先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第503号
エリオット波動論再入門 115
波動と出来高 5
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第502号 エリオット波動論再入門 114
波動と出来高 4 修正局面の後半に出来高が減少すると売り圧迫が弱まったことを示唆する 検証編
━━━[お知らせ ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今月のキャンペーン一覧
http://hikaku.fxtec.info/fxfxfx.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんばんは。明けましておめでとうございます。
FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、毎年恒例となりました、
年始のドル円相場予想の記事をアップいたしました。
こちら、よろしければご覧ください。
今年のドル円相場を大予想(2017年)ドル円1978~2016年のデータを徹底検証!!
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2017/01/2017_197820165.html
さて、本日は、
エリオット波動論再入門 114 波動と出来高 4
修正局面の後半に出来高が減少すると売り圧迫が弱まったことを示唆する
検証編
をご紹介いたします。
※日経平均CFDを売買できるFX会社・証券会社
DMM.com証券、手数料無料、日経CFDスプレッド7、レバレッジ10倍
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?dmm-cfd
GMOクリック証券、手数料無料、日経CFDスプレッド2~9変動、レバレッジ10倍
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gmo-cfd
IG証券、手数料無料、日経CFDスプレッド8、レバレッジ10倍
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?ig-shoken-cfd
■はいはい、で、エリオットって何だっけ?
エリオットとは、
米国の伝説のテクニカルアナリスト
Ralph Nelson Elliott ラルフ・ネルソン・エリオット(1871~1948)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/Elliot.gif
のことです。
一見して真面目そうな方です。
エリオットはレストランと鉄道を専門とする会計士で、
メキシコや中央アメリカの鉄道会社、政府機関などを転々とした後、
重病に罹り、58歳で退職。
その後数年間、カリフォルニアの自宅で療養生活を送りますが、
その間に、株式市場に関する独自の理論を構築したと言われています。
その後1938年(第二次世界大戦直前)、
エリオットが書いた論文をまとめた
「The Wave Principle(エリオット波動原理)」
(Charles J. Collinsとの共著)
が出版されました。
現在広く知られているエリオット波動理論は、
この「The Wave Principle」に基づいています。
■はいはい、で、出来高とエリオット波動に何の関係があんねん?
「エリオットは波のカウントを検証し、
波の延長を予測するツールとして
出来高 (Volume)を使っていた。
(中略)
修正局面の後半に出来高が減少すると、
それは売り圧迫が弱まったことを示唆することが多い。
出来高が最低になる時点と相場の転換点はよく一致する 。
プライマリー段階以下の通常の第5波では、
出来高は第3波のときよりも減少する傾向にある 。
プライマリー段階以下の上昇する第5波の出来高が第3波とほぼ同じ、
または第3波よりも増加したときは、
第5波が延長することになる 。
(中略)
エリオットは、
プライマリー段階以上の強気相場の終点では、
出来高が最も多くなる傾向になる
と述べている。
既述したように、
最終的には平行なチャネルの上側ライン、
またはダイアゴナルトライアングルの抵抗線の上放れ地点で、
出来高が突然急増することが多い。
(中略)
エリオットはかつて、
出来高は波動原理のパターンとは独立した存在である
と述べたことがあった」
以上、『エリオット波動入門』より引用
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?elliot2014
《コメント》
以上の法則を箇条書きにまとめてみます。
●修正局面の後半に出来高が減少すると、
それは売り圧迫が弱まったことを示唆する。
●出来高が最低になる時点と相場の転換点はよく一致する 。
●プライマリー段階以下の 通常の第5波では、
出来高は第3波のときよりも減少する傾向にある。
●プライマリー段階以下の 上昇する第5波の出来高が
第3波とほぼ同じ、または第3波よりも増加したときは、
第5波が延長する。
●プライマリー段階以上の 強気相場の終点では、
出来高が最も多くなる傾向になる。
●最終的に、平行なチャネルの上側ライン、
またはダイアゴナルトライアングルの抵抗線の上放れ地点で、
出来高が突然急増することが多い。
■はいはい、で、修正局面の後半に出来高が減少・・・ってどういうことやねん?
