先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第102号
羽黒法入門 その5
検証編 羽黒法恐るべし!
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第101号 羽黒法入門 その4
週足の始値、月曜早朝の窓明けについて
━━━[お知らせ 1]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
当メルマガ、ブログ特別企画!
テクニカル分析によるスウィングトレードの核心をまとめたレポート
「7つの黄金律」を配布中です。(無料)
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?swingtrading
私が個人的に収集してきた古今東西の相場格言、ユダヤの諺、
伝説の相場師の助言等々700余りをまとめた相場箴言集(永久保存版)も
おまけでお付けしました。
自分で言うのもなんですが、きっとお役に立てると思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━[お知らせ 2]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ドル円スプレッド 0.5 1000単位も可 平均足の表示も可能です
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?fxts1
【平均足(必修)】→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat102/
2007年度の年間取引高業界No.1、財務状況も健全。ドル円スプレッド1「固定」
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gtmol
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━[お知らせ 3]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
マネパのハイパースピードも平均足に対応しました!
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
【平均足(必修)】→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat102/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、映画『おくりびと』が、アカデミー賞外国語映画賞を受賞しました。
http://www.okuribito.jp/
おめでとうございます。
この映画について色々と調べてみると、
映画の舞台となったのが、実は、
山形県の庄内地方、すなわち鶴岡市、酒田市で、
本映画制作に大きく関わった「庄内映画村」という会社は、
なんと鶴岡市羽黒町(!)の会社ということが分かりました。
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090222ddlk06200365000c.html
http://www.s-eigamura.jp/
このメルマガでまさに今やっている、
「羽黒法」発祥の地とされている場所です。
なんともタイムリーで、偶然の一致に正直驚愕するとともに、
ただならぬ因縁を感じました。
(完全に偶然です。)
伝説の「羽黒山人」のお導きでしょうか。笑
さて、本日は、
羽黒法 その4 週足の始値、月曜早朝の窓明けについて
をご紹介します。
■そもそも羽黒法ってなんだっけ?
羽黒法とは、日本で開発されたローソク足の解釈理論で、
週足を主たる分析対象とし、
ローソク足を16のパターンに類型化し分析するのが特徴です。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/hagurokihon.gif
その由来については、
「羽黒山人」と称する謎の人物が北陸黒部の山中において開眼したという説、
また、修験道で有名な出羽三山の一つ、羽黒山で開眼したという説など、
いろんな説が現代に伝承されていますが、
その詳細は謎に包まれています。
ちなみに、羽黒山は、酒田五法で有名な山形県酒田市のすぐ南、鶴岡市にあり、
酒田五法と因縁が深いようです。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxj1005.JPG
※酒田五法入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat124/
※ローソク足入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat114/
ドル円週足
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxj1041.JPG
日経平均 週足
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxj1045.JPG
トヨタ自動車株 週足
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxj1046.JPG
■はいはい、で、週足の始値ってどういうことやねん?
すでにこのメルマガでも何度もご紹介してまいりましたが、
為替というのは公設の市場取引ではなく、
銀行間の相対取引(インターバンク)が基本であり、
決められた取引時間というものがありません。
好きな時に取引できるのが原則です。
東京時間、NY時間等の区切りがよく言われますが、
東京の人間は9:00~17:00までしか取引できないということではなく、
夜中遅くまで取引している日本の銀行の為替ディーラーもいくらでもいますし、
現地の早朝、あるいは深夜まで取引をしている
NYやロンドンのディーラーもいくらでもいます。
東京時間、ロンドン時間等の○○時間、
というのはあくまでも便宜上区分けしているだけで、
絶対の基準ではありません。
そして、為替は基本的に24時間365日地球のどこかで稼働しており、
日の始値、終値、
週の始値、終値
月の始値、終値
などというものも、本質的には存在しません。
※土日は為替は休みだろう、とおっしゃる方がおられるかもしれませんが、
中東のイスラム教諸国では、土日も企業官公庁が稼働しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2006/12/post_300.html
しかしこれでは不便なので、便宜上、日足の終値は
NY時間17時(いわゆるNYクローズ)の値を採用するのがよい、
ということはこのメルマガでもご紹介してきました。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/06/fx65.html
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/07/15fx68.html
■日足はそういう話だったな。じゃあ、週足は?
