今週の超重要経済指標・イベント

Mon Jun 23 
17:00  EUR  German Ifo Business Climate Index IFO景況指数
     

Wed Jun 25 
Tentative  EUR  ECB President Trichet Speaks  トリシェ発言   
21:30  USD  Core Durable Goods Orders 耐久財受注
23:00  USD  New Home Sales   新築住宅販売件数
   

Thu Jun 26   
3:15  USD  FOMC Statement FOMC声明
3:15  USD  Federal Funds Rate FOMC政策金利
(今週最大のイベント)
 ※過去のFOMC相場はこちらでまとめています。

7:45  NZD  Current Account 経常収支 
17:45  GBP  MPC Treasury Committee Hearings     
23:00  USD  Existing Home Sales 中古住宅販売件数
   

Fri Jun 27 
7:45  NZD  GDP
7:45  NZD  Trade Balance 

参考:Forex Calendar @ Forex Factory(日本時間はGMT+9、DST OFF)


■相場観

   

■ドル円

  

≪月足≫

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一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

  

月足はいよいよ1995年4月安値79.75を起点とする

ファンラインの第三線(約108)に接触。

円安波動の最終戦争到来。

ファン理論についてはこちらで解説しています。

   

エリオット波動理論による分析でも、

1995年4月安値79.75を起点とするトレンドラインが重要な意味を持つ。

※エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

残念ながら月足ベースでブレイクアウトが確定。

  

基本トレンドは弱気に確定。

これから数年は、基本戦略は戻り売り。

  

数年かけて80円を目指す下降トレンドが続くと考える。

  

戻りの波動がいよいよブレイクしたラインに接近してきた。

チャンス到来。

    

≪週足≫

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一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

   

日足で買いサインが点灯し、

大暴落の序章は終わったように思える。

110程度までの戻りは十分あり得るだろう。

   

しかし、これは長期下落トレンドの調整局面と見る。

大暴落の第二章が、再び始まると考えて居る。

ファン理論にしたがって、110程度まで戻れば叩き売ってみたい。

   

また、124.13(2007年最高値)→95.73(2008年3月安値)のフィボナッチリトレースメントは

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であり、やはり半値戻し(50%)の110円が重要なテクニカルポイントとして浮上する。

110円前後に要注目だ。

    

≪日足≫

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一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

平均足の見方はこちらで解説しています。   

   

一目均衡表の雲も突破し、三役好転示現。

テクニカル分析的には、地合いは上昇トレンド。

   

一目均衡表の教科書通り、雲の上で力強い上昇。

一目均衡表は、本当に凄いと思う。

   

ところで、経済ファンダメンタルズを見ると、

雇用統計もボロボロであり、米経済は全く良くない。 

しかし、現実にはいつの間にやらドル高トレンド。

ファンダメンタルズ分析ではこのドル高を全く説明できない。

(無理矢理説明しようと思えば説明できるのでしょうが。)

ニュースのたぐいを見るだけでは、相場では勝者になれないとつくづく思う。

   

【戦略】

102.79 10万ドル 買い アホールド

利益確定ストップを置いて放置。

110手前で利食いドテン売りの予定。

   

なお、日柄の分析から6月13日~6月30日前後の転換を想定している。

特に、今年安値3/17から一巡となる6/30に要注目。

  

おまけ 一目均衡表 日柄分析(計算ファイルは、メルマガのおまけについています)

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※ドル円は6/16に小天井を打ちましたが、6/16(月)は6/13(金)の翌営業日であり、

6/13の転換日予想はほぼ的中と言って良いでしょう。

次は、6/30に要注目です。

  

   

■ユーロドル

  

月足

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週足 

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安値を更新すれば、ダウ理論上、ダウントレンドに転換だが、

結局安値更新に失敗。

レンジを形成。

しばし様子見。

  
 

日足

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一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

【コメント】

史上最高値1.6019を示現してから、材料も何もないのに突然大暴落。

水面下で我々一般大衆の知らない「何か」が進行しているのだろう。

    

週足の流れに変化が顕れている。

安値を下抜けば、ダウ理論上トレンド転換となり、

深い調整になる可能性あり。

結局は安値更新に失敗し、レンジ入りを示唆。

上下どちらかにブレイクアウトしてトレンドが出るまで様子見としよう。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

     

【戦略】

1.5511 20万ユーロ → 同値撤退。

しばらく様子見。

  

  

■FRB ドルインデックス

FRB: Foreign Exchange Rates, Web-Only Daily Update

FINEXドルインデックス

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■今週の未来レート

GCI Real-Time Forex Quotes (未来レート1)

SAXOリアルタイムクオート、チャート(未来レート2)

Yahoo! Finance クオート (未来レート3)

OANDA FXTrade(未来レート4)

Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)(未来レート5)      

   

   

■今週の相場格言

Q:あなたの経験上、幸福であることの最も基本的な要素とは何でしょう?

クラウス:最も重要な要素は、

自分の人生をコントロールできている、

ということです。

その他すべては、

二次的なものでしかありません。

『新マーケットの魔術師』 
第七章 トレーディングの心理学 ロバート・クラウス より