先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第340号
一目均衡表再入門20 時間論8 対等数値1 概要
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第339号
一目均衡表再入門19
時間論7 基本数値検証編 日経平均
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は、
一目均衡表再入門19 時間論7 基本数値検証編 日経平均
をご紹介いたします。
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※おまけ 一目時間論計算シート最新版(エクセルファイル)
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※↑のエクセルシートは日本の株式市場には使えません。
日本の祝日もカウントしてしまうため。
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(細田レポートを読むにはFOREX Traderの口座開設が必要(無料))
■一目均衡表って何だっけ?
一目均衡表は、
一目山人(本名:細田悟一氏 1898年-1982年)が
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/iOqW2o5SkGw.png
1935年(昭和十年)※ に
都新聞(現在の東京新聞)で発表したテクニカル分析体系で、
その名は、相場の趨勢・バランスが 「一目で」 わかる
ということに由来すると言われています。
※日本語版wikipediaには、1936年と書いてありますが、
原著『一目均衡表』の前書きに、「昭和十年都新聞紙上に、
「新東転換線」と称して発表したものであります」
とあるので、1935年(昭和十年)で間違いありません。
英語圏では、そのまま「Ichimoku Kinko Hyo」、
或いは「A Glance at an Equilibrium Chart」などと呼ばれています。
「Ichimoku Kinko Hyo」 - Google 検索
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?ichigoog
一目均衡表は、
・時間論、
・波動論、
・値幅観測論
を三大骨子とし、
それらを三位一体として総合的に分析するのが肝要とされています。
「均衡表が持つさまざまな力関係
(転換線、基準線、遅行スパン、先行スパン1・2の意味合い、
時間関係、
価格の変動、
波動構成、
相場全体と個別の関わりなど)
を探求し、最終的にこれを総合化して
まず「相場の現在性」(相場が現在持っている力)を
知りなさい、と説いておられる。」
『一目均衡表の研究』より
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?ichimoku
「一目山人翁のいう「株価の現在性を知る」とは、
現在の株価(価格)それ自身が持っている力(現在性)を知る
ということです。
これは、簡単にいえば、
売り方と買い方のいずれが勝ち、
または負けているかを知るということであり、
実はこれを知りさえすれば
ほぼ十分であるとさえいえるのです。」
『一目均衡表の研究』より
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?ichimoku
■はいはい、で、時間論ってなんやねん?
一目時間論は、
いわゆる「変化日」あるいは「日柄」を分析するものです。
相場の転換はいつなのか、
目標値の達成はいつごろなのか、
これらを予測するための具体的方法論が、
一目均衡表時間論になります。
具体的には、
・基本数値(9、13、17、26、33、42、65、129、172、200~257)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/ichimokukihonsuuchi.png
・対等数値(波動の形成にかかった任意の日数)
を二つの柱として、日数を分析します。
なお、時間分析は欧米では、
・エリオット波動理論 波動サイクル
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/12/_fx36.html
(コンドラチェフ波動、ジュグラー波動、キチン波動)
・エリオット波動理論 フィボナッチ・タイムターゲット
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/03/16_fx50.html
・ギャン理論 ギャン・アングル
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/10/_fx29.html
・サイクル分析(現代ではこれが一番メジャーかと思います)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2011/06/_4_316fx_214.html
などが広く知られています。
一目山人翁は、
「相場の主体は時間にあり、
価格は結果として従う。」
と喝破しました。
一目均衡表という哲学の核心、命が、
この時間論にあるとされます。
一目山人の高弟であられた佐々木英信氏は
以下のように述べておられます。
「最も大事な考え方は、時間論にある。
師が最も力説されているのは、
この時間こそが相場そのものである
という点にある。」
『一目均衡表の研究』より
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?ichimoku
「一目均衡表の骨子は時間論にあります。
一言でいえば「相場の主体は時間にあり、
価格は結果として従ってくるものだ」という大命題によって
その体系が成り立っているのです。
筆者も長年の研究の中で、
このことは常に痛感するところです。」
『一目均衡表の研究』より
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?ichimoku
■はいはい、どうせこんなもん机上の空論のオカルトだろ、常識的に考えて・・・
現代の日経平均株価で、基本数値が本当に機能しているのかどうか、
検証してみました。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgd0020.jpg
《コメント》
100%の的中率ではないにしても、
意外といいポイントをとらえているように思えます。
42日の転換をほぼ的中させているのも興味深い点です。
なお、注意点として、
・市場が開いている営業日をカウントすること
・起算日を1日目として両端入れでカウントすること
・変化日は必ずしも反転を意味するわけではなく、続伸・加速も含む
・その日ピンポイントだけではなく、前後数日も含めた「変化時間帯」と考える
これらの点に注意してください。
なお、今回の分析には、
カブドットコム証券のウルトラチャートを利用させて頂きました。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?kabucom
今回は2013/5/23の高値を起点にしましたが、
2013/6/13の安値を起点にしたらどうなのだろう、
あるいは、2011/11/25の大底を起点にしたらどうなのだろう、
など調べてみると面白いです。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
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フォーメーション分析入門
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【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
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外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
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【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
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【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
(オススメ業者はAlpari、ワイジェイFX)
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
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■ 次回予告
次回は、
一目均衡表再入門20 時間論8 対等数値 概要
をご紹介いたします。
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