先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第522号
エリオット波動論再入門 134
波の個性 Wave Personality 8
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第521号 エリオット波動論再入門 133 波の個性 Wave Personality 7 第4波
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こんばんは。
FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は、
エリオット波動論再入門 133 波の個性 Wave Personality 7 第4波
をご紹介いたします。
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■はいはい、で、エリオットって何だっけ?
エリオットとは、
米国の伝説のテクニカルアナリスト
Ralph Nelson Elliott ラルフ・ネルソン・エリオット(1871~1948)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/Elliot.gif
のことです。
一見して真面目そうな方です。
エリオットはレストランと鉄道を専門とする会計士で、
メキシコや中央アメリカの鉄道会社、政府機関などを転々とした後、
重病に罹り、58歳で退職。
その後数年間、カリフォルニアの自宅で療養生活を送りますが、
その間に、株式市場に関する独自の理論を構築したと言われています。
その後1938年(第二次世界大戦直前)、
エリオットが書いた論文をまとめた
「The Wave Principle(エリオット波動原理)」
(Charles J. Collinsとの共著)
が出版されました。
現在広く知られているエリオット波動理論は、
この「The Wave Principle」に基づいています。
■はいはい、で、波の個性 Wave Personality って何やねん?またオカルトか?
「連続するエリオット波におけるそれぞれの波の個性は、
それが具体的に表現する群集心理の不可分の一部を反映している。
悲観から楽観へ、
そして楽観から悲観へと移っていく群衆の心理は、
波の構造の関係する時点で似たような環境を作り出しながら、
その都度同じような道をたどっていく。」
以上、『エリオット波動入門』より引用
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?elliot2014
《コメント》
要は、
・第1波動
・第2波動
・第3波動
・第4波動
・第5波動
・A波動
・B波動
・C波動
・D波動
・E波動
それぞれの波には「個性」があり、
波動の形成過程にそれぞれ特徴がある、という話です。
■はいはい、で、第4波の個性ってどういうことやねん
「同じ波の段階の第4波は第2波とは異なるという
オルターネーション(交互)の法則によって、
第4波の深さと波形は
ある程度予測が可能である。
第4波はよく横ばいの動きとなり、
最後の第5波のベースを作る波となる。
(中略)
第4波の進行中に、遅行株はすでに天井を打って下げに転じ始める。」
以上、『エリオット波動入門』より引用
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?elliot2014
《コメント》
まとめますと、
・オルターネーション(交互)の法則により、第2波とは異なる波形になる可能性が高い
※オルターネーションの法則:
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http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2016/03/_73_7_fx_461.html
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2016/04/_74_8_fx_462.html
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2016/04/_75_9_fx_463.html
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http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2016/04/_77_11a_fx_465.html
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2016/05/_78_12_a_fx_466.html
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2016/05/_79_13_afx_467.html
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2016/05/_80_14a_fx_468.html
・横ばいの動きになることが多い
・第4波の進行中に、遅行株が推進力を喪失して下落トレンドに転換する
※遅行株(遅行銘柄)とは、株価指数が上昇トレンドに転じてしばらくしてから、
ようやく上昇トレンド入りする銘柄のこと。
不況産業に属する銘柄、あるいは企業規模が大きくない「東証2部銘柄」など。
となります。
ご参考になりましたら幸いです。
なお、チャートにつきまして、
エリオット波動理論では終値を重視します。
この点、為替の日足分析で注意すべき点として、
為替は24時間地球上のどこかで取引が可能なため、
本質的に日足の始値、終値という概念がありません。
そこで便宜上、世界の金融センター、ニューヨークの終値を
日足の終値にするのが良いとされています。
この点、
FXプライム byGMO
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DMM.com証券
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みんなのFX
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マネーパートナーズ
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(以上、すべて無料で使えます)
などは、日足の終値がニューヨーク終値なので
ローソク足確認用におすすめです。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
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【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMO のぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
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フォーメーション分析入門
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【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
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【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
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【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
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【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
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■ 次回予告
次回は、
エリオット波動論再入門 134 波の個性 Wave Personality 8 第5波
をご紹介いたします。
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