記事カテゴリ: 今週の超重要イベント&注目のテクニカルポイント

2009年5月 4日

RBA政策金利、BOE、ECB政策金利、米雇用統計の週 超重要指標てんこ盛り 初夏の投機祭り ドル円三尊成就なるか

今週の超重要経済指標・イベント

月曜日 Mon May 4 
23:00  USD  Pending Home Sales 中古住宅販売保留  
  

火曜日 Tue May 5 
10:30  AUD  Building Approvals 住宅建設許可件数  
13:30  AUD  Cash Rate  RBA(豪準備銀)政策金利
13:30  AUD  RBA Rate Statement    RBA声明
  
23:00  USD  Fed Chairman Bernanke Testifies  バーナンキ議会証言    
23:00  USD  ISM Non-Manufacturing PMI ISM非製造業景況指数  
  

水曜日 Wed May 6 
10:30  AUD  Retail Sales 小売売上高
10:30  AUD  Trade Balance  貿易収支
21:15  USD  ADP Non-Farm Employment Change  ADP雇用統計
21:30  CAD  Building Permits住宅建設許可
23:00  CAD  Ivey PMI Ivey購買部協会指数
     

木曜日 Thu May 7 
1:15  CHF  SNB Chairman Roth Speaks ロート発言
5:00  CAD  BOC Gov Carney Speaks   カーニー発言   
7:45  NZD  Employment Change 雇用者数変化
 
7:45  NZD  Unemployment Rate  失業率
10:30  AUD  Employment Change  雇用者数変化
10:30  AUD  Unemployment Rate  失業率
20:00  GBP  Official Bank Rate  BOE政策金利
Tentative  GBP  MPC Rate Statement  BOE声明
20:45  EUR  Minimum Bid Rate  ECB政策金利
21:30  EUR  ECB Press Conference トリシェ会見
21:30  USD  Unemployment Claims   新規失業保険申請件数
22:30  USD  Fed Chairman Bernanke Speaks  バーナンキ発言 

 ※過去のBOE,ECB政策金利前後の値動きについてはこちらでまとめています。

金曜日 Fri May 8 
Tentative  USD  Bank Stress Test Info     
20:00  CAD  Employment Change   雇用者数変化
20:00  CAD  Unemployment Rate  失業率   
21:30  USD  Non-Farm Employment Change 非農業部門雇用者数変化
21:30  USD  Unemployment Rate  失業率

   ※過去の米雇用統計前後の値動きはこちらでまとめています。

参考:Forex Calendar @ Forex Factory(日本時間はGMT+9、DST OFF)

   

■相場観

   

■各マーケット概観 4時間足  

fxl4014bbb.JPG

※このチャートを見る方法

    

   

■ドル円

  

≪月足≫

fxl4015.JPG

一目均衡表:弱気

ダウ理論:弱気

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

ファン理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

現在、ドル円月足の解釈には大きく2つあって、

・エリオット下降三波動の理論、酒田五法三段下げ理論に鑑み、

 もう一発安値を切り下げて長期下落トレンドは終了するという意見、

・既にドル円は大底を打ち、このままトレンド転換するという意見、

がある。

  

どちらの説が正しいかは、戻り高値110.65を上方ブレイクするかどうかで決まると考える。

とりあえずダウ理論では現状ダウントレンドということになるが、

110.65までは、どちらのシナリオでも対応できるように、

週足、日足に追従したい。

   

≪週足≫

fxl4016.JPG

fxl4021.JPG

一目均衡表:弱気

ダウ理論:強気

羽黒法:第2号線 

・長期上昇後に示現した場合:
   
 →次週高寄れば、売り
  
  さらに、中心値を下回れば、追撃売り
  
・底値保ち合い圏で実体部が比較的短い線が出現した場合:
  
 上昇の兆しで買い
  
・次週、大きく下放れた場合:
  
 売り
  
・2週連続で示現した場合:
  
 上昇力はなお強くなるとみて買い増し
  
・3週連続で示現した場合:
  
 押し目買いの小幅利食い
   
・4週連続で示現した場合:
   
 吹値売り

 

羽黒法についてはこちらで解説しております。

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

第五波動成就か。

トレンドラインも割れ、トレンド転換の兆候がチラホラ示現。

三尊示現後暴落と考えて居る。

   

≪日足≫ 

fxl4017.JPG

fxl4022.JPG

一目均衡表:強気

ダウ理論:弱気転換

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

【戦略】

99.55 10万ドル 売り 約定 アホールド中

100.00上方ブレイクで損切り、ドテン買い

   

   

■ユーロドル

  

月足

fxl4018.JPG

一目均衡表:強気

ダウ理論:強気

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

諸行無常、盛者必衰。

永遠の上昇、それは幻想である。

しかし、永遠の暴落もまた、幻想である。

   

月足の雲上限でぴったり止まった。(笑)

一目均衡表凄すぎ。

ダウ理論では2008年10月安値1.2324を割ったら

ダウントレンドに転換確定。

非常に重要なテクニカルポイント。

      

   

週足

fxl4019.JPG

一目均衡表:弱気

ダウ理論:弱気

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

一目均衡表の雲に衝突して反落。

一目均衡表凄すぎる。

アップトレンドに転換できるか。

2008年10月安値1.2324の防衛に成功か。

上昇トレンドへの転換の兆候示現!

  

しかし、高値更新にも失敗し、

保合パターンに突入。

   

教科書的には、コンティニュエイション・パターンとなり、

下方ブレイクを示唆するものとなる。

コンティニュエイションパターンはこちら。

   

基本戦略は、保合放れを待ちたい。

   

   

日足

fxl4020.JPG

一目均衡表:強気

ダウ理論:弱気確定

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

     

【戦略】

現在様子見中。

巨大な三角の保合放れを見極めたい。

   

   

■ドルインデックス、ドルインデックスチャート

FRBドルインデックス

FINEXドルインデックス

   

   

■今週の未来レート
 

GCI Real-Time Forex Quotes (未来レート1)

SAXOリアルタイムクオート、チャート(未来レート2)

Yahoo! Finance クオート (未来レート3)

OANDA FXTrade(未来レート4)

Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)(未来レート5)

   

   

■今週の「バブル破れて山河あり」ギャラリー

(以下撮影カメラ:NIKON D40 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G (IF)、
AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II)

   

群馬県 つつじヶ丘公園にて

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ヤマツツジ「霧島」

DSC_0895.JPG

   

老人と花畑@秩父 羊山公園にて

DSC_2058.JPG

   

奥秩父の新緑(ここは秋もすごく綺麗です)

DSC_2182.JPG

DSC_2233.JPG

DSC_2255.JPG

   

ニコンD40、結構いい色を出してくれます。

  

   

■今週の相場格言

こうして、最初にテープの意味するメッセージに

興味を持つようになった。

もちろん変動するには必ず

何らかの理由があっただろう。

しかしテープそれ自体が示すことは

「なぜ」や「どうして」は関係ないのだ。

理屈ではない。

十四歳の時、おれは価格変動の理由を問わなかった。

そして四十になった今でも、

その信条は変わらない。

今日の変動の理由は時がたてばわかるかもしれない。

あるいは、数日たっても、数週間、

数ヶ月たってもわからないかもしれない。

それでも何ら問題はない。

重要なことは今現在である。

『欲望と幻想の市場 伝説の投機王 リバモア』より

※一目均衡表で言う「相場の現在性」に通じる話です。  


  
   

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