週足では日足以上に、さらに深刻な問題が発生します。
日本の多くのFX業者が、月曜日朝7時から
取引開始となりますが、
実は月曜早朝3時~4時には既にオセアニアで
本格的なインターバンク取引が稼働開始しており、
土日に国政選挙、戦争、G7などの重大イベントがあった時には、
月曜早朝3時ごろから為替レートが大きく乱高下することがあります。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2006/09/g7.html
※↓のレートは月曜早朝から動きます。(Saxo銀行配信レート)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2006/12/saxo_1.html
このため、日本のFX業者の多くでは、
土曜日の終値と、月曜日の始値が一致しないことが
しばしば起きますが、
これは
・ギャップ
・窓
などと呼ばれています。
掲示板等では、GD、GU等と呼ばれていますが、
GD=ギャップダウン 下に窓あけ
GU=ギャップアップ 上に窓あけ
の意です。
セントラル短資(月曜7時取引開始)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxk2000.JPG
マネーパートナーズ(月曜7時取引開始)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxk2001.JPG
Saxo系のヒロセ通商(Hirose Trader、月曜3時取引開始)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxk2002.JPG
以上のように、統一的な週の「始値」なるものが存在せず、
月曜朝7時の値を週始値とするか(日本の多くのFX業者)、
月曜朝3時の値を週始値とするか(Saxo系)で、
週足チャートが変わってしまいます。
■はいはい、で、どうすりゃいいの?
この点、はっきり申し上げますと唯一絶対の正解はありません。
個人的には、
マーケットの流動性が一気に厚くなる日本時間7時の値を、
株で言う「寄り付き」=「始値」として
とらえるのが良いと考えております。
それ以前のオセアニア等での流動性によって生じた値動きは、
寄り付きまでの一種の「板寄せ」としてとらえ、
生じた窓、ギャップそれ自体にも重要な意味があると考えております。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/07/15fx68.html
というわけで、私は月曜朝に日本のFX業者で窓が開いた場合には、
セントラル短資のチャートで足型の確認をするようにしております。
羽黒法では週足の寄り付きが非常に重視されておりますが、
これも月曜7時から取引が始まるFX業者さんのチャートが
最適と考えております。
■はいはい、で、どの業者のチャートがええんや?
というわけで、羽黒法分析に最適と思われる条件、
・週終値がNY金曜クローズ
・週始値が月曜朝7時
この条件を満たす以下の業者さんがオススメです。
セントラル短資(月曜朝7時スタート)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
マネーパートナーズ(月曜朝7時スタート)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
外為どっとコム(月曜朝7時スタート)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
MJ(月曜朝7時スタート)
パンタレイ証券(月曜朝7時スタート)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の6つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
6つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 セントラル短資 ハイパーチャート(初心者から上級者まで)
ドリームバイザー社の最新チャートを採用しています。
一目均衡表、ローソク足型、ポイント&フィギュアを見るときは
ここのチャートを見ています。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
※GMOクリック証券のFXチャートGOLDも
ドリームバイザー社のチャートを採用しています。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec
※外為どっとコムではドリームバイザー社のチャートが見れなくなりましたが、
新チャートFX Visionがよくできています。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
【2】 MJ、パンタレイ(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan (パンタレイ)
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
【4】CMS VTトレーダー(中級以上向け)
日足の終値はNYクローズ採用。
100種類以上のテクニカル分析を表示できます。
平均足、練行足の表示も可能。おすすめです。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?CMS
【5】 GFT DealBook (中級以上向け)
一目均衡表の表示が可能ですが、
旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
一目均衡表の表示にはおすすめしません。
※最新のDealBook 360だと問題なしです。
口座開設で無料で使えます。
→GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
【6】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
自分で問題解決できない初心者の方にはおすすめしません。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
羽黒法 その5 検証編
をご紹介します。
※メルマガ100号記念特別企画につきましては現在鋭意準備中です。
もうしばらくお待ちください。
───────────────────────────────────
発行者サイト
FXテクニカル分析&業者比較Blog
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/
外為FX業者比較完全データベース
http://hikaku.fxtec.info/
お問い合わせ: fx@fxtechnical.net
メルマガバックナンバー
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_6/
当メルマガにかかわるすべての権利は当メルマガの発行者が有しています。
許可なく転載、複製、販売、放送、レンタルすること、及びオークションへ
の出品・販売等は、法律により禁止されています。
───────────────────────────────────