記事カテゴリ: 今週の超重要イベント&注目のテクニカルポイント

2009年11月 8日

祭りの後 大型指標は無し 金融資本主義、ドル覇権主義の行方

今週の超重要経済指標・イベント

月曜日 Mon Nov 9  
22:15  CAD  Housing Starts 住宅着工件数  
  

火曜日 Tue Nov 10 
19:00  EUR  German ZEW Economic Sentiment ZEW景況感調査  
  

水曜日 Wed Nov 11 
18:30  GBP  Claimant Count Change 失業保険申請件数
19:30  GBP  BOE Gov King Speaks      
19:30  GBP  BOE Inflation Report   インフレレポート
  

木曜日 Thu Nov 12 
6:45  NZD  Retail Sales 小売売上高
9:30  AUD  Employment Change  雇用者数変化
9:30  AUD  Unemployment Rate   失業率
22:30  USD  Unemployment Claims  新規失業保険申請件数
  

金曜日 Fri Nov 13 
16:00  EUR  German Prelim GDP
22:30  CAD  Trade Balance  貿易収支
22:30  USD  Trade Balance 貿易収支

参考:Forex Calendar @ Forex Factory(日本時間はGMT+9、DST OFF)

   

■相場観

   

■各マーケット概観 4時間足  

fxs5061.JPG

※このチャートを見る方法

先週金曜日は、秋の投機祭りのフィナーレとして米雇用統計発表。

米雇用統計まとめ 11月 衝撃の結果にマーケットの反応は?

最悪の結果だったが、NYダウはなぜか力強い暴騰。

その一方で、ドル円、クロス円は暴落。

今までのパターンに当てはまらない価格変動。

水面下で、「何か」が起こり始めているのか?

注意が必要。

   

   

■ドル円

  

≪月足≫

fxs5062.JPG

一目均衡表:弱気

ダウ理論:弱気

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

ファン理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

現在、ドル円月足の解釈には大きく2つあって、

・エリオット下降三波動の理論、酒田五法三段下げ理論に鑑み、

 もう一発安値を切り下げて長期下落トレンドは終了するという意見、

・既にドル円は大底を打ち、このままトレンド転換するという意見

がある。

  

どちらの説が正しいかは、戻り高値101.43を上方ブレイクするかどうかで決まると考える。

とりあえずダウ理論では現状ダウントレンドということになるが、

101.43までは、どちらのシナリオでも対応できるように、

週足、日足のトレンドに追従したい。

   

≪週足≫

fxs5063.JPG

一目均衡表を見るのにおすすめのチャート →セントラル短資

一目均衡表:弱気

ダウ理論:弱気

羽黒法についてはこちらで解説しております。

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

  

現状、ダウントレンド。

売り方のみなさんが87めがけてしつこく何度も特攻をかけるが、

結局ブレイクダウンに失敗。

防衛成功か?

   

≪日足≫ 

fxs5064.JPG

一目均衡表を見るのにおすすめのチャート →セントラル短資

一目均衡表:弱気

ダウ理論:弱気

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

       

雲に衝突して墜落。

一目均衡表凄すぎ。

  

【戦略】

米雇用統計の場味を見ると、どうも弱気の地合の模様。

しばし様子見。

ダウ理論トレンド転換を待つ。

   

    

■ユーロドル

  

月足

fxs5065.JPG

一目均衡表:強気

ダウ理論:強気

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

基本的に、ユーロドルは上昇トレンドと見ている。

   

週足

fxs5066.JPG

一目均衡表:強気 三役好転

ダウ理論:強気

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

ユーロドル週足はアップトレンドに転換。

基本的に、長期的な上昇トレンドと考えて居る。

エリオット第三波動到達完了の可能性が出てきた。

第四波動に入ったというのが今のところのシナリオ。

雲の上で押し目を買いたい。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

   

日足

fxs5067.JPG

一目均衡表:強気

ダウ理論:ニュートラル

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

     

【戦略】

買いチャンス待ち中

基本的にユーロを売ることは考えていません。

   

   

■ドルインデックス、ドルインデックスチャート

FRBドルインデックス

FINEXドルインデックス

   

   

■今週の未来レート
 

GCI Real-Time Forex Quotes (未来レート1)

SAXOリアルタイムクオート、チャート(未来レート2)

Yahoo! Finance クオート (未来レート3)

OANDA FXTrade(未来レート4)

Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)(未来レート5)

   

   

■今週の「バブル破れて山河あり」ギャラリー

(以下撮影カメラ:NIKON D40 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G (IF)、
AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II)

DSC_9586.JPG

山の中を車で走り回っていたら、美しい瀧を発見。

DSC_9741.JPG

DSC_9679.JPG

   

こういう景色に出会えると、日本に生まれて良かったな~と思います。

DSC_9682.JPG

というかニコンD40でここまで写ることにびっくり。

D40は本当に名機だな~とつくづく思います。

   

   

■今週の相場格言

  

ええ、それだけのことです。

流れが簡単なときにトレードをして、

難しくなったら閉じる。

実際、これは私の

トレーディング哲学の一部なんです。

『新マーケットの魔術師』 
第三章 ベテラン・トレーダー ランディ・マッケイ より

  

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