先ほど、メルマガ最新号

FX・株のテクニカル分析入門 第281号

Bollinger Bands再入門 7 構造 Construction

を発行致しました。

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以下は前号のバックナンバーです。


FX・株のテクニカル分析入門 第280号

Bollinger Bands再入門 6 バンドの歴史


 
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こんばんは。FXTECです。
 
いつもご愛読ありがとうございます。
 
感謝します。
 
 
 
 
 
さて、本日は、
 
Bollinger Bands再入門 6 バンドの歴史
 
をご紹介します。
 
 
 
 
 
 
★おまけ★
MT4テンプレートファイル:ボリンジャーバンド1~5σ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/bb5sigma.tpl
 
→使い方 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?mt4tukaikata
 
このテンプレを使うのにおすすめの業者さん
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?alparij
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?cybermt4
 
 
 
 
 

■Bollinger Bands ボリンジャーバンドって何だっけ?
 
 
ボリンジャーバンド Bollinger Bands とは、
 
1980年代に米国のテクニカルアナリスト、
 
John Bollinger(1950~)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/John%20Bollinger.jpg

JohnBollinger.jpg


 
によって考案されたテクニカル分析で、
 
移動平均と、
 
移動平均を元に計算した標準偏差σ(シグマ)を
 
移動平均に加算、減算した値(±1σ、2σ、...)で求められます。
 
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxtecb0049bb.jpg
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0006.jpg
 
 
※標準偏差とは何か
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2012/07/stddevrange_2_fx_271.html
 
 
このメルマガでは、
 
『ボリンジャーバンド入門』ジョン・ボリンジャー著
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
 
を参照しながら、ボリンジャーバンドの奥深い世界を
 
見ていこうと思います。
 
 
 
 
 

■概略(このメルマガでご紹介予定の章)
 
第一部 序論
 
・基本哲学
・原材料
・時間枠
 
第二部
 
・歴史
・構造
・Bollinger Bandsの指標
・統計
 
第三部
 
・パターンの識別
・ファイブ・ポイント・パターン
・W型ボトム
・M型トップ
・バンド・ウォーク
・スクイーズ
・戦略:ボラティリティ・ブレイクアウト
 
第四部
 
・Bollinger Bandsと指標
・Bollinger Bandsと出来高
・戦略:Bollinger Bandsとトレンドフォロー
・戦略:リバーサル
 
第五部
 
(省略)
 
第六部
 
基本原則15条
 
 
 
 
参考書:ジョン・ボリンジャー著『ボリンジャーバンド入門』
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
 
 
 
 
本日は、バンドの歴史
 
をご紹介いたします。
 
 
 
 

■歴史 History
 
 
「私たちが見つけたかぎりでは、バンドの最初の例は、
 
1960年にウィルフリッド・ルドゥーが著作権を取得した
 
トウィンライン・チャートであった。
 
 
(中略)
 
 
チェスター・W・ケルトナーが1960年に(中略)
 
10日間移動平均のルールを紹介した。
 
 
(中略)
 
 
1960年代、リチャード・ドンチャン

RichardDonchian.jpg
 
4週ルールを考案し、株価にトレーディング・エンベロープを
 
かぶせるという単純だがみごとな方法を開発した。(中略)
 
またこの発想は、タートルズと呼ばれる人たちが採用し、
 
ほかにも現在広く使われ成功をおさめている取引方法の
 
核心をなすものだと言われている。
 
 
(中略)
 
 
ジェラルディン・ワイスが編集していたニュースレター
 
「Investment Quality Trends -IQT」は、
 
1966年にバリュエーション・エンベロープという
 
新しいタイプのエンベロープを紹介した。
 
 
(中略)
 
 
次に重要な進展があったのは1970年で、(中略)
 
(J.M.)ハーストの関心は周期にあり、

hurst.gif

 
彼は株式の周期パターンを明らかにするため
 
「不変幅の曲線チャネル(Constant Width Curvilinear Channels)」
 
を用いた。
 
 
(中略) 
 
