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FX・株のテクニカル分析入門 第203号 

『三猿金泉秘録』

14 売買テクニック26~30資金管理

を発行致しました。

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以下は前号のバックナンバーです。


   

FX・株のテクニカル分析入門 第202号 

『三猿金泉秘録』

13 売買テクニック21~25順鞘と逆鞘

  
  
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こんばんは。FXTECです。 
  
いつもご愛読ありがとうございます。
  
感謝します。
  
  
  
さて、一目均衡表を独自に発展・進化させた「スパンモデル」で有名な
  
「マーフィー」こと柾木利彦氏ですが、
  
2/23(水)にマネーパートナーズ主催で、無料セミナーが開かれました。
   
とても楽しいセミナーでした。
  
その録画動画は、マネパの取引画面にログインして見ることができます。
(口座開設で無料で視聴できます)
    
詳細 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/sc20110226.png

sc20110226.png
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
   
  
なお、「スパンモデル」は、
  
・マネーパートナーズ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
起動画面 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/fxfxg6438.jpg

fxfxg6438.jpg
  
・FXプライム byGMO
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime
起動画面 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/fxfxg6440.jpg

fxfxg6440.jpg
  
・セントラル短資
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
起動画面 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/fxfxg6433.jpg

fxfxg6433.jpg
   
・サザ(GFT DealBook360)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?saza

    
  
で表示することができます。
(いずれも口座開設で無料で使えます)
  
  
  
  
さて、本日は
  
日本相場哲学の神髄  『三猿金泉秘録』 13 売買テクニックまとめ21~25
    
をご紹介します。
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/nikkosanen.jpg
  

nikkosanen.jpg

  
  
   
■三猿金泉秘録ってなんだっけ?
  
  
『三猿金泉秘録』とは、江戸時代に大阪堂島の米相場で活躍した
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/doujima.jpg

doujima.jpg
  
伝説の相場師、牛田権三郎(生没年不詳)が
  
六十余年に及ぶ相場経験の総まとめとして、その神髄を後世に伝えるべく、
  
宝暦五年(1755年)九月に書き上げた相場理論書です。
   
   
   
日本の相場理論としては
   
・本間宗久(1724~1803、江戸時代)の酒田五法
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat124/
    
・羽黒山人(生没年不詳)の羽黒法
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat125/
  
・細田悟一氏 (1898~1982)の一目均衡表
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat96/
  
が有名ですが、
  
『三猿金泉秘録』はそれらに比肩する相場理論として
  
現代の相場にも通じるとして、
  
現代でも信奉する相場関係者が少なくないと言われています。
  
  
  
それでは、以下、三猿金泉秘録のうち、
   
売買手法に関して言及された箇所のご紹介です。
   
  
  
  

■テク21 相場の流れを見極めよ
  
常弱気 損得知らぬ 大たわけ

 貧乏神の 氏子なるらん
  
《コメント》
   
マーケットにはいろんな人がいて、
  
常に売りだ売りだ(円高だ円高だ)と売りを煽る、
  
万年弱気の人がいます。
    
また逆に、常に買いだ買いだ(円安だ円安だ)と買いを煽る
  
万年強気の人がいますが、
  
それではダメだよ、ということです。
  
その時の相場の流れを読み、トレンドについていくことが
    
とても大事だということです。
  
  
同様の事をギャンも言っています。
  
18. Be just as willing to sell short as you are to buy.
Let your object be to keep with the trend and make money.
    
買いと同じくらい売りにも取り組みなさい。
ポジションがトレンドに沿うように維持し、
利が乗る状態にしなさい。
ギャンの価値ある28のルール 第15~第21条 ピラミッディングの謎
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2010/05/28_1521fx_162.html
  
  
  
  

