記事カテゴリ: FXテクニカル分析入門メルマガ バックナンバー一覧 , PIVOT入門(オシレーター系)

2008年5月17日

ピボット PIVOT リアクション・トレンド・システム その2 【FX・株のテクニカル分析入門 第60号】

先ほど、メルマガ最新号

FX・株のテクニカル分析入門 第61号 

平均足 Heikin (Heiken) Ashi (コマ足) 基本編

を発行致しました。

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以下は前号のバックナンバーです。

     

FX・株のテクニカル分析入門 第60号 

ピボット PIVOT リアクション・トレンド・システム その2

   
     
 
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  こんばんは。FXTECです。
     
  いつもご愛読ありがとうございます。
     
  感謝します。
    
    
    
  さて、本日は、デイトレーダーの間で絶大な支持を得ている
    
  PIVOT ピボット (リアクション・トレンド・システム)
   
  を用いた具体的な売買戦略についてご紹介します。
    
    
    
    

■えーっと、PIVOTって何だっけ?忘れちった
    
    
  詳しくは前号をご覧ください。
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_6/ 
    
    
  PIVOTとは、
    
  【名詞】 旋回軸,、(軸を中心として)旋回すること; 要(かなめ), 中心点
    
  という意味で、
    
  PIVOTポイントを中心にいくつかのサポートとレジスタンスを設定します。
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as310.JPG
    
    
    
  例によって米国の天才テクニカルアナリスト
    
  ワイルダー氏によって考案されたテクニカル指標です。
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/RSIwilder.PNG  
     
    
    
  PIVOTは「リアクション・トレンド・システム」とも呼ばれ、
    
  一定の範囲(リアクション・モード)では逆張り、
    
  その範囲を超えた場合(トレンド・モード)はトレンド発生と見て
    
  損切りドテンをするという、
    
  非常に明確で具体的な売買戦略パッケージでもあります。
    
    
   
    
     

■はいはい、ややこしい理念とかどうでもええからさっさと儲け方教えろ
     
     
  PIVOTの売買戦略と一言で申しましても
    
  その派生を含めると星の数ほどあります。
    
  本日はその一例をご紹介いたします。
     
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as312.JPG
    
    
    
  ●戦略その1 基本
    
  《ルール》
   
  S1で売り (リアクション・モード)
    
  S2で売り増し (リアクション・モード)
    
  →HBOPで損切り、ドテン買い (トレンド・モード)
    
    
  B1で買い (リアクション・モード)
    
  B2で買い増し (リアクション・モード)
    
  →LBOPで損切り、ドテン売り (トレンド・モード)
    
    
  《利食いルール》
  Pで利食い
    
  《手仕舞いルール》
  含み益でも含み損でもその日のうちに手仕舞う
   
    
  《検証》
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as327.JPG
   
  上記の教科書的ルールで独自に検証した結果、
   
  あっという間に破産することが分かりました。(苦笑)
      
  PIVOTは、教科書的ルールでトレードしてはいけません。  
    
  やはり、このメルマガでも繰り返しお伝えして参りましたが、
    
  闇雲に逆張りをするのは危険です。
    
  逆張りはトレンド系のフィルタを導入して、
    
  トレンドに反するエントリーを排除することが必要です。
 
  
    
    
    
  ●戦略その2 ↑の反省を踏まえて、フィルタの導入 SMA
 
 
  《ルール》
   
  ☆以下の場合、21日SMAの傾斜方向に反するサインは無視する。
 
 
  S1で売り (リアクション・モード)
    
  S2で売り増し (リアクション・モード)
    
  →HBOPで損切り(ドテン無し)
    
    
  B1で買い (リアクション・モード)
    
  B2で買い増し (リアクション・モード)
    
  →LBOPで損切り(ドテン無し)
   
      
  《利食いルール》
    
  Pで利食い
    
  《手仕舞いルール》
    
  含み益でも含み損でも次の日までに手仕舞う
    
  《検証》
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as329.JPG
    
  (※このチャートのPIVOTは、
  http://www.forex-tsd.com/indicators-metatrader-4/16-pivot-indicators.html
  のPivot.mq4 を利用させて頂きました。感謝します。)
    
  エントリーの回数はかなり減ってしまいましたが、
    
  かなりの高勝率を叩き出しました。
     
  PIVOTは意外にもSMAと相性がいいようです。
    
    
    
    
  ■でもこれ、書くの面倒くさいやん、常識的に考えて、、、
   
   
  エクセルで毎日ピボットを計算している方もいらっしゃるようですが、
    
  データを毎日入力するのは大変です。
     
  業者提供のチャートを利用するのが一番簡単です。
    
  ピボットをチャート上に表示してくれるのは、
    
  マネーパートナーズのハイパースピードです。
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as311.JPG
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
    
  非常に楽ちんです。
     
    
    
     
  以上、PIVOTを利用した戦略の一例をご説明致しましたが、

これ以外にも、他のインディケータを組み合わせることで

無数の戦略を考えることができます。

特にトレンド系のインディケータと組み合わせると面白いと思います。
    
  色々と考案してみると、宝探し気分で結構楽しいです。
    
    
    
  以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
    
   
  ■テクニカル分析ツール
   
  テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
   
  それぞれに利点があるので、
   
  以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
   
  いずれも無料なので、いざというときの為にも、
    
  5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
   
   
   
  【1】 外為どっとコム リアルタイムチャート 【DMI、ADX表示可能】
  一目均衡表、ポイント&フィギュア、ローソク足型を見るときは
  ここのチャートを使っています。
  日足の区切りはNYクローズ採用。
  口座開設で無料で使えます。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
     
   
   
  ※ セントラル短資 ハイパーチャート 【DMI、ADX表示可能】
  外為どっとコムと同じドリームバイザー社の最新チャートを採用しています。
  こちらは外為どっとコムよりも豊富な通貨ペアのチャートを見ることができます。
  ユーロポンド、ドルスイスなどのポイント&フィギュアを見るときは、
  ここのチャートを使っています。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
   
   
  【2】 MJ
  一目均衡表の表示が可能です。
  チャート上にニュースが表示できるのが便利です。
  日足の区切りはNYクローズ採用。
  口座開設&入金で無料で使えます。
  →  
   
   
   
  【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード 【DMI、ADX表示可能】
  一目均衡表の表示が可能です。
  日足の区切りはNYクローズ採用。
  口座開設&入金で無料で使えます。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
   
   
   
  【4】 GFT DealBook 【DMI、ADX表示可能】
  一目均衡表の表示が可能ですが、
  日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
  一目均衡表の表示にはおすすめしません。
  口座開設で無料で使えます。
  →GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
    
   
   
  【5】 MetaTrader 4(中級者以上向け) 【DMI、ADX表示可能】
  日足の区切りは各業者でバラバラです。
  日足で利用するには特殊なカスタマイズをする必要があります。
  初心者にはおすすめしません。
  →MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
   
   
   
  その他、業者比較はこちらで。
  http://hikaku.fxtec.info/
   
   
   
    
  ■ 次回予告
   
  次回は、海外でも知られている日本発のインディケーター
    
  平均足 Heikin (Heiken) Ashi (コマ足)
    
  をご紹介します。
    
    
    
  ───────────────────────────────────
   
  発行者サイト
  FXテクニカル分析&業者比較Blog
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/
   
  外為FX業者比較完全データベース
  http://hikaku.fxtec.info/
   
  お問い合わせ:fx@fxtechnical.net
   
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