 
次の時代には(中略)移動平均を上下に平行に移動させて
 
価格の周囲にバンドを描くものであった。
 
 
(中略)
 
 
1980年代初期、(中略)ウィリアム・シュミットは、(中略)
 
パーセンテージを用いたバンドを使用した。
 
 
(中略)
 
 
1980年代初頭に、マーク・チェイキンとボブ・ブローガン
 
共同で作成した(中略)ボマー・バンド(中略)と呼ばれたこのバンドは、
 
(中略)前年の価格変動の85%をカバーした
 
トレーディング・バンドであった。
 
 
(中略)
 
 
ジム・イェーツは、1970年代後期から1980年代初頭まで活躍したが、
 
(中略)ジム・イェーツの功績は、オプション取引の
 
インプライド・ボラティリティーに基づいて
 
ゾーン(バンド)を作ったことである。
 
 
(中略)
 
 
ボリンジャー・バンドが生まれたのは1983年である。」
 
 
 
 
ジョン・ボリンジャー著『ボリンジャーバンド入門』より
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
 
 
 
 
 
《コメント》
 
 
テクニカル分析におけるバンドの歴史について整理されています。
 
 
■1960年 トウィンライン・チャート
 
 
■1960年 ケルトナーのチャネル
→ケルトナーチャネル入門
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/_keltner_channel/
 
 
■1960年代 ドンチャンのチャネル
→ドンチャン・チャネル入門
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/09/cbofx26_1.html
 
 
■1966年 バリュエーション・エンベロープ
 
 
■1970年 不変幅の曲線チャネル(Constant Width Curvilinear Channels)
 
 
■1970年代後半~1980年代 移動平均からの乖離に基づくエンベロープ
→エンベロープ入門
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/08/_envelope_fx75.html
 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/09/_envelopefx76.html
 
 
■1980年代初頭 ボマー・バンド
 
 
■1980年代 インプライド・リスク・インディケーター
→インプライド・ボラティリティ入門
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat121/
 ※「インプライド・リスク・インディケーター」については未解説
 
 
■1983年 ボリンジャー・バンド誕生
→ボリンジャー・バンド入門
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat110/
 
 
 
という流れです。
 
 
 
このメルマガで過去にご紹介したものについては
 
リンクを張っておりますので、
 
よろしければご参照ください。
 
 
「トウィンライン・チャート」、「不変幅の曲線チャネル」など、
 
まだご紹介していないものにつきましては
 
また機会があればメルマガでご紹介させていただこうと思います。
 
 
 
 
 
■はいはい、でも自分で毎日ボリバンを計算するのは面倒やなあ・・・
 
 
基本的に、ボリンジャーバンドは全ての業者のチャートソフトで
 
描画できます。
 
 
 
さらに、1σ~3σ、4σ、5σまでを描画する、
 
MetaTrader 4のテンプレートを作ってみました。
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/bb5sigma.tpl
(右クリック>対象をファイルに保存で、
パソコンに、bb5sigma.tplという名前で保存してください)
 
 
使い方はこちらをご参照ください。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?mt4tukaikata
 
 
なお、ボリンジャーバンドを日足で使う場合は、
 
終値が非常に重要です。
 
NYクローズを日足の終値にしている
 
アルパリ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?alparij
 
ワイジェイFXMetaTrader 4
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?cybermt4
 
この2社がおすすめです。
 
 
 
 
 
 
■テクニカル分析ツール
 
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
 
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
 
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
 
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
 
 
 
 
【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime 【無料】
 
フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
 
 
 
【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
 
みんなのFX 【無料】
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外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
 
 
 
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
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【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
正確な一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec 【無料】
 
 
 
【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
(オススメ業者はAlpari、ワイジェイFX)
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
 
 
 
 
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
 
 
 
 
■ 次回予告
 
 
次回は、
 
ボリンジャーバンド再入門 7 構造 Construction
 
をご紹介いたします。
 
 
 
 
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