先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第159号
ギャンの価値ある28のルール
第5条 トレンドフォロー
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第158号
ギャンの価値ある28のルール
第4条 トレイリング・ストップ
━━━[お知らせ 1]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今月(4月)のキャンペーン情報です。
もれなく、入金だけで5000円ゲット http://hikaku.fxtec.info/fxfxfx.html
もれなく1万円 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?more10000
もれなく5000円 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?more5000
もれなく3000円 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?more3000
取引高に応じて高額キャッシュバック
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?torihikidaka
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、先月ワイジェイFXで
「C-NEX」という新FXサービスが始動したのですが、
これが結構面白いです。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxfxc1068.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxfxc1060.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxfxc1058.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?cnex
C-NEXの取引システムとして採用されている
CURRENEX(カレネックス)は、
世界各国の大手金融機関、ヘッジファンドで導入されている
プロフェッショナル専用の取引プラットフォームです。
●最狭スプレッド
●インターバンクと直結した、本物のリアルタイムレート
●リアルタイムの板情報を見ることができる(これがなかなか面白い)
●C-NEX内の全約定を見ることができる
重要指標の直前、直後に板の動向をリアルタイムに把握することで、
取引の参考にすることができるかもしれません。
また、レートの動きが最速なので、
これを利用することもできるかもしれません。
(レートの動きが遅い業者との比較)
ただ、チャートは正直ちょっとしょぼいので、
MetaTrader、
CMSのVT Trader、
GFTのDealBook、
DreamVisor、
ハイパースピード、
などのチャートを併用すればよいと思います。
無料デモでも結構遊べるので、一度おためしください。
ポジポジ病対策にもイイと思います。
→無料デモ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?cnex
さて、本日は
ギャンの価値ある28のルール Gann's 28 valuable rules
第4条 トレイリング・ストップ
をご紹介します。
■ギャンって誰だっけ?
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/WDGann.jpg
ウィリアム・D.ギャン(William Delbert Gann)は米国の伝説的な相場師で、
1878年に綿花の産地であるテキサスのラフキンLufkin という町で生まれました。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/LufkinTexas.jpg
子供時代は算数が得意でしたが、学業もそこそこに働き始め、
十代を綿花の問屋で過ごしたとされます。
1902年、ギャンは商品先物取引を始め、
3年ほどで近隣で知られたトレーダーとなります。
その後、ブローカーを経てニューヨークに進出し、
数々の伝説
(1929年の株大暴落と世界大恐慌を予見し 巨富を築いた、など)
を残しました。
一説によると、ギャンは最盛期には現代の価値で
5000億円もの資産を相場で築き上げたと言われています。
没年は1955年。
6月14日にニューヨーク・ブルックリンの メソジスト病院で亡くなりました。
参考:林康史編著『ギャンの相場理論』
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gann
ギャンが遺した相場理論は、
・ダウ理論
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat97/
ダウ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/dow.jpg
・エリオット波動理論
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat98/
エリオット http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/Elliot.gif
と並び、
米国三大テクニカル分析理論の一つとされています。
■はいはい、で、28のルールって何だっけ?
広く
TWENTY-EIGHT VALUABLE RULES 価値ある28のルール
として知られるこのルールは、
ギャンが1942年に書いた
『How to Make Profits In Commodities』
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gann02
という本で提言されているルールで、
ギャンが考えた相場参加者が守るべき重要事項を
まとめたものです。
※こちらもご参考にどうぞ
羽黒法 十訓
羽黒法入門 その6 羽黒法十訓 その神髄テク前半
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2009/03/_6fx103.html
羽黒法入門 その7 羽黒法十訓 その神髄テク後半
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2009/03/_7fx104.html
以下、今回はその28のルールのうち、
第4条をご紹介いたします。
●第4条 トレイリング・ストップのススメ
4.Never let a profit run into a loss.
After you once have a profit of 3 cents or more, raise your stop loss order so that you will have no loss of capital.
For cotton when the profits are 60 points or more place stop where there will be no loss.
一旦乗った含み益を、含み損に転落させてはいけません。
保有ポジションに一旦3セント以上の利益が乗ったら、
(損切りのためにエントリー時に入れておいた)逆指値オーダーを引き上げて、
損失が出ないようにすること。
綿花の場合は、利益が60ポイント以上乗ったら、
損失を出さないところに逆指値を置くこと。
(※数値は当時のもの)
《コメント》
第1条は資金管理(10%ルール)、
第2条はエントリー時に損切りの逆指値注文を入れるというルール、
第3条は、過剰なトレード、オーバートレードの禁止でした。
第4条は、エントリー時に入れておいた損切りの逆指値注文を引き上げて、
利益を確保せよ、少なくとも損にはするな、という教えです。
そしてここでポイントなのは、利益を確保するといっても、
利益が出たらそれを直ちに成行で決済して実現利益にするわけではなく、
【逆指値を使う】というのがキモです。
可能な限り含み益のまま、
利を伸ばすべしということです。
損は早く切り、
利は伸ばす。
トレードとは畢竟、ここに行き着くわけですが、
その具体的実際的な方法論として、
逆指値注文を使いこなせ!
