先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第186号
プライスオシレータ 1 PPO、APO、DPOの違い
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第185号
Coppock indicator コポック指標 3 売買サインと検証
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、テクニカル分析および現代金融工学で重要な概念である、
「フラクタル fractal」ですが、
その概念を提唱されたブノワ・マンデルブロ博士(Benoit B. Mandelbrot, 1924-2010)が、
先週10月14日、米マサチューセッツ州のケンブリッジで亡くなられました。
ブノワ・マンデルブロ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%8E%E3%83%AF%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%AD
ご冥福をお祈りいたします。
フラクタルについてはこちらで分かりやすく紹介されています。
フラクタル 万物のデザインの数学
http://kamakura.ryoma.co.jp/~aoki/paradigm/furactal.htm
フラクタル - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%AB
Fractal - Wikipedia, the free encyclopedia http://en.wikipedia.org/wiki/Fractal
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fractale.png
フラクタルは、テクニカル分析でも非常に重要な考え方です。
チャートはまさにフラクタルな自己相似構造で、
年足、月足、週足、日足、時間足、分足、秒足それぞれが
栄枯盛衰、諸行無常の物語を織りなしています。
ボリンジャーバンド ボラティリティ・ブレイクアウト戦略
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/04/fx3.html
エリオット波動理論においても、
波動の自己相似構造、フラクタル構造論がその核心に据えられています。
エリオット波動理論 【2】 エリオット波動原理の基本原則
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/12/_fx36.html
エリオット波動理論 ロガリズミック・スパイラル
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/02/13fx47.html
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/logarithmicspiral.jpg
http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Brassica_romanesco.jpg
http://en.wikipedia.org/wiki/Image:NautilusCutawayLogarithmicSpiral.jpg
http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Low_pressure_system_over_Iceland.jpg
http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Messier51.jpg
とても面白い概念なので、是非上記参考リンクをご参照ください。
さて、もう一点お知らせがありまして、
FXプライム byGMOの人気ツール、ぱっと見テクニカルですが、
先般、その使い方のご紹介記事を書かせていただきました。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2010/10/fx_52.html
よろしければご参照ください。
さて、本日は
Coppock indicator コポック指標 3 売買サインと検証
をご紹介します。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxfxg5072.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime
■コポックってなんだっけ?
コポック指標 Coppock indicatorとは、
Edwin Sedgewick Coppock(米国人)によって開発されたテクニカルインディケータで、
1962年に投資情報誌の Barron's Magazineで発表されました。
Coppock curve とも呼ばれます。
大きな流れを見るためのもので、
月足での利用を想定して開発されたようです。
具体的には、14ヶ月ROCと11ヶ月ROCの和の加重移動平均が
コポック指標となります。
※ROC入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fxroc/
ここでなぜ11ヶ月と14ヶ月という期間を使うのかということですが、
小話があります。
コポックが経済アナリストとして活動していた頃、
とあるキリスト教の教会から
長期投資の助言を求められたことがありました。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/church.jpg
そのとき彼は、マーケットが絶頂の天井をつけて下降基調に転換するのは、
肉親に先立たれたようなもので、
(立ち直るには)喪に服する期間が必要だとふと思いました。
彼は神父さんに、普通、喪に服する期間はどれくらいなのかと尋ねると、
神父さんは、11ヶ月から14ヶ月です、と答えたそうです。
そこでコポックは着想を得て、
その数値をCoppock indicatorに使うことにしたということです。
面白い発想だと思います。
■はいはい、で、どうやって儲けたらええねん?
コポック指標が安値圏で上向きに転換したら買い、
高値圏で下向きに転換したら売り、
と見るのが基本です。
ユーロドル月足
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxfxg5123.jpg
ドル円月足
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxfxg5120.jpg
ダイバージェンスを見たら使えるかも?
ドル円週足
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxfxg5121.jpg
±30からの反転が使える?
ドル円日足
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxfxg5127.jpg
《コメント》
というわけで、面白い発想の指標ですが、
トレンドを的確に教えてくれるわけでもなく、
基本的には実戦ではあまり役に立たなさそうです。
が、ダイバージェンスなどを組み込むと、
特にドル円では利用の余地があるかもしれません。
とりわけ、まさに今現在、ドル円月足、週足、日足で
いつダイバージェンスが点灯してもおかしくない状況になっており、
コポック指標的にはドル円反転警戒態勢に入っています。
実際にはどうなるのか、今後の推移に注目したいと思います。
■はいはい、でも自分で書くのは面倒くさいの~
自分で毎日Coppock indicatorを計算するのは大変です。
以下の業者のチャートを使えば簡単に表示できます。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxfxg5072.jpg
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime
是非ご活用ください。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の7つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
7つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 ドリームバイザー系チャート
一目均衡表、ローソク足型、ポイント&フィギュアを見るときは
ここのチャートを見ています。
高値安値に自動的に日付と値を記入してくれるので非常に便利。
おすすめです。
GMOクリック証券 FXチャートGOLD
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec
フォーランド DRV分析チャート
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?foreland
【2】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime
フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
【3】 みんなのFX、MJ (初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
みんなのFX
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
MJ
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
【4】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
【5】 GFT DealBook (中級以上向け)
一目均衡表の表示が可能ですが、
旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
一目均衡表の表示にはおすすめしません。
※最新のDealBook 360だと問題なしです。
口座開設で無料で使えます。
→GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
【6】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
自分で問題解決できない初心者の方にはおすすめしません。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
プライスオシレータ
をご紹介いたします。
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