今週の超重要経済指標・イベント

Mon Nov 24 
All Day  JPY  Bank Holiday   
18:00  EUR  German Ifo Business Climate IFO景況指数
24:00  USD  Existing Home Sales 中古住宅販売件数
   

Tue Nov 25 
25th-28th  GBP  Nationwide HPI
18:45  GBP  MPC Treasury Committee Hearings     
22:30  CAD  Core Retail Sales 小売売上高
22:30  USD  Prelim GDP
24:00  USD  CB Consumer Confidence  消費者信頼感指数
  

Wed Nov 26 
18:30  GBP  Revised GDP
22:30  USD  Core Durable Goods Orders 耐久財受注
22:30  USD  Unemployment Claims  新規失業保険申請件数
24:00  USD  New Home Sales 新築住宅販売件数 
  

Thu Nov 27 
6:45  NZD  Trade Balance 貿易収支
9:30  AUD  Private Capital Expenditure
11:00  NZD  NBNZ Business Confidence 
All Day  USD  Bank Holiday     
  

Fri Nov 28 
6:45  NZD  Building Consents 住宅建設許可
20:00  GBP  CBI Realized Sales  

(夕暮れに染まる山中湖と霊峰富士 綺麗でした。バブル破れて山河あり)

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(撮影カメラ:NIKON D40 AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II)

参考:Forex Calendar @ Forex Factory(日本時間はGMT+9、DST OFF)


   

■相場観

   

■ドル円

  

≪月足≫

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一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

  
    

月足はいよいよ1995年4月安値79.75を起点とする

ファンラインの第三線(約108)に接触。

円安波動の最終戦争到来。

ファン理論についてはこちらで解説しています。

   
    

エリオット波動理論による分析でも、

1995年4月安値79.75を起点とするトレンドラインが重要な意味を持つ。 

※エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

残念ながら月足ベースでブレイクアウトが確定。

基本トレンドは弱気に確定。 

これから数年は、基本戦略は戻り売り。 

  

≪週足≫

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一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

一目均衡表恐るべし。

  

≪日足≫

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一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

  

三角保合を下方ブレイクし、弱気トレンド入りと言わざるを得ない。

しかし、後述のNYダウとの連動が妙な具合で、

何かが変だと私の直感が叫んでいる。

   

《4時間足》

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三角保合を下方ブレイクし、安値もきっちりと更新している。

暴落イケイケのチャートだ。

   

しかし、金曜日の値動きがどうにも納得できない変な動きだった。

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/11/post_405.html

   

木曜日の引け間際にNYダウが安値を更新し、

それに連動する形で、ドル円クロス円も下方ブレイクした。

それはいい。いつものパターンである。

   

問題は金曜日だ。

  

前日のNYダウが安値を更新して暴落しているのに、

なぜか日経平均が暴騰した。

これがまず違和感があった。

なんか変だなあ、と。

NYダウが安値を更新しているというのは、最強の悪材料だろう、と。

今までの必勝パターンとはちょっと違うな、と。

   

その晩、案の定NYダウが暴落し、木曜日の安値をさらに更新した。(先物、現物双方)

今までのパターンだと、ドル円、クロス円も気が狂ったように暴落してしかるべきだった。

私は例の三角保合下方ブレイクでドル円の売りポジション(95.71売り)を持っていたので、勝利を確信した。

   

しかし、現実には、NYダウの暴落などどこ吹く風状態だった。

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NYダウ自身も、安値を更新したものの、ブレイクアウトせずに

元に戻ってしまった。

   

私の直感は、そこでけたたましく警報を鳴らした。

何か変じゃないか??、と。

   

結局、その後のNYダウ、ドル円暴騰で、ドル円の売りポジションは同値撤退となった。

   

【戦略】

三角保合下方ブレイクに追従して、95.71売り 10万ドル

   → 同値でストップが付き撤退。

現在ポジション無し。

   

4時間足の下降トレンドラインを上方ブレイクしたら買ってみたい。

ちょっと地合いが変なので、売りは無し。

ただし、安値を更新し、かつ、NYダウが暴落した場合は、売り追従。

   

   

■おまけ NYダウのデータを分析してみました。

1998年~2008年の月中安値ランキング

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NYダウ1977年からのチャート 7000ドル前半が、非常に強いサポートになっていることが分かります。

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ぱっと見、まさに今、反転ポイントにあることが分かります。

今後、三尊を形成していく可能性に留意したいです。

データ:http://finance.yahoo.com/q/bc?s=^DJI

   

   

■ユーロドル

  

月足

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諸行無常、盛者必衰。

永遠の上昇、それは幻想である。

しかし、永遠の暴落もまた、幻想である。

   

月足の雲上限でぴったり止まった。(笑)

一目均衡表凄すぎ。

チャンス到来。

   

週足

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月足トレンドラインで反転して、

フィボナッチリトレースメント38.2%達成、50%戻し手前で失速。

週足の雲がキッチリと仕事をしてくれた。

一目均衡表、はっきり言って、凄すぎるとしか言いようがない。

  

メジャード・ムーヴ、下降N波動の目標値は達成。

月足の雲の件とあわせて考えて、ここから下は難しそう。

   

しかし、エリオット波動理論で考えると、下方ブレイクもあり得ると言わざるを得ない。

(コンティニュエイション・パターン)

  

要は、上下どっちに抜けるか、そんなもの分かるわけないので、

抜けた方に追従。

   

日足

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4時間足

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一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

   

ユーロドルもまた新たな保合を形成。

やはり月足の雲上限がすさまじい堅さのようだ。

ディセンディング・トライアングルを形成。

エリオット波動理論 【8】 調整波のパターン その3 トライアングル 三角保合 コンティニュエイション・パターン 

   

はっきり言って、上に行っても下に逝ってもおかしくない。

しばし様子見。

安値下方ブレイク、あるいは戻り高値更新で追従。

ブレイクアウト待ち。

   

【戦略】

1.3889 30万ユーロ 売り アホールド中

→1.2719で利益確定。感謝します。

  

新たなブレイクアウト待ち。

  

NYダウの件もあわせて考えると、一旦戻りの波動に転換する可能性が高いのではないかと、

妄想している。

    

   

■ドルインデックス、ドルインデックスチャート
 

FRBドルインデックス
 

FINEXドルインデックス

   

■今週の未来レート
 

GCI Real-Time Forex Quotes (未来レート1)
 

SAXOリアルタイムクオート、チャート(未来レート2)
 

Yahoo! Finance クオート (未来レート3)
 

OANDA FXTrade(未来レート4)
 

Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)(未来レート5)      
 

   

■今週の「バブル破れて山河あり」ギャラリー

(以下撮影カメラ:NIKON D40 AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II)

※一応、ちゃんと私が撮影した写真です。笑

富士山遠景 自衛隊基地の近くで撮影

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山中湖から撮影 夕暮れに染まる富士山 雄大にして優美 日本一の山です

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美しい国、日本に生まれて幸せです

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香嵐渓の紅葉も綺麗でした

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香嵐渓近くの宿場町、足助の街中で見つけたワンコ

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■今週の相場格言

アーチェリーと同じように、

トレーディングでも、

努力、力み、緊張、葛藤があり、

自然の流れを変えようとしているときなどは、

必ず間違っています。

(中略)

マーケットと調和していないのです。

完全なトレードは、努力を必要としません。

『新マーケットの魔術師』 
第7章 トレーディングの心理学 匿名トレーダー より

《一言コメント》 

己をむなしゅうして、我を捨てる、

大きな流れに乗る、身を任せる、 

そういうことでしょうか。

万事に通じるような気がします。