記事カテゴリ: 今週の超重要イベント&注目のテクニカルポイント

2008年10月26日

FOMC、日銀政策金利の週 米大統領選直前 日経平均7600円死守できるか!?

今週の超重要経済指標・イベント

月曜 Mon Oct 27 
All Day  NZD  Bank Holiday  ニュージーランド休場(レイバーデー)
18:00  EUR  German Ifo Business Climate IFO景況指数
23:00  USD  New Home Sales  新築住宅販売件数
   

火曜 Tue Oct 28 
20:00  GBP  CBI Realized Sales 
23:00  USD  CB Consumer Confidence 消費者信頼感指数
   

水曜 Wed Oct 29 
21:30  USD  Core Durable Goods Orders 耐久財受注
   

木曜 Thu Oct 30 
3:15  USD  Federal Funds Rate FOMC政策金利発表
3:15  USD  FOMC Statement   FOMC声明

6:45  NZD  Building Consents 住宅建設許可
6:45  NZD  Trade Balance  貿易収支
11:00  NZD  NBNZ Business Confidence  NBNZ企業信頼感
21:30  USD  Advance GDP

※過去のFOMC相場の値動きはこちらでまとめています。
    

金曜 Fri Oct 31 
正午ごろ JPY 日銀政策金利
Tentative  JPY  BOJ Press Conference  BOJ総裁シラカワ会見
白川総裁.jpg
21:30  CAD  GDP
   

土曜 Sat Nov 1 
3:00  USD  Fed Chairman Bernanke Speaks  バーナンキ発言

bernanke.jpg

奥会津の秘湯・木賊温泉 紅葉が綺麗でした。バブル破れて山河あり )
P1030422.JPG 

    
参考:Forex Calendar @ Forex Factory(日本時間はGMT+9、DST OFF)

   

■相場観

   

■ドル円
 

  

≪月足≫

fxb0445.JPG

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

  
 

月足はいよいよ1995年4月安値79.75を起点とする

ファンラインの第三線(約108)に接触。
 

円安波動の最終戦争到来。

ファン理論についてはこちらで解説しています。
 

   
 

エリオット波動理論による分析でも、
 

1995年4月安値79.75を起点とするトレンドラインが重要な意味を持つ。
 

※エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。
 

   
 

残念ながら月足ベースでブレイクアウトが確定。

基本トレンドは弱気に確定。
 

これから数年は、基本戦略は戻り売り。 

  

≪週足≫

fxb0446.JPG

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

一目均衡表恐るべし。

売りアホールド

  

≪日足≫
 

fxb0447.JPG

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

  

先々週収斂した波動は、下方ブレイク。

ダウントレンド継続。

   

一応、エリオット波動理論の教科書どおりである。

エリオット波動理論 【8】 調整波のパターン その3 トライアングル 三角保合 コンティニュエイション・パターン

同理論によれば、三角保合(コンティニュエイション・パターン)は第五波動に先立つものとされており、

その理論が正しいと仮定すれば、まさに今ドル円は下降推進波第五波動形成中ということになる。

ということは、第五波動完成後、大規模な戻りを示現する可能性が高いということになる。

   

というわけで、利益確定体制に入る。

  

【戦略】

雲を下方ブレイクしたので売り

106.31売り 20万ドル

107.21 売り増し 10万ドル 

計30万ドル売り アホールド  

→爆益中。感謝します。

   

あるサインが出るまでアホールド継続

 →「あるサイン」については、こちらのタイアップレポート(無料)で解説しております。

今週は、いつでも利益確定できるよう準備態勢。

   

なお、先週10/24金曜日の日経平均株価終値(現物ベース)は、7649円。

これは日本のバブル崩壊後の最安値、2003年4月安値7603円に迫る値であり、

現在、同安値を下方ブレイクするか否かという、

テクニカル的に非常に重要な、かなり気合いの入った局面になっている。

日経平均株価 10年チャート
fxb0432.JPG

  
日経平均とドル円 比較チャート
fxb0430.JPG 
(チャート by セントラル短資(おすすめチャート)
 → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi )

今週は、東証日経平均が7600円を終値ベースで割るかどうかに注目。

※金曜日のNYダウは-312ドルの暴落、シカゴのCME日経225先物の2008年12月限は、先週金曜の終値が7550円で、7600円を割っています。

SAXOリアルタイムクオート、チャート(為替、NYダウ、ナスダック、日経225、原油、金のリアルタイムチャート)

下方ブレイクの場合、ドル円は80円コースか。

   

   

■ユーロドル

  
 

月足

fxb0448.JPG

諸行無常、盛者必衰。

永遠の上昇、それは幻想である。

   

月足の雲上限でぴったり止まった。(笑)

一目均衡表凄すぎ。

   

週足

fxb0449.JPG

月足トレンドラインで反転して、

フィボナッチリトレースメント38.2%達成、50%戻し手前で失速。

週足の雲がキッチリと仕事をしてくれた。

一目均衡表、はっきり言って、凄すぎるとしか言いようがない。

  

メジャード・ムーヴ、下降N波動の目標値は達成。

月足の雲の件とあわせて考えて、ここから下は難しそう。

利益確定準備に入る。

   

日足

fxb0450.JPG

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

   

三代の栄耀一睡の中にして、

大門の跡は一里こなたにあり。

秀衡が跡は田野に成て、金鶏山のみ形を残す。(中略)

国破れて山河あり、城春にして草青みたり」と、

笠打敷て、時のうつるまで泪(なみだ)を落し侍りぬ。

夏草や 兵どもが 夢の跡 

『奥の細道』

ba797.JPG

    

永遠の栄華、それは儚い幻想である。

諸行無常。

  

【戦略】

1.3889 30万ユーロ 売り アホールド中

   

反転の兆しが示現するまでアホールド継続

※「反転の兆し」についてはこちらのレポート(無料)で詳しく解説しております。

  

月足、週足的には、今すぐにでも利益確定してしまいたい。

が、まだ日足で反転サインが出ていないので我慢。。。

サインが出次第、利食いドテン買いの予定。

   

   

■ドルインデックス、ドルインデックスチャート
 

FRBドルインデックス
 

FINEXドルインデックス

   

■今週の未来レート
 

GCI Real-Time Forex Quotes (未来レート1)
 

SAXOリアルタイムクオート、チャート(未来レート2)
 

Yahoo! Finance クオート (未来レート3)
 

OANDA FXTrade(未来レート4)
 

Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)(未来レート5)      
 

   

   
 

■今週の相場格言
 

(Q.色々な相場のヒステリーに共通点はありますか。)

いつも同じサイクルをたどる。

相場が安い時は、割安をねらって一部の人が買いにくる。

相場が上がり始めると、ファンダメンタル的に良いとか

チャート的に良いとかいってさらに多くの人が買いにくる。

次の段階になると、上がるから買うということになる。(中略)

そして最後に魔法の段階に到達する。

人々はヒステリーのように買いたがる。

相場は永遠に上がり続けると思うからだ。

そして株価は合理的、論理的経済価値をはるかに超えてしまう。

全く同じプロセスが下向きにも繰り返される。

『マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣』 
第三章「好対照のふたり ジェームス・B・ロジャース,Jr.」 より

《一言コメント》 

本当にこの通りだなあと思います。

    

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