「修正局面の後半に出来高が減少すると、
それは売り圧迫が弱まったことを示唆する。」
たとえば、第2波動、第4波動の後半に出来高が減少すると、
それは売り圧力の減衰を意味し、
まもなく修正局面が終わり、
ブレイクアウト→次の推進波へと移行することを
示唆するということです。
■はいはい、オカルトオカルト。
以下は、日経平均チャートでの検証結果です。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2017/FXa000871.png
《コメント》
残念ながら、現実には、
「修正局面の後半に出来高が減少すると、
それは売り圧迫が弱まったことを示唆する。」
というような法則性は見られませんでした。
なお、出来高というものはテクニカル分析の祖たる「ダウ理論」で
非常に重要な指標とされています。
興味のある方は、こちらの過去ログをご参照ください。
ダウ理論再入門 8 基本法則5 Volume Must Confirm The Trend
トレンドは出来高でも確認されなければならない
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2013/05/_8_5_volume_must_confirm.html
なお、チャートにつきまして、
エリオット波動理論では終値を重視します。
この点、為替の日足分析で注意すべき点として、
為替は24時間地球上のどこかで取引が可能なため、
本質的に日足の始値、終値という概念がありません。
そこで便宜上、世界の金融センター、ニューヨークの終値を
日足の終値にするのが良いとされています。
この点、
FXプライム byGMO
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime
DMM.com証券
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?dmmfx
みんなのFX
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
マネーパートナーズ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
(以上、すべて無料で使えます)
などは、日足の終値がニューヨーク終値なので
ローソク足確認用におすすめです。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMO のぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime 【無料】
フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
みんなのFX 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4 【無料】
【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
正確な一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec 【無料】
【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
エリオット波動論再入門 115 波動と出来高 5
出来高が最低になる時点と相場の転換点はよく一致する
をご紹介いたします。
───────────────────────────────────
発行者サイト
FXテクニカル分析&業者比較Blog
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/
外為FX業者比較完全データベース
http://hikaku.fxtec.info/
お問い合わせ: fx@fxtechnical.net
メルマガバックナンバー
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_6/
当メルマガにかかわるすべての権利は当メルマガの発行者が有しています。
許可なく転載、複製、販売、放送、レンタルすること、及びオークションへ
の出品・販売等は、法律により禁止されています。
───────────────────────────────────
【もれなくプレゼント全一覧はこちら】
FX手数料スプレッド・スワップ比較の決定版 外為FX業者比較完全データベース
おすすめ検索1:【豪ドル円スワップ金利ランキング】
おすすめ検索2:【ドル円スプレッドランキング】
【豪華キャンペーン中】
【くりっく365手数料ランキング】
エリオット波動論再入門 170 フィボナッチ時間級数7 【FX・株のテクニカル分析入門 第558号】 -2018年2月18日
エリオット波動論再入門 169 フィボナッチ時間級数6 【FX・株のテクニカル分析入門 第557号】 -2018年2月12日
エリオット波動論再入門 168 フィボナッチ時間級数5 【FX・株のテクニカル分析入門 第556号】 -2018年2月04日
エリオット波動論再入門 167 フィボナッチ時間級数4 【FX・株のテクニカル分析入門 第555号】 -2018年1月28日
エリオット波動論再入門 166 フィボナッチ時間級数3 【FX・株のテクニカル分析入門 第554号】 -2018年1月21日
エリオット波動論再入門 165 フィボナッチ時間級数2 【FX・株のテクニカル分析入門 第553号】 -2018年1月14日
エリオット波動論再入門 164 フィボナッチ時間級数1 【FX・株のテクニカル分析入門 第552号】 -2018年1月07日
エリオット波動論再入門 163 推進波の倍率10 検証9 【FX・株のテクニカル分析入門 第551号】 -2017年12月24日
エリオット波動論再入門 162 推進波の倍率9 検証8 【FX・株のテクニカル分析入門 第550号】 -2017年12月17日
エリオット波動論再入門 161 推進波の倍率8 検証7【FX・株のテクニカル分析入門 第549号】 -2017年12月10日
エリオット波動論再入門 160 推進波の倍率7 検証6 【FX・株のテクニカル分析入門 第548号】 -2017年12月03日
エリオット波動論再入門 159 推進波の倍率6 検証5 【FX・株のテクニカル分析入門 第547号】 -2017年11月26日
エリオット波動論再入門 158 推進波の倍率5 検証4 【FX・株のテクニカル分析入門 第546号】 -2017年11月19日
エリオット波動論再入門 156 推進波の倍率3 検証2 第3波が延長した場合→第1波と第5波の長さは均等、またはそれらの波は第3波に対して0.618の比率になる 2【FX・株のテクニカル分析入門 第544号】 -2017年11月05日
エリオット波動論再入門 155 推進波の倍率2 検証1 【FX・株のテクニカル分析入門 第543号 】 -2017年10月29日
エリオット波動論再入門 154 推進波の倍率1 概要 【FX・株のテクニカル分析入門 第542号】 -2017年10月22日
エリオット波動論再入門 153 リトレイスメント 【FX・株のテクニカル分析入門 第541号】 -2017年10月15日
エリオット波動論再入門 152 比率分析 【FX・株のテクニカル分析入門 第540号】 -2017年10月08日
エリオット波動論再入門 151 フィボナッチ級数 10 ファイと加算級数 【FX・株のテクニカル分析入門 第539号】 -2017年10月01日
エリオット波動論再入門 150 フィボナッチ級数 9 波動原理の構成におけるフィボナッチ数 【FX・株のテクニカル分析入門 第538号】 -2017年9月25日
エリオット波動論再入門 149 フィボナッチ級数 8 らせん的な株式相場におけるフィボナッチ 【FX・株のテクニカル分析入門 第537号】 -2017年9月17日
エリオット波動論再入門 138 波の個性 Wave Personality 12 C波 【FX・株のテクニカル分析入門 第526号】 -2017年7月02日
エリオット波動論再入門 139 波の個性 Wave Personality 13 D波 【FX・株のテクニカル分析入門 第527号】 -2017年7月09日
エリオット波動論再入門 140 波の個性 Wave Personality 14 E波 【FX・株のテクニカル分析入門 第528号】 -2017年7月16日
エリオット波動論再入門 141 波の個性 Wave Personality 15 まとめ【FX・株のテクニカル分析入門 第529号】 -2017年7月23日
エリオット波動論再入門 142 フィボナッチ級数 1 ピサのレオナルド・フィボナッチ【FX・株のテクニカル分析入門 第530号】 -2017年7月30日
エリオット波動論再入門 143 フィボナッチ級数 2 定義 【FX・株のテクニカル分析入門 第531号】 -2017年8月06日
エリオット波動論再入門 144 フィボナッチ級数 3 黄金比率 【FX・株のテクニカル分析入門 第532号】 -2017年8月13日
エリオット波動論再入門 145 フィボナッチ級数 4 黄金分割 【FX・株のテクニカル分析入門 第533号】 -2017年8月20日
エリオット波動論再入門 146 フィボナッチ級数 5 黄金長方形 【FX・株のテクニカル分析入門 第534号】 -2017年8月27日