とギャンは喝破しているわけです。
損切り(第2条)、利伸ばし(第3条)、
両方に逆指値を使うべしというのが
ギャンの教えです。
ただ、一見すると非常にシンプルな話のように思えますが、
これがまた実際に運用すると非常に難しいです。
具体的にどのタイミングでストップを引き上げるのか、
引き上げるとして、どこに引き上げるのか、
ほぼ無数の選択肢があります。
また、現実のマーケットでは「ストップ刈り(狩り)」というのがあって、
短期投機筋やらマーケットメイカーやらが、
ストップロス注文をつける値動きを仕掛けてくることが
多く見られます。
やってみると分かりますが、利を伸ばすというのは
簡単なことではありません。
こういうストップ刈りを避け、
なおかつ利益を最大化するようなストップの置き方、
コレが分かれば、無尽蔵の富の扉を開くことができるでしょう。
ストップの置き方、移動の仕方は私も研究途上ですが、
ブレイクアウトのタイミングで、
新たに形成されたサポート/レジスタンスの内側に、
幅に余裕を持たせてストップを移動させるようにしています。
(手動トレイリングストップ)
以下はその一例です。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxfxc1071.jpg
このストップの置き方、トレイルの仕方こそがトレーダーのまさに腕の見せ所でもあり、
人それぞれで唯一絶対の正解は存在しませんが、
より良いパフォーマンスの手法を求めて今後も研究したいと思います。
発見しましたら、このメルマガでご紹介したいと思います。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の7つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
7つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 ドリームバイザー系チャート
一目均衡表、ローソク足型、ポイント&フィギュアを見るときは
ここのチャートを見ています。
高値安値に自動的に日付と値を記入してくれるので非常に便利。
おすすめです。
外為どっとコム FX Vision
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
GMOクリック証券 FXチャートGOLD
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec
【2】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime
フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
【3】 みんなのFX、MJ (初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
みんなのFX
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
MJ
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
【4】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
【5】CMS VTトレーダー(中級以上向け)
日足の終値はNYクローズ採用。
100種類以上のテクニカル分析を表示できます。
平均足、練行足の表示も可能。おすすめです。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?CMS
【6】 GFT DealBook (中級以上向け)
一目均衡表の表示が可能ですが、
旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
一目均衡表の表示にはおすすめしません。
※最新のDealBook 360だと問題なしです。
口座開設で無料で使えます。
→GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
【7】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
自分で問題解決できない初心者の方にはおすすめしません。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
ギャンの価値ある28のルール Gann's 28 valuable rules
第5条 トレンドにつけ!
をご紹介いたします。
───────────────────────────────────
発行者サイト
FXテクニカル分析&業者比較Blog
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/
外為FX業者比較完全データベース
http://hikaku.fxtec.info/
お問い合わせ: fx@fxtechnical.net
メルマガバックナンバー
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_6/
当メルマガにかかわるすべての権利は当メルマガの発行者が有しています。
許可なく転載、複製、販売、放送、レンタルすること、及びオークションへ
の出品・販売等は、法律により禁止されています。
───────────────────────────────────
【もれなくプレゼント全一覧はこちら】
FX手数料スプレッド・スワップ比較の決定版 外為FX業者比較完全データベース
おすすめ検索1:【豪ドル円スワップ金利ランキング】
おすすめ検索2:【ドル円スプレッドランキング】
【豪華キャンペーン中】
【くりっく365手数料ランキング】
ギャンの価値ある28のルール 第1~28条まとめ 【FX・株のテクニカル分析入門 第164号】 -2010年6月06日
ギャンの価値ある28のルール 第2条 損切り万両 【FX・株のテクニカル分析入門 第156号】 -2010年4月11日
ギャンの価値ある28のルール 第3条 ポジポジ病を克服せよ 【FX・株のテクニカル分析入門 第157号】 -2010年4月18日
ギャンの価値ある28のルール 第5条 トレンドフォロー【FX・株のテクニカル分析入門 第159号】 -2010年5月02日
ギャンの価値ある28のルール 第6条 疑念が生じたら手仕舞え 【FX・株のテクニカル分析入門 第160号】 -2010年5月08日
ギャンの価値ある28のルール 第7条~第14条 【FX・株のテクニカル分析入門 第161号】 -2010年5月15日
ギャンの価値ある28のルール 第15~第21条 ピラミッディングの謎 【FX・株のテクニカル分析入門 第162号】 -2010年5月23日
ギャンの価値ある28のルール 第22~第28条 無我の境地 【FX・株のテクニカル分析入門 第163号】 -2010年5月30日
ギャンの価値ある28のルール Gann's 28 valuable rules 概要 【FX・株のテクニカル分析入門 第154号】 -2010年3月28日
ギャンの価値ある28のルール 第1条 損失を限定せよ!【FX・株のテクニカル分析入門 第155号】 -2010年4月04日
トレンドライン その5 ギャン理論 ギャン・アングルとギャン・ファン 基本編 【FX・株のテクニカル分析入門 第29号】 -2007年10月13日
トレンドライン その6 ギャン理論 応用編 【1×1チャネルライン】【真のトレンドライン】 【FX・株のテクニカル分析入門 第30号】 -2007年10月20日