先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第284号
Bollinger Bands再入門 10 BBとWBP、MTP分析.
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第283号
Bollinger Bands再入門 9 統計学
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は、
Bollinger Bands再入門 9 統計学とボリンジャーバンド
をご紹介します。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0019.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0022.jpg
★おまけ★
MT4テンプレートファイル:名付けて、「Wave-of-Chaos(カオスの波動)」
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/Wave-of-Chaos.tpl
→使い方 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?mt4tukaikata
このテンプレを使うのにおすすめの業者さん
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?alparij
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?cybermt4
■Bollinger Bands ボリンジャーバンドって何だっけ?
ボリンジャーバンド Bollinger Bands とは、
1980年代に米国のテクニカルアナリスト、
John Bollinger(1950~)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/John%20Bollinger.jpg
によって考案されたテクニカル分析で、
移動平均と、
移動平均を元に計算した標準偏差σ(シグマ)を
移動平均に加算、減算した値(±1σ、2σ、...)で求められます。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxtecb0049bb.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0006.jpg
※標準偏差とは何か
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2012/07/stddevrange_2_fx_271.html
このメルマガでは、
『ボリンジャーバンド入門』ジョン・ボリンジャー著
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
を参照しながら、ボリンジャーバンドの奥深い世界を
見ていこうと思います。
■概略(このメルマガでご紹介予定の章)
第一部 序論
・基本哲学
・原材料
・時間枠
第二部
・歴史
・構造
・Bollinger Bandsの指標
・統計
第三部
・パターンの識別
・ファイブ・ポイント・パターン
・W型ボトム
・M型トップ
・バンド・ウォーク
・スクイーズ
・戦略:ボラティリティ・ブレイクアウト
第四部
・Bollinger Bandsと指標
・Bollinger Bandsと出来高
・戦略:Bollinger Bandsとトレンドフォロー
・戦略:リバーサル
第五部
(省略)
第六部
基本原則15条
参考書:ジョン・ボリンジャー著『ボリンジャーバンド入門』
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
本日は、統計学とボリンジャーバンド
をご紹介いたします。
■統計
「株価が正規分布しないこと、
さらに通常適用できると考えていた統計上の法則が適用できるとは
かぎらないことを意味する。
(中略)
中心極限定理によれば、データが株価のように
正規分布しない場合でも、
無作為抽出をすれば正規分布となる部分集合が生まれて、
この部分集合には統計学の法則が適用できるという。
(中略)
そこで、(中略)ある程度統計学を適用できると期待しても
驚くことはないだろう。
(中略)
おそらくボリンジャー・バンドで最も興味を引かれるパターンは、
チャートに見られるリズミカルなバンドの収縮と拡大であろう。
(中略)
ボラティリティーは周期的で予測可能である。
(中略)
最も興味深いのは、
低いボラティリティーが高いボラティリティーを生み、
高いボラティリティーが低いボラティリティーを生む
という結論である。
これがスクイーズの根底になる考え方である。」
ジョン・ボリンジャー著『ボリンジャーバンド入門』より
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
《コメント》
ボリンジャーバンドと統計学の話です。
このボリンジャーバンドと統計学の関係については、
このメルマガでも詳しくご紹介いたしました。
StdDevRange 標準偏差レンジ 2 標準偏差とは何か
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2012/07/stddevrange_2_fx_271.html
詳しくは↑をご覧いただくとして、
何が言いたいか、結論から申し上げますと、
統計学では、
μ(平均値)±σ の範囲に入るデータの割合 0.6827(約68.3%)
μ(平均値)±2σの範囲に入るデータの割合 0.9545(約95.5%)
μ(平均値)±3σの範囲に入るデータの割合 0.9973(約99.7%)
とされていますが、
この法則がそのまま株式市場や為替市場に適用されるわけではない!
ということです。
上掲の引用の中で、考案者のボリンジャー氏自身も、
はっきりと認めておられます。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0019.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0022.jpg
したがって、
バンドにタッチしたから逆張りで売りだ!買いだ!
というのは、
あまり勧められる売買法ではないということになります。
ある程度の参考にはなりますが、
過信は禁物です。
ボリンジャー氏自身は、
バンドと価格の接触を売買の目安にするというよりも、
あくまでもバンドの拡大と縮小のサイクルに
注目すべきと主張しておられるようです。
■はいはい、でも自分で毎日ボリバンを計算するのは面倒やなあ・・・
基本的に、ボリンジャーバンドは全ての業者のチャートソフトで
描画できます。
さらに、1σ~3σ、4σ、5σまでを描画する、
MetaTrader 4のテンプレートを作ってみました。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/bb5sigma.tpl
(右クリック>対象をファイルに保存で、
パソコンに、bb5sigma.tplという名前で保存してください)
使い方はこちらをご参照ください。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?mt4tukaikata
なお、ボリンジャーバンドを日足で使う場合は、
終値が非常に重要です。
NYクローズを日足の終値にしている
アルパリ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?alparij
ワイジェイFXMetaTrader 4
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この2社がおすすめです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
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フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
みんなのFX 【無料】
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外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
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【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
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【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
(オススメ業者はAlpari、ワイジェイFX)
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
ボリンジャーバンド再入門 10 Pattern Recognition
をご紹介いたします。
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外為FX業者比較完全データベース
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