先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第401号
エリオット波動論再入門 13
Cycle とクズネッツ、ジュグラー循環 1
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第400号
エリオット波動論再入門 12
Supercycleとコンドラチェフ波動
━━━[お知らせ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今月のキャンペーン!1月
http://hikaku.fxtec.info/fxfxfx.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんばんは。
FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は、
エリオット波動論再入門 12 Supercycleとコンドラチェフ波動
をご紹介いたします。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2014/eli-cycle.png
※日経平均CFDを売買できるFX会社・証券会社
DMM.com証券、手数料無料、日経CFDスプレッド7、レバレッジ10倍
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?dmm-cfd
GMOクリック証券、手数料無料、日経CFDスプレッド2~9変動、レバレッジ10倍
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gmo-cfd
IG証券、手数料無料、日経CFDスプレッド8、レバレッジ10倍
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?ig-shoken-cfd
■はいはい、で、エリオットって何だっけ?
エリオットとは、
米国の伝説のテクニカルアナリスト
Ralph Nelson Elliott ラルフ・ネルソン・エリオット(1871~1948)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/Elliot.gif
のことです。
一見して真面目そうな方です。
エリオットはレストランと鉄道を専門とする会計士で、
メキシコや中央アメリカの鉄道会社、政府機関などを転々とした後、
重病に罹り、58歳で退職。
その後数年間、カリフォルニアの自宅で療養生活を送りますが、
その間に、株式市場に関する独自の理論を構築したと言われています。
その後1938年(第二次世界大戦直前)、
エリオットが書いた論文をまとめた
「The Wave Principle(エリオット波動原理)」
(Charles J. Collinsとの共著)
が出版されました。
現在広く知られているエリオット波動理論は、
この「The Wave Principle」に基づいています。
■はいはい、で、スーパーサイクルってなんやねん?
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2014/eli-cycle.png
「すべての波は相対的な規模や段階によって分類される。
波の段階は、
構成部分の波、近隣の波、周囲の波などと比較した
その規模と位置によって決定される。
エリオットは時間足に見られる最も小さな波から、
それまでに入手したデータからその存在が推測できる
最も大きな波に至るまで、
9つの波の段階に名称を付けた。
彼が名付けた最大規模のものから最小規模のものに至る
それらの波の段階とは、
グランドスーパーサイクル、
スーパーサイクル、
サイクル、
プライマリー、
インターミーディエット、
マイナー、
ミニュット、
ミニュエット、
サブミニュエット
の9つである。
サイクル波はプライマリー波に細分され、
さらにプライマリー波はインターミーディエット波、
インターミーディエット波は
マイナ一波とサブマイナ一波にそれぞれ細分される。
(中略)
大切なことは正確な名称ではなく、
相場の大きな流れを知ることである。
それ以降の出来事が常にその波の段階を明らかにしてくれる。」
以上、『エリオット波動入門』より引用
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?elliot2014
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2014/eli-cycle.png
《コメント》
スーパーサイクル Supercycleとは、
約50年前後の波動周期のことです。
いわゆる「コンドラチェフ波動」と一致する波動です。
■コンドラ?ゴンドラ?なんじゃそりゃ?またオカルトか?
