今週の超重要経済指標・イベント
Mon Apr 21
10:30 AUD PPI 生産者物価指数
Tue Apr 22
22:00 CAD Interest Rate Statement カナダ中銀政策金利
23:00 USD Existing Home Sales 中古住宅販売件数
Wed Apr 23
10:30 AUD CPI 消費者物価指数
17:30 GBP MPC Meeting Minutes BOE議事録
21:30 CAD Core Retail Sales 小売売上高
Thu Apr 24
6:00 NZD Interest Rate Statement RBNZ(NZ準備銀)政策金利
17:00 EUR German Ifo Business Climate Index IFO景気動向指数
17:30 GBP Retail Sales 小売売上高
21:30 USD Core Durable Goods Orders 耐久財受注
23:00 USD New Home Sales 新築住宅販売件数
23:30 CAD BOC Monetary Policy Report
Fri Apr 25
17:30 GBP GDP 英GDP
参考:Forex Calendar @ Forex Factory(日本時間はGMT+9、DST OFF)
■相場観
■ドル円
≪月足≫
月足はいよいよ1995年4月安値79.75を起点とする
ファンラインの第三線(約108)に接触。
円安波動の最終戦争到来。
エリオット波動理論による分析でも、
1995年4月安値79.75を起点とするトレンドラインが重要な意味を持つ。
残念ながら月足ベースでブレイクアウトが確定。
基本トレンドは弱気に確定。
これから数年は、基本戦略は戻り売り。
数年かけて80円を目指す下降トレンドが続くと考える。
≪週足≫
週足は安値を切り下げ、下降波動確定。
基本戦略は戻り売り。
日足で買いサインが出始めている。
大暴落の序章は終わったように思える。
110程度までの戻りは十分あり得るだろう。
しかし、これは長期下落トレンドの調整局面と見る。
大暴落の第二章が、再び始まると考えて居る。
ファン理論にしたがって、110程度まで戻れば叩き売ってみたい。
≪日足≫
日足でダウ理論上のトレンドが転換。
下降トレンドラインも突破し、イケイケムード。
雲も簡単に突破しそうな雰囲気。
しかし、下記のようにユーロドルが最高値更新しているのが気持ちが悪い。
気分的には、すっきりとドル買いに踏み切れないというのが正直な気持ちだ。
【戦略】
雲突破で追従買い。
110前後でドテン売りの予定。
■ユーロドル
月足
週足
日足
【コメント】
日足はアセンディング・トライアングルを上方ブレイクした後、イケイケムードだったのが、
1.6を攻めているうちに、いつの間にか流れがドル買いになり、
暴落してしまった。
先週の米経済指標は、ことごとく悪い結果で、
予想よりもかなり悪いサプライズの悪材料もたくさんあった。
しかし、何故か理由は分からないが4/17あたりからマーケットの雰囲気が突然ドル買いになった。
悪材料を無視してのドル買い。
風向きが変わったような雰囲気。
水面下で、一般大衆(私含む)が知らない「何か」が起こっている模様。
【戦略】
1.5909 30万ユーロ 買い → 1.5911で薄利撤退
何か様子が変(私たちの知らない「何か」が水面下で起こっているよう)なので、しばし様子見。
基本的にはマーケットの意志は上昇トレンド継続か。
■FRB ドルインデックス
FRB: Foreign Exchange Rates, Web-Only Daily Update
前代未聞の歴史的超ハイパードル安。
底割れ。ドルは奈落の底に転落中。
我々は今まさに、歴史を目撃している。
諸行無常、おごれるものは久しからず、である。
祗園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず 唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ 偏に風の前の塵に同じ。
『平家物語』 より
しかし、永遠の上昇が幻想であるのと同じで、
永遠の暴落もまた、幻想である。
嵐が過ぎ去った後には、美しい虹が空を飾る。
厳しい冬も永遠に続くわけではなく、
冬のあとには、草花が生い茂り鳥たちが舞う春が訪れる。
ドル安も永遠に続くわけではなく、必ず反転する。
■今週の未来レート
GCI Real-Time Forex Quotes (未来レート1)
SAXOリアルタイムクオート、チャート(未来レート2)
Yahoo! Finance クオート (未来レート3)
OANDA FXTrade(未来レート4)
Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)(未来レート5)
■今週の相場格言
そしてジェシーはまた新しい教訓を見いだした。
それは
「株価が変動する姿にのみ意識を集中させよ。
変動の理由に気をとられるな」
だった。
値動きの理由を数え上げれば無数にあるはずだった。
そしてたいていは後になって正確な要因が明らかとなる。
しかし、そうした"後知恵"は、
理解できたところで一セントにもならないのだ。
『世紀の相場師 ジェシー・リバモア』リチャード・スミッテン著より