先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第172号
ケルトナーチャネル Keltner channel 2
伝説の「55」で、驚愕のパフォーマンス
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第171号
ケルトナーチャネル Keltner channel 1
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おまけでお付けしました。
自分で言うのもなんですが、きっとお役に立てると思います。
詳細 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2010/07/fx_51.html
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は
ケルトナーチャネル Keltner channel 1
をご紹介します。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxfxe1106.jpg
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxfxe1107.jpg
(チャート by アイネットFX
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?swingtrading2010 )
■ ケルトナーチャネル?なんじゃそりゃ?オカルトか?
ケルトナーチャネルとは、
独自の移動平均と上下のバンドによって構成されるテクニカル指標で、
チェスター・ケルトナー(Chester W. Keltner (1909-1998))によって
1960年頃に開発されました。
(『How To Make Money in Commodities』)
その後様々な改良が加えられ、独自の発展を遂げました。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxfxe1106.jpg
一見すると、ボリンジャーバンドやエンベロープに似ていますが、
それらとは全く違ったオリジナルなものです。
それらと根本的に違う点としては、
ケルトナーチャネルは「値幅、レンジ」をきわめて重視しているのが特徴です。
※ボリンジャーバンド
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat110/
※エンベロープ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/09/_envelopefx76.html
■はいはい、で、どうやって書いたらええねん?
ケルトナーチャネルには新旧二種類あります。
●チェスター・ケルトナーによるオリジナルバージョン(旧モデル)
☆中央ライン(中間移動平均):
(高値+安値+終値)÷3の10日間単純移動平均(SMA)・・・【1】
☆アッパーバンドとロウワーバンド
レンジ(値幅)の移動平均値:
(高値-安値(トレーディング・レンジ))の10日間単純移動平均(SMA)・・・【2】
アッパーバンド(上のバンド):【1】+【2】
ロウワーバンド(下のバンド):【1】-【2】
つまりこれは、高値安値を加味した中央の移動平均に、
高値安値のレンジ幅の平均値を付加したもので、
平均レンジ幅を通常動きうるボラティリティと見立てて、
想定ボラティリティの範囲を図示したものと言えるでしょう。
※移動平均とは
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/04/fx4.html
●ケルトナーの発表後に改良されたバージョン
(新モデル、アイネットFX採用のケルトナーチャネル)
☆中央ライン
(高値+安値+終値)÷3の20日間指数平滑移動平均(EMA)・・・【1】
☆アッパーバンドとロウワーバンド:
20日ATR(アベレージ・トゥルーレンジ)×乗数1.5・・・【2】
アッパーバンド(上のバンド):【1】+【2】
ロウワーバンド(下のバンド):【1】-【2】
改良バージョンでは、中央ラインの移動平均がEMA化されています。
また、上下に付加するレンジ幅の平均についても、
前日終値からの「窓」も考慮に入れたTrue Rangeの平均であるATR
(Average True Range、真の値幅平均、ワイルダーにより開発)
を採用することで、
より正確にレンジ幅を評価するように改良されています。
※EMAとSMA
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/04/fx4.html
※TRとATR
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/12/atr2trfx91.html
■はいはい、で、具体的にどうやって儲けたらええねん?
基本的にはトレンドフォローの用途で使いますが、
具体的な使い方は次号でご紹介します。
■はいはい、でも自分でKeltner channel を書くのは面倒くさいのお・・・
自分で毎日ケルトナーチャネル を書くと大変です。
ケルトナーチャネル は、
アイネットFXのツールで見ることができます。
(専用アプリのi-NET TRADERをインストールしてください。口座開設で無料)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?swingtrading2010
是非ご利用ください。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の7つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
7つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 ドリームバイザー系チャート
一目均衡表、ローソク足型、ポイント&フィギュアを見るときは
ここのチャートを見ています。
高値安値に自動的に日付と値を記入してくれるので非常に便利。
おすすめです。
外為どっとコム FX Vision
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
GMOクリック証券 FXチャートGOLD
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec
フォーランド DRV分析チャート
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?foreland
【2】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime
フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
【3】 みんなのFX、MJ (初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
みんなのFX
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
MJ
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
【4】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
【5】CMS VTトレーダー(中級以上向け)
日足の終値はNYクローズ採用。
100種類以上のテクニカル分析を表示できます。
平均足、練行足の表示も可能。おすすめです。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?CMS
【6】 GFT DealBook (中級以上向け)
一目均衡表の表示が可能ですが、
旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
一目均衡表の表示にはおすすめしません。
※最新のDealBook 360だと問題なしです。
口座開設で無料で使えます。
→GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
【7】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
自分で問題解決できない初心者の方にはおすすめしません。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
ケルトナーチャネル その2
をご紹介いたします。
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