2007/01/11
21:00 イングランド銀行(BOE)政策金利 
結果 5.25%(予想外の利上げ)
予想 5.00% 
現行 5.00% 

21:45 欧州中央銀行(ECB)政策金利 
結果 3.50%(予想どおり)
予想 3.50% 
現行 3.50% 

22:30ごろ ECB総裁トリシェコメント
「適切な時期に断固とした行動とることが妥当。」
「世界経済強く、ユーロ圏の輸出を支える。」
「成長リスクは保護主義、原油価格の反発、世界経済の不均衡。 」
「エネルギー価格、2007年初頭のインフレに引き続き影響。」
「EU基準CPI、2007・2008年は2%近辺で推移する見通し。 」
「将来の利上げ規模についてコメントしない。」
「ECBはユーロ圏全体のために金利を策定する。」
「原油低下でインフレが幾分改善する可能性は排除できないが、全体として物価は上ブレリスクあり」
「ドイツの付加価値税引き上げについて、我々の当初予想と矛盾するものは見当たらない。」
「最近の経済指標はECBの想定どおり。」
「2007年は潜在成長率近傍での力強い成長見込む。」
「昨年のような特別に高い成長が続くと期待してはいけない。」
「ユーロの国際利用を促すことはしないが、それを妨げることもしない。 」


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例によって、政策金利自体には反応せず、トリシェ発言で爆発的な値動き。

しかも、発言予定時刻ぴったりから乱高下を開始しています。

トリシェ発言を受けて乱高下、というよりも、発言内容に関係なく売買されていると思われます。

ポンドはサプライズの利上げで大噴火。ポンド円に至っては3円上げを記録しました。

そしていつもの事ながら、純然たるユーロの材料なのにドル円が爆上げなのがおもしろいです。

 

今後ですが、ユーロドルは日足の一目の雲を下抜けてきました。三役逆転示現です。

売りたいところですが、週足で強気トレンドなので、日足で買いサインが出るまで待つべきでしょう。