先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第23号
ダウ理論 6法則 その5
トレンドは出来高でも確認されなければならない
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第22号
ダウ理論 6法則 その4
平均は相互に確認されなければならない
こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
今日は、 ダウ理論 第四法則 についてご紹介します。
【法則その4】 平均は相互に確認されなければならない
■具体的には?
ダウは、工業平均と鉄道平均について、
この両者が同じシグナル(第六法則で解説予定)
を示さない限り、本格的なトレンドは発生しない、
と言いました。
そして、シグナルの発生は、
接近していればいる程、強いサインとされます。
■はいはい。で、現代の為替や株と何の関係があるンや?
現代の株や為替では、直接には使えない法則です。
ダウ鉄道平均(現代では「ダウ輸送株平均」)など、
注目している人はほとんどいないでしょう。
しかし、ここで示されている「考え方」は現代でも妥当します。
すなわち、一つの指数の分析だけではなく、
複数の指数を総合的に解析し、
よりマクロの地合を、
総合的に見極めなければならないということです。
■なるほど。で、具体的には?
●日本株の分析
例えば日本の株相場を分析する場合、
日経平均や日本国内のファンダメンタルズを
分析するだけではダメです。
NYダウ、ナスダック、上海総合指数、為替、
最低でもこれらをチェックするのは常識とされます。
特にNYダウが、翌日の東京株式市場に
かなり強い影響を及ぼしています。
ご参考:SAXOリアルタイムクオート、チャート
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2006/12/saxo_1.html
●ドル円、クロス円の分析
ドル円、クロス円についても同じ事が言えます。
現在のドル円とクロス円は、不思議なことに
米国株と密接に連動しています。
ドル円 1時間足
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/ah417.JPG
ポンド円 1時間足
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/ah418.JPG
豪ドル円 1時間足
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/ah419.JPG
ダウ工業株平均 1時間足
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/ah416.JPG
ナスダック総合指数
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/ah420.JPG
似たようなチャートです。
ダウが暴落すればクロス円も暴落、
ダウが急騰すればクロス円も急騰しています。
ドルだけの材料、円だけの材料を見ても
円相場がどうなるかは分からない。
それが、現代の為替市場なのです。
●テクニカル分析指標
また、テクニカル分析では、
MACD、ボリンジャーバンド、移動平均、一目均衡表、等々、
様々なインディケータ(指標)がありますが、
これらは一つだけでなく、
複数のものを上手く組み合わせるのが肝要です。
○○日SMAが上向きで、一目均衡表が○○のときに、
MACDが○○で、ボリンジャーバンドが△△のときに買う、
というように、複数のインディケータが
自分が決めたサインを出すのを、ただひたすら待つ、
これがコツだと思います。
テクニカル分析の碩学、アレキサンダー・エルダー氏は、
2~5つのインディケータを組み合わせることを
推奨しておられます。
■ テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の五つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
★ 外為どっとコム リアルタイムチャート
一目均衡表、ポイント&フィギュア、ローソク足型を見るときは
ここのチャートを使っています。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設で無料で使えます。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
★ MJ、パンタレイ証券
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
★ マネーパートナーズ ハイパースピード
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
★ GFT DealBook
一目均衡表の表示が可能ですが、
日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
4時間足での表示がオススメです。
口座開設で無料で使えます。
→DragonFX24 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?16
→GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
★ MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには
特殊なカスタマイズをする必要があります。
→MetaTrader系業者さん http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?MT
■ 次回予告
次回は、
ダウ理論 その5
「トレンドは出来高でも確認されなければならない」
をご紹介します。
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