コンドラチェフ波動とは、約50年周期の経済循環のことで、
ロシアの経済学者ニコライ・ドミートリエヴィチ・コンドラチェフによって、
1925年にその存在が主張されました。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2015/Kondratiev.JPG
後に、経済学者シュンペーターの
「景気循環の理論(Business Cycles)」(1939年)のなかで、
「コンドラチェフの波」という名称で紹介され、有名になりました。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2015/Joseph_Schumpeter.jpg
その要因としてシュンペーターは技術革新(イノベーション)を挙げました。
具体的には、
●第1波の1780-1840年代(大きな戦争:ナポレオン戦争)は、
紡績機、蒸気機関などの発明による産業革命。
(産業革命コンドラチェフ)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2015/innovation01.jpg
●第2波の1840-1890年代(大きな戦争:普仏戦争など)は、
鉄鋼の大量生産(ベッセマー法の発明)、
蒸気船、鉄道建設などによる輸送物流革命。
(ブルジョワ・コンドラチェフ)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2015/steam_locomotive.jpg
●第3波の1890-1930年代(大きな戦争:第一次世界大戦)は、
電気、化学の技術革命。
自動車、兵器の大量生産。
大量生産、大量消費革命。
石油の大量生産、大量消費のエネルギー革命。
(新重商主義コンドラチェフ)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2015/ford.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2015/wwi.jpg
●第4波の1930-1970年代(大きな戦争:第二次世界大戦)は、
電子工学の技術革命。
航空技術革命、飛行機の大量生産。
家電の大量生産、大量消費。
原子力によるエネルギー革命、大量破壊兵器。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2015/zero.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2015/nuclear.jpg
●第5波の1970-2010年代?(大きな戦争:中東地域での戦争)は、
パソコン、インターネット、携帯電話、スマホによる情報技術革命。今ココ。
メルマガ、ブログ、ツイッター、FXの流行。
金融革命。際限なき政府債務の累積。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2015/win95.jpg
この波動は現在終わりつつある?
●第6波の2010-2060年代?(大きな戦争:第三次世界大戦?)は、
生命技術(バイオテクノロジー)革命
(ガンの克服、不老不死の実現、クローン人間)?
ロボット革命(完全な人工知能、サイボーグの実現)?
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2015/DNA.jpg
●第7波の2060-2110年代?(大きな戦争:第四次世界大戦?)は、
宇宙技術革命?
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2015/colony.jpg
色々と妄想してみると結構楽しいです。(笑)
なお、チャートにつきまして、
エリオット波動理論では終値を重視します。
この点、為替の日足分析で注意すべき点として、
為替は24時間地球上のどこかで取引が可能なため、
本質的に日足の始値、終値という概念がありません。
そこで便宜上、世界の金融センター、ニューヨークの終値を
日足の終値にするのが良いとされています。
この点、
アルパリジャパン Metatrader 4
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?alparijmtwiki
FXプライム byGMO
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime
DMM.com証券
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?dmmfx
みんなのFX
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
マネーパートナーズ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
(以上、すべて無料で使えます)
などは、日足の終値がニューヨーク終値なので
ローソク足確認用におすすめです。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMO のぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime 【無料】
フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
みんなのFX 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4 【無料】
【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
正確な一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec 【無料】
【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
エリオット波動論再入門 13 サイクル
をご紹介いたします。
───────────────────────────────────
発行者サイト
FXテクニカル分析&業者比較Blog
