■今週の超重要経済指標・イベント
Mon Jan 7
6:45 NZD Trade Balance 貿易収支
Tue Jan 8
9:30 AUD Building Approvals 住宅建設許可
Wed Jan 9
0:00 USD Pending Home Sales 中古住宅販売保留
9:30 AUD Retail Sales 小売売上高
Thu Jan 10
9:30 AUD Trade Balance 貿易収支
21:00 GBP Interest Rate Statement BOE政策金利
21:45 EUR ECB政策金利
22:30 EUR ECB President Trichet Speaks ECB総裁トリシェ会見
Fri Jan 11
3:00 USD Fed Chairman Bernanke Speaks バーナンキ発言
18:30 GBP Industrial Production 製造業生産高
21:00 CAD Employment Change 雇用ネット変化
22:30 USD Trade Balance 貿易収支
22:30 CAD Trade Balance 貿易収支
参考:Forex Calendar @ Forex Factory (日本時間はGMT+9、DST OFF)
■相場観
■ドル円
≪月足≫
月足はいよいよ1995年4月安値79.75を起点とする
ファンラインの第三線(約108)に接触。
円安波動の最終戦争到来。
エリオット波動理論による分析でも、
1995年4月安値79.75を起点とするトレンドラインが重要な意味を持つ。
しかし、この月足上昇トレンドラインは簡単にはブレイクしないと考える。
先週金曜日の雇用統計で、この月足トレンドラインの下方ブレイクが仕掛けられたが、
結局跳ね返された。
このラインを挟んで、今後も攻防があると考えて居る。
余談だが、ランダムウォーク論者※は、
(※市場の価格変動は、全てランダム、偶然の産物であるという理論)
このチャートを見て何と言うのだろうか。
トレンドラインで止まったのは、あくまでも偶然と言い張るのだろうか。
私は、とても偶然とは思えない。
何らかの相場力学が背後で機能していると考えるのが自然ではないか。
ご参考:テクニカル分析の本質 【FX・株のテクニカル分析入門 第1号】
≪週足≫
週足は安値を切り下げ、下降波動確定。
中期基本戦略は戻り売り。
あせらず、じっくりと売り場を探すのが得策。
日足が弱気に転換したので売り。
≪日足≫
先週は凄い大相場だった。
正月早々、無茶苦茶な仕手相場。
しつこく円を売る日本人が居ない間に円高にしようということだろうか。
ポンド円 三尊を下方ブレイク
NYダウ ダイヤモンド・フォーメーションを下方ブレイク
終わりの始まりへの扉が、開きつつある。
ポンド円の下方ブレイクに連動して、ドル円、その他クロス円も崩壊。
【戦略】
112.65 20万ドル 買い →110.45 損切り
110.45 ドテン売り 30万ドル → 108.11 利食い
現在 108.06 30万ドル 買い
■ユーロドル
【コメント】
変態的な強さ。
どうしても下がると困るおじさんたちがいるようだ。
また、ユーロポンドで10年に1度の大相場になっている。
とてもではないが、ユーロを売る気にはなれない。
かといって、歴史的高値のユーロを買う気にもなれない。
というわけで、週足が上下どちらかに抜けるまで
しばらく様子見。
【戦略】
しばらく様子見
週足がどこまで戻り高値を付けるかを見物。
史上最高値を抜くか、抜かないかに注目。
史上最高値を抜かずに反落した場合、
ダウ理論でダウントレンド転換の可能性が高まる。(週足)
史上最高値を更新した場合、理屈抜きで追従。
一応、史上最高値を抜かず、ダブルトップを示現するのがメインシナリオ。
■FRB ドルインデックス
FRB: Foreign Exchange Rates, Web-Only Daily Update
前代未聞の歴史的超ハイパードル安。
再度下落中。
永遠に下落するような錯覚に陥るが、
永遠の下落などあり得ない。
■今週の未来レート
GCI Real-Time Forex Quotes (未来レート1)
SAXOリアルタイムクオート、チャート(未来レート2)
Yahoo! Finance クオート (未来レート3)
OANDA FXTrade(未来レート4)
Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)(未来レート5)
■今週の相場格言
僕にとって重要なことは、
(1)長期トレンド
(2)現在のチャート・パターン
(3)最良の売買ポイントをつかまえること
だ。
これらが僕のトレードを構成する主な要素なんだ。
そしてずっと下がった4番目の位置に
ファンダメンタルズがある。
結局、これでは儲かってはいない。
『マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣』
第一章 「先物と通貨 エド・スィコータ」 より