。
   
この場合、窓の引力に反する力が背後にあるはずであり、
  
それこそが「潜在的な推進力」である、ということです。
  
   
まとめると、
  
「窓を埋めない銘柄は潜在的な推進力が強く、
  
窓を埋めた銘柄は潜在的な推進力が弱い」
   
ということになります。
  
   
  
一目均衡表でS構成点の理論というのがありますが、
それに似た考え方です。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/07/fx18.html
  
   
  
    
■はいはい、どうせ机上の空論のオカルトなんやろ?
   
       
ドル円の具体例を挙げます。
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxfxl0346.jpg

fxfxl0346.jpg

   
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxfxl0345.jpg

fxfxl0345.jpg

  
2006年4月24日月曜日に、
   
ド派手な窓を空けてドル円相場がオープン(朝7時)
   
したことがありました。
  
通常、為替ではこの手の窓は

東京市場がオープンして流動性が回復したら
     
すぐに埋められる事が多い
のですが、
  
結局この窓は埋められないまま、
   
その日のNYクローズを迎えました。
  
これは為替では異常事態で、
  
この事実自体が、
  
その後の劇的な暴落を示唆していたわけです。
  
下方向への巨大な「潜在的な推進力」が働いていたということ。)
  
   
私は2006年のこの事件から、
  
月曜早朝の値動きをチェックするようになりました。
   
具体的にはSaxoのレートを月曜日早朝に見て、
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2006/12/saxo_1.html
※Saxoでは月曜朝3時(冬時間)から取引ができます。
  
前週のNY終値から乖離してないかチェックするようにしております。
   
     
     
   
   
■テクニカル分析ツール
  
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
  
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
  
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
   
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
  
  
  
【1】 ドリームバイザー系チャート
一目均衡表、ローソク足型、ポイント&フィギュアを見るときは
ここのチャートを見ています。
高値安値に自動的に日付と値を記入してくれるので非常に便利。
おすすめです。
  
FXCM(旧フォーランド) DRV分析チャート 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?foreland
  
  
  
【2】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。
   
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime 【無料】
  
フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
  
  
  
【3】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
  
みんなのFX 【無料】
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
  
  
  
【4】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4 【無料】
  
  
  
【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
自分で問題解決できない初心者の方にはおすすめしません。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
  
  
  
  
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
  
  
  
  
■ 次回予告
  
  
次回は、
  
窓・壁理論入門8 壁理論
   
をご紹介いたします。
  
  
  
  
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