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/
外為FX業者比較完全データベース
http://hikaku.fxtec.info/
お問い合わせ: fx@fxtechnical.net
メルマガバックナンバー
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_6/
当メルマガにかかわるすべての権利は当メルマガの発行者が有しています。
許可なく転載、複製、販売、放送、レンタルすること、及びオークションへ
の出品・販売等は、法律により禁止されています。
───────────────────────────────────
【もれなくプレゼント全一覧はこちら】
FX手数料スプレッド・スワップ比較の決定版 外為FX業者比較完全データベース
おすすめ検索1:【豪ドル円スワップ金利ランキング】
おすすめ検索2:【ドル円スプレッドランキング】
【豪華キャンペーン中】
【くりっく365手数料ランキング】
エリオット波動論再入門 170 フィボナッチ時間級数7 【FX・株のテクニカル分析入門 第558号】 -2018年2月18日
エリオット波動論再入門 169 フィボナッチ時間級数6 【FX・株のテクニカル分析入門 第557号】 -2018年2月12日
エリオット波動論再入門 168 フィボナッチ時間級数5 【FX・株のテクニカル分析入門 第556号】 -2018年2月04日
エリオット波動論再入門 167 フィボナッチ時間級数4 【FX・株のテクニカル分析入門 第555号】 -2018年1月28日
エリオット波動論再入門 166 フィボナッチ時間級数3 【FX・株のテクニカル分析入門 第554号】 -2018年1月21日
エリオット波動論再入門 165 フィボナッチ時間級数2 【FX・株のテクニカル分析入門 第553号】 -2018年1月14日
エリオット波動論再入門 164 フィボナッチ時間級数1 【FX・株のテクニカル分析入門 第552号】 -2018年1月07日
エリオット波動論再入門 163 推進波の倍率10 検証9 【FX・株のテクニカル分析入門 第551号】 -2017年12月24日
エリオット波動論再入門 162 推進波の倍率9 検証8 【FX・株のテクニカル分析入門 第550号】 -2017年12月17日
エリオット波動論再入門 161 推進波の倍率8 検証7【FX・株のテクニカル分析入門 第549号】 -2017年12月10日
エリオット波動論再入門 160 推進波の倍率7 検証6 【FX・株のテクニカル分析入門 第548号】 -2017年12月03日
エリオット波動論再入門 159 推進波の倍率6 検証5 【FX・株のテクニカル分析入門 第547号】 -2017年11月26日
エリオット波動論再入門 158 推進波の倍率5 検証4 【FX・株のテクニカル分析入門 第546号】 -2017年11月19日
エリオット波動論再入門 156 推進波の倍率3 検証2 第3波が延長した場合→第1波と第5波の長さは均等、またはそれらの波は第3波に対して0.618の比率になる 2【FX・株のテクニカル分析入門 第544号】 -2017年11月05日
エリオット波動論再入門 155 推進波の倍率2 検証1 【FX・株のテクニカル分析入門 第543号 】 -2017年10月29日
エリオット波動論再入門 154 推進波の倍率1 概要 【FX・株のテクニカル分析入門 第542号】 -2017年10月22日
エリオット波動論再入門 153 リトレイスメント 【FX・株のテクニカル分析入門 第541号】 -2017年10月15日
エリオット波動論再入門 152 比率分析 【FX・株のテクニカル分析入門 第540号】 -2017年10月08日
エリオット波動論再入門 151 フィボナッチ級数 10 ファイと加算級数 【FX・株のテクニカル分析入門 第539号】 -2017年10月01日
エリオット波動論再入門 150 フィボナッチ級数 9 波動原理の構成におけるフィボナッチ数 【FX・株のテクニカル分析入門 第538号】 -2017年9月25日
エリオット波動論再入門 149 フィボナッチ級数 8 らせん的な株式相場におけるフィボナッチ 【FX・株のテクニカル分析入門 第537号】 -2017年9月17日
エリオット波動論再入門 137 波の個性 Wave Personality 11 B波【FX・株のテクニカル分析入門 第525号】 -2017年6月25日
エリオット波動論再入門 138 波の個性 Wave Personality 12 C波 【FX・株のテクニカル分析入門 第526号】 -2017年7月02日
エリオット波動論再入門 139 波の個性 Wave Personality 13 D波 【FX・株のテクニカル分析入門 第527号】 -2017年7月09日
エリオット波動論再入門 140 波の個性 Wave Personality 14 E波 【FX・株のテクニカル分析入門 第528号】 -2017年7月16日
エリオット波動論再入門 141 波の個性 Wave Personality 15 まとめ【FX・株のテクニカル分析入門 第529号】 -2017年7月23日
エリオット波動論再入門 142 フィボナッチ級数 1 ピサのレオナルド・フィボナッチ【FX・株のテクニカル分析入門 第530号】 -2017年7月30日
エリオット波動論再入門 143 フィボナッチ級数 2 定義 【FX・株のテクニカル分析入門 第531号】 -2017年8月06日
エリオット波動論再入門 144 フィボナッチ級数 3 黄金比率 【FX・株のテクニカル分析入門 第532号】 -2017年8月13日
エリオット波動論再入門 145 フィボナッチ級数 4 黄金分割 【FX・株のテクニカル分析入門 第533号】 -2017年8月20日
前:スイスフラン大暴騰、スイス中銀が突如政策金利を-0.75%に引き下げて、ユーロ/スイスフランEUR/CHFの1.20下限策(無制限為替介入)を中止!!マーケットの反応まとめ
次:日銀政策金利、クロダ会見、BOE議事録、BOC政策金利、そしてECB政策金利の週。スイスショック、中銀の敗北。スイス中銀が大混乱を招くハードランディングを選んだ理由が明らかになる