先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第454号
エリオット波動論再入門 66
修正波34 Actionary Corrective Waves
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第453号
エリオット波動論再入門 65
修正波33 波の働きとモード1
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こんばんは。
FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は、
エリオット波動論再入門 65 修正波33 波の働きとモードのまとめ1
をご紹介いたします。
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■はいはい、で、エリオットって何だっけ?
エリオットとは、
米国の伝説のテクニカルアナリスト
Ralph Nelson Elliott ラルフ・ネルソン・エリオット(1871~1948)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/Elliot.gif
のことです。
一見して真面目そうな方です。
エリオットはレストランと鉄道を専門とする会計士で、
メキシコや中央アメリカの鉄道会社、政府機関などを転々とした後、
重病に罹り、58歳で退職。
その後数年間、カリフォルニアの自宅で療養生活を送りますが、
その間に、株式市場に関する独自の理論を構築したと言われています。
その後1938年(第二次世界大戦直前)、
エリオットが書いた論文をまとめた
「The Wave Principle(エリオット波動原理)」
(Charles J. Collinsとの共著)
が出版されました。
現在広く知られているエリオット波動理論は、
この「The Wave Principle」に基づいています。
■はいはい、で、波の働きとモードって何やねん?
「本章の初めのところで、
波の2つの働き(アクションとリアクション)と、
波が担っている構造的な動きの2つのモード(推進と修正)
について言及した。
ここではそれらすべての種類の波についておさらいし、
それぞれの表記をまとめてみよう。
・アクション波の表記は、1、3、5、A、C、E、W、YおよびZ
・リアクション波の表記は、2、4、B、DおよびX」
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以上、『エリオット波動入門』より引用
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《コメント》
復習です。
アクションとリアクションについてはこちら
→
エリオット波動論再入門 21 波の働き ActionとReaction
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2015/03/_21_actionreaction_fx_409.html
推進と修正についてはこちら
→
エリオット波動論再入門 5 波のモード MotiveとCorrective
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2014/11/_5_motivecorrective_fx_39.html
「アクション波 (Actionary Waves) 」 とは、
それ自身がその一部となるより大きな段階の波と
同じ方向に向いている波です。
一方、「リアクション波 (Reactionary Waves) 」とは、
それ自身がその一部となるより大きな段階の波のトレンドと
逆方向を向いている波です。
いわば、形式的な側面を重視した分類です。
・アクション波:1、3、5、A、C、E、W、YおよびZ
・リアクション波:2、4、B、DおよびX
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それに対して、
「推進と修正」の分類は、
波が担っている構造的な機能を重視したものです。
具体的には、
推進波とは、文字通り大きなトレンドを推進する波、
修正波とは、大きなトレンド(推進波の方向)とは逆行して、
その流れを中断するものです。
波の本質的な意義に着目する分類と言えます。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/img2014/mode.png
・広義の推進モード:1,2,3,4,5(上昇5波動全体)
・狭義の推進モード:1,3,5
・広義の修正モード:A,B,C
・狭義の修正モード:2,4,A,B,C
ここで第2波動、第4波動が推進モード、修正モード、
両方で登場している点が不思議ですが、
第2波動、第4波動は、本質的に
推進、修正、両方の矛盾する性質を孕んでいる、ということです。
このため、第2波動、第4波動は、複雑な値動きになることが多い
と言われています。(特に第4波動)
また、リアクション波(2、4、B、D、X)は、
全て修正モードですが、
アクション波(1、3、5、A、C、E、W、Y、Z)は、
全てが推進モードというわけではなく、
修正A波のように、修正モードで動くものもあります。
この点について、次号で詳しくご紹介いたします。
なお、チャートにつきまして、
エリオット波動理論では終値を重視します。
この点、為替の日足分析で注意すべき点として、
為替は24時間地球上のどこかで取引が可能なため、
本質的に日足の始値、終値という概念がありません。
そこで便宜上、世界の金融センター、ニューヨークの終値を
日足の終値にするのが良いとされています。
この点、
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DMM.com証券
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マネーパートナーズ
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(以上、すべて無料で使えます)
などは、日足の終値がニューヨーク終値なので
ローソク足確認用におすすめです。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
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【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMO のぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
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チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
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【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
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■ 次回予告
次回は、
エリオット波動論再入門 66 修正波34 アクション波で修正モード
をご紹介いたします。
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