■テク22,23,24 過大な鞘(さや)はバブルの兆候
  
上がる理と 皆人ごとに 極めたる
 大鞘ものに はたの種まけ
  
下がる理と 皆人ごとに 極めたる
 大下鞘に 買いの種まけ
   
高下とも 一割五分の 大鞘は
 いつでも米に むかう理と知れ
   
《コメント》
  
「鞘」(さや)とは先物取引用語で、
  
当限(とうぎり)と先限(さきぎり)の値段の開きの事です。
   
例:WTI原油先物 順鞘
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/sc0000111.png

sc0000111.png
  
例:NYダウ平均先物 逆鞘
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs04/sc0000nydaw.png

sc0000nydaw.png
  
この先物価格が、先に行くほど高くなっている場合は「順鞘」、
  
逆に、先に行くほど安くなっている場合は「逆鞘」、
  
といいます。
  
順鞘の場合は、マーケットが先高期待感に満ちている(※)、
  
逆鞘の場合は、マーケットが将来の価格低迷を織り込んでいる(※)、
  
というように、
  
マーケットの心理状態、トレンドを見極めるために、
  
この順鞘・逆鞘は、有効な判断材料として使えます。
   
※実際の商品相場はもっと複雑な理由で順鞘、逆鞘が発生します。
  
  
そして今回の句ですが、
   
この「鞘」が異常なまでに大きく開いていたら、
  
相場の過熱を示しているから
  
逆に張れ!
   
牛田翁はそう喝破しています。
  
具体的には15%の鞘が発生したら
  
天井、大底の兆候だと言います。
   
現代でも15%という数字がそのまま使えるとは言い難いと思いますが、
   
一つの考え方として参考になると思います。
  
 
  
  

■テク25 ブレイクアウト(保合放れ)の対処法
  
飛び下げは いつでも米に 向かうべし

 飛びあげならば 米にしたがえ
  
《コメント》
  
下方向のブレイクアウトには買い向かい、
  
上方向のブレイクアウトには流れに逆らわずに順張りせよ、
  
という教えです。
  
  
上方向のブレイクアウトに乗っかって順張りは良いとして、
  
なぜ下方向のブレイクアウトには逆張りで買い向かうのか?
  
と疑問に思われる方が多いと思います。
  
この点、当時(江戸時代)の米相場では、
  
基本的に有限な資源である米価の極端な値崩れはしづらく、
  
急激な値下がりがそのままトレンドになることは少ない、
  
というような特徴があったようです。
  
  
牛田翁は逆張り主義で売りの鬼のようなイメージがありますが、
  
実際には、
  
売りよりも基本的に買いを重視して相場を張っていたようです。
  
また、この句でも書かれているように、
  
ブレイクアウトの順張りを推奨していたというのは、
  
とても意外で非常に興味深いです。
  
  
  
なお、現代の金融マーケットでは、
  
上方向でも下方向でも、ブレイク→トレンド発生となることも多く、
  
安易な逆張りで捕まってしまって長期塩漬けになってしまう危険性も
  
あります。
  
基本的にブレイクアウト、保合(もちあい)放れに
  
逆らうのは賢明ではない
と考えます。
  
※保合放れにつけ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2009/09/13_fx127.html
  
   
  
  
※参考文献
『三猿金泉秘録-和歌で相場道を極める』
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sanen1
『マンガ 三猿金泉秘録』
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sanen2
※現代かな遣いで表記しました。
  
  
  
  
    
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
   
  
  
  

■テクニカル分析ツール
  
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
  
それぞれに利点があるので、
以下の6つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
  
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
6つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
   
※FXチャートソフト比較特集
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【2】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。
   
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フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
  
  
  
【3】 みんなのFX、MJ (初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
  
みんなのFX 【無料】
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【4】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4 【無料】
  
  
  
【5】 GFT DealBook (中級以上向け)
一目均衡表の表示が可能ですが、
旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
一目均衡表の表示にはおすすめしません。
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その他、業者比較はこちらで。
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■ 次回予告
  
  
次回は、
  
 
日本相場哲学の神髄 三猿金泉秘録 三猿流売買テクニック総まとめ26~30
    
をご紹介いたします。
  
  
  
  
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