天才投資家ジム・ロジャーズのインタビュー記事がありましたので
ご紹介いたします。
ジム・ロジャーズ独占インタビュー「私もしばらくは日本株を買い続ける」 世界3大投資家には、その先まで見えていた ついに来た!「株価2万円超えのこれから | 経済の死角 | 現代ビジネス [講談社]
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42501
「刷ったおカネはどこかに行きつくものです。そこに円安が重なって輸出産業の業績も絶好調ですから、トヨタやファナックといった株が高値になることは当然でしょう。」
「日経平均がどこまで上がるのかは、日銀があとどれくらいの期間、どれくらいの量のおカネを刷るかにかかっています。日経平均が2万円を超えてもビックリしません。」
「実際のところ、私は現在、アメリカ株は買っていませんが、日本株は買い続けていますよ。」
「このように市場が活況を呈していると、インデックスを観察するだけでも儲けのチャンスが見つかるものなのです。」
「3兆ドルをプレゼントしてもらえば、誰だってハッピーになります。FRBがそれだけのおカネを刷って、ばらまいているから、おカネが回ってくる人たちはハッピー。ただそれだけで、実体を伴っていない。だから私は今は、アメリカ株を買いません。」
「強気相場を終わらせるには、3~4回は金利を上げなければならない。」
「あと2~3年で金利は上がり始めるはずです。」
「一つ確実に言えることは、本来、家を買えるはずもなかった低収入の人が低金利のおかげで何軒も不動産を買うなんてことは、金輪際なくなるということ。」
「適正な(為替)レートなど、実際は存在しない」
「(為替)レートは政府がどれくらいのおカネを刷るのか、政府がどのくらいの借金を抱えているのか、世界の人々がどれくらい円という通貨の価値を認めているのかということにかかっていますが、それはとても不安定なものなのです。」
「市場の誰もが円について弱気になっていたら、いずれ円の価値は反発して上がってくる。それが市場の摂理というものです。」
「仮にギリシャが破綻してデフォルトになったとしても、株式市場の上昇傾向が止まることはありません。」
「金融緩和の悪影響が現れ始める頃には、もう手遅れになるでしょう。このような状況は、もってあと1~2年です。欧州経済は非常に危うい。」
「私はこれから1~2ヵ月の間に中国株を買う予定です。それから先月はロシア株を買い増しました。他の新興国の状況も悪くないはずです。」
「いったん人口減少のようなマクロレベルでの大きな懸念材料に注目が集まると、投資家たちは日本を見捨てることになる。」
「日本人が外国人を好きになれないということはわかります。しかし外に向かって資本市場を開放しておかなければ、100年後には日本という国は滅亡している可能